こんにちは、ミーナです。OurAgeコラムではちょっとした沖縄・八重山ブーム?!おでかけ女史組のmidoriさんもayaさんも、コラムに書いてますよね。3番煎じになりますが、ミーナの八重山・竹富島滞在です。
あいにくの曇り空だったので少々写真が暗いのですが、本来の竹富島は数倍きれいですよー。
いつものごとく、弾丸週末旅のミーナ。睡眠2時間、羽田6:30発の石垣島直行便で、到着日からフル稼動の予定。リラックスしに行くんだか、なんだかよくわからない、とも思うのですが、旅という体験そのものにエネルギーがもらえるんです。機内では爆睡、飛行場からは一路離島ターミナルへ。ずいぶん沖縄に行ってるミーナですが、なんと竹富島は初上陸。ほとんどがダイビング旅なので、ダイビングがメインじゃない島は、ついつい老後?の楽しみにまわしていたのでした。
竹富島といえば、白砂の小道、珊瑚の塀にブーゲンビリアの花、赤瓦の伝統家屋、と沖縄の原風景が残る島として有名ですね。ミーナも、ずっと憧れていました。弾丸旅は、ダイビング抜きでまったりしたい・・・。竹富はこじんまりした島で、超有名観光スポットがあるわけでもなく、繁華街もない、のんびりするのにはぴったりだと思って。おまけに直行便のある石垣島から船で10分、アクセスも抜群。みなさんも、行きたくなったでしょ。
ゆるやかな「島時間」を楽しむなら、ゆったりした宿泊も大事。離島では気のおけない民宿に泊まるのも好きなんですが、今回は弾丸ステイだったので、思い切ってリゾートに。あの「星のや竹富島」に泊まっちゃいました。ちょううど「命草(ぬちぐさ)滞在」というプログラムを実施中だったのも、ポイントです(~5月末までの予定)。
沖縄では昔から、島特有の薬草(ハーブ)が人々の健康を守っていたとか。今でも家庭の庭には薬草が植えられ、親しまれているそう。星のやではそんなハーブを「命草」と呼び、島人の知恵をいかしたウェルネス滞在を提案しています。
「命草菜園」付きの客室に泊まって、自分で摘んだフレッシュなハーブでお茶を入れたり、ハーブ風呂にしたり、また、ホテルのキッチンガーデンで摘んだハーブでハーブソルトを作ったり、伝統ハーブの月桃のオイルでスパ・トリートメントを受けたり・・・もちろん、食事にもハーブがふんだんに。まさに、ハーブ三昧の滞在なんです。
まずは、「星のや竹富島」をご案内~
「離島の集落」がコンセプトなだけに、客室から珊瑚の塀に至るまで、全て[竹富島景観形成マニュアル]に従った、伝統建築の赤瓦・木造一戸立てです。全戸南向きに立ち並び、家の南側が開放されて、心地よい風が北側に抜けていきます。板張りまたは琉球畳のリビングで、寝転んだり、自由にきままに過ごせます。ハーブの茂るガーデンを眺めつつ、早朝便の睡眠不足でついウトウト。でも、その前に、自分で摘んだハーブのお茶を飲んでみなくちゃ。
最初は、星のやのハーブマイスターに教えていただいた、おすすめブレンドから。ダークオパール・バジル、ローズマリー、フェンネル、アップルミント。お湯を注いでしばらくすると、なんともいえない薄紫色に。お茶の色を見ているだけで、癒されます。ちょっと青くさいフレッシュな香りが立ち上り、フェンネルとローズマリーが効いて味のアクセントに。滞在中は、他にも様々な自己流ブレンドを楽しんじゃいました。
ミント多めのすっきりブレンドにもトライ。たくさん摘んで、枕元にも活けてみました。自分で摘むのが楽しくて、ハーブづくしを堪能。
一休みしたところで、「集落」をお散歩しながら遅めのランチへ。先が見通せない、珊瑚塀の路地を本能にまかせてぶらぶら、いつのまにか、レストランなどがある「集いの館」前の芝生の広場に出ました。くぼんだ広場の中央にあるのが、この印象的なプール。「集落」ではなるべく人工的なものを排したいということで、こんな湧き出る泉をイメージしたプールになったそう。なんだか和む眺めですね。実は温水で、しかも自己責任で24時間利用可能だそう。まだ寒いと思って、水着は持って来なかった。残念!夜、満面の星空を見上げながら、水面にぷか〜り浮かんでみたかった!
文字通り、島の畑の恵がいただける「畑人(はるさー)ブランチ」から、2品ご紹介。パスタは、沖縄で昔から「長寿の薬草」として伝わる長命草とバジルをあわせたもの。メインのサラダは、摘みたてのハーブがふんだんに。平飼いされた健康的な鶏の半熟卵を、からませていただきます。ほかに、フレッシュジュース、島豆腐のスープもついて、ヘルシー度満点。
ランチ後は、楽しみにしていた「ハーブソルト」作り。
ハーブソルト=「命草塩」は、料理にあわせた5種類のレシピ。豚肉用、牛肉用、生魚用、火を通した魚に合わせるものと、海老に合わせるエスニックな風味のもので、それぞれハーブのブレンドが異なります。どれもフレッシュハーブ20gに塩80gが基本ですが、ハーブの量はお好みでOK。塩はお隣石垣島のもので、この塩だけでも美味しかった~。
ミーナは、牛肉用と生魚用の2種類にチャレンジ。といっても、手順はいたってシンプル、塩にハーブを少しづつ加えて、摺り摺りするだけ。キッチンガーデンで摘み立てのフレッシュなハーブだけあって、立ち上るハーブの香りに包まれます。あまりに食欲をそそる香りなんで、ついペロリ。ミネラルたっぷりの塩の旨味と合わさって、さわやかだけど、奥深い味でした。一晩、トレイで乾燥させて、完成!
翌日、こんなに立派にパッケージされていて、ちょっと感激。とても素敵な旅土産になりました。
この後は、スパでとろけます~
スパ、デイナー、~翌日の島内ミニ観光は、いずれまた書きますね。
星のや竹富島