タイの大人スパ旅、行くならココへ!
旅行大好き、南の島やアジアのリゾートがやっぱりいい!ミーナです。中でもタイ渡航歴は15回くらい。エアーの便が多くて行きやすくて、ゴハンがおいしくて、素敵なホテルがいっぱいあって、そして何よりも、スパやマッサージが充実。そんなタイのスパ事情を、タイ大好きなトラベル・ライター、坪田三千代(つぼみち)さんと語る2回目です。(1回目の記事はこちらへ)
ミーナ 今回は、OurAge世代におすすめしたいタイのスパを、デスティネーション・スパ(トリートメントの目標が達成できる、スパだけを目的にして滞在しても満足できるリゾート)を中心にして、海方面、山方面、そして、バンコクからご紹介しましょう。
ミーナ まず、海方面では、タイ王室御用達のリゾート地としても知られるホアヒンから。
バンコクの南西200キロに位置し、スワンナプーム国際空港から車で約3時間というアクセスの良さも魅力です。ホアヒンといえば、数々の国際的な受賞歴を誇るデスティネーションスパ、「チバソム」。ビューティ系のエディターやライターさんでリピートする人も多いヘルスリゾートですよね。
つぼみち 今年で「チバソム」も創業20周年とか。周年記念で、7種類の特別なヘルス&ウェルネス・パッケージが登場してますよ。人気プログラムである、お腹へのタッチを中心としたホリスティックなセラピー、チネイザン(氣内臓療法)に加えて、腸内洗浄、ディープティッシュー・マッサージなどを含み、解毒効果が期待できる、3泊の『ショートブレーク・クレンジング』などが気になります。
ミーナ 最近、よりメディカルなアプローチが充実、おこもりしてしっかりメンテナンスしたい人に人気ですね。「チバソム」でいただけるスパ・キュイジーヌは、いわゆる平板なヘルシー料理ではなくて、食欲をそそる美味しい料理だそう。実際に行った人たちからの、評価が高いですよ。定期的に訪れて、美&健康にこだわる重役やセレブ夫妻が多いというのも、納得。
■チバソム
デスティネーション・スパのパイオニア的な存在で、ビーチに面したラグジュアリーなヘルスリゾート。東洋の理念と西洋の診断方法を組み合わせたプログラムで、マインド、ボディ、スピリットを総合的にトリートメント。ダイエット、ストレス解消、アンチエイジングなど、目的にあわせたパーソナルなプログラムやトリートメントを組んでもらえる。「ダイエット」を試みるゲストには、栄養士が目的に応じて効果の高いプログラムを、また「メディカル」分野でもストレス由来の病気の改善、禁煙指導なども提供。医師、看護師、専門家を常駐させ、インドのアーユルヴェーダ、中国のチ・ネイ・サン(氣内臓療法)、日本の霊気などホリスティック療法で、未病を改善し、高レベルの確かな〝健康美〞を目指す。プールで行う、ワツ・トリートメントも人気。
つぼみち ホアヒンでは、「ハイアットリージェンシー ホアヒン」のスパ『ザ・バライ』も結構好きです。アジアンリゾートの代表的な建築家のひとりレック・ブナグ氏のデザインで、暗闇からまばゆい水の宮殿へと抜けるアプローチが素敵。8室のみのレジデンシャル・スパ・スイートに泊まれば、ゆったりとトリートメントを堪能できます。
ミーナ ホアヒンは空港からバスですぐに行けるので、週末旅で訪れることもあるビーチリゾート。『ザ・バライ』、日本では絶対ないような、かっこいい施設ですね。つぼみちさんのオススメとあれば、今度行ってみなくては。
■ザ・バライ/ハイアットリージェンシー ホアヒン
18室あるトリートメントルームは、レインシャワー、タイ式トリートメント専用のエリア、ヴィシーシャワーなど施設も充実。スパ・コンシェルジュがゲストの体調やリクエストに基づいて、水・地・風・火の4つのエレメントに基づいたトリートメントを選んでゆく。レジデンシャル・スパ・スイートは、プランジプールやバルコニーを備えた2階建のつくりで、ゆっくりスパ滞在をしたい人におすすめ。
ミーナ 高級リゾートが数多くあるサムイ島にも、いろいろとレベルの高いスパがありますよね。ちょっと面白いところでは、「カマラヤ・コ・サムイ」。敷地の真ん中には、200年以上昔から僧侶が瞑想をしているという洞窟があって、スピリチュアル感いっぱいです。リゾートの創設者はこの洞窟にパワーを感じて、この地にウエルネス・リゾートをつくったのだそう。ゲストもこの洞窟で瞑想することができます。
つぼみち 世界的なヨガマスターやサイコロジストを招いてのワークショップがあったりして、ウエルネスのなかでも、より自然派で精神的なメソッドを好む人が「カマラヤ・コ・サムイ」に集まるようですね。
ミーナ 同時に、最新鋭のマシーンやしっかり泳げるラッププールも備え、あらゆるニーズに応えてくれます。残念ながら滞在したことはなく、視察に訪れただけですが、地形をいかしたリゾートの景観がすばらしく、満室でも人の気配が少なく、心底リラックスできそうでしたよ。食事は基本、デトックスが目的のベジタリアンなんですが、体をしっかり作りたい人のためには肉や魚メニューも。1人できている人(男性も)もけっこう多かったのが、印象的でした。今度は、滞在してみたいな~
■カマラヤ・コ・サムイ
ホリスティックなウエルネスをコンセプトにしたリゾート。問診表、検査と分析を経て、ドクターがプログラムを作成。アーユルヴェーダや中医学、ナチュロパシー、ホメオパシーなどをカスタマイズした自然治癒力に働きかけるセラピーが受け得られる。滞在中の食事も、それにそってアドバイス。ヨガ、ピラティスからマシーンでのワークアウトまで、様々な運動療法にも力を入れている。小さなビーチに面した緑豊かな斜面に部屋や施設が配置され、リゾートとしてのレベルも高いので、のんびりリラックスするだけでも癒される。
つぼみち サムイ島では、デイスパですけれど「タマリンド・スプリングス」も大好きです。熱帯植物と花崗岩に囲まれた美しい景観のなかにあり、ハーバルスチームの洞窟サウナとひんやりした岩のプールの間を行ったり来たりする『スチーム・アンド・ドリーム』が、快感度マックス!
ミーナ 私も「タマリンド・スプリングス」大好き!とにかく大自然そのものの開放感がすばらしいですよね。洞窟スチームと泉を繰り返す合間にタイの軽食をいただき、すっかりデトックスした後は、風が吹き抜けるヴィラでのトリートメントが待ってます。タイマッサージに、アロマオイルマッサージなど、メニューが選べます。併設の小さなレストランの食事も、侮れません。ヘルシー度も味も満点、食事だけの利用もできるので、ぜひ。
■タマリンド・スプリングス
自然のパワーを堪能できるデイスパ。環境にやさしく負荷の少ない方法で運営されている。東洋と西洋のメソッドを融合させた各種トリートメントのほか、ヨガクラスも充実。熱帯のガーデンに点在する、自然と融け込むような6室の宿泊用ヴィラもある。カフェも併設、 現地の食材を使用したヘルシーで美味しいタイ料理を提供。
https://www.tamarindsprings.com/jp/
ミーナ 南部のプーケットもリゾートが多いし、独立したデイスパも多いですよね。でも名実ともにディスティネーションスパと呼べるのは、「バンヤンツリー・プーケット・スパ・サンクチュアリー」でしょうか。
つぼみち 「バンヤンツリー・プーケット」は、今のアジアンスパブームの先駆けとなったリゾートの一つですね。西洋のスパとは一線を画し、オイルやハーブを使用し、タイやバリの伝統的な癒しのトリートメントを世界に広め、”アジアン・スパ・リゾート”を確立したのが”バンヤンツリー・スパです。隣接する「バンヤンツリー・プーケット・スパ・サンクチュアリー」は、スパ部門がより進化したプロパティ。
ミーナ スパプールヴィラは、11.5メートルもの大きなプールがついていて、浸かるだけじゃなくて、しっかり泳げそうですね〜! もちろん、専用のスパルームも完備。
つぼみち バンヤンツリーは、独自の『スパ・アカデミー』というスパの学校持っているので、確かなテクニックを備えるセラピストが多いという定評です。
■バンヤンツリー・プーケット・スパ・サンクチュアリー
デイユースも受け付けるバンヤンツリー・スパは、スパルームが25室ほど、セラピストが50人ほどいる大規模施設。トリートメントメニューも多種多様。スパが運営する「スパ・サンクチュアリー」では、550平方メートルの敷地をもち、広々としたプールや、スパのトリートメント・ルームが完備された、スパ・プール・ヴィラでのラグジュアリーな滞在が人気。
http://www.banyantree.com/en/ap-thailand-phuket-spa-sanctuary
ミーナ プーケットと言えば、「アマンプリ」の『アマン・スパ』をお忘れなく。2001年に出来た『アマン・スパ』は、「アマンプリ」のエントランスの向い側にあり、それ自体が別のリゾートのよう。朝からバスローブ姿でやってきて、1日ここで過ごすゲストも多いらしいです。ハーブのスチームサウナが、香りがよくてすごく癒されるんです~。トリートメントをいくつか受けたことがありますが、どれもとってもよかったですよ。敷地が広く、くつろげる場所もたくさんあります。
つぼみち 「アマン東京」のスパでも売っていますが、『アマン・スパ』のオリジナルプロダクツは、本当にクオリティが高いですね〜。『アマン・スパ』は、スタッフもちゃんとウェルネスライフを実践、健康と美に真剣で、ゲストには贅沢な時間を提供してくれるとことが素晴らしいです。
■アマンプリ
アマンで最初に出来たリゾートで、デザインでもサービスでもフラッグシップとなっているプロパティ。椰子の樹々に囲まれた、タイ文化に敬意を表したデザイン。『アマン・スパ』は、ゆったりした敷地に6室の独立したパヴィリオンを備える。多彩なメニューからテイラーメイドでプログラムが組める。
http://www.amanresorts.com/amanpuri/home.aspx
ミーナ 海方面には、まだまだ素敵なスパがありますが、お次は山方面へ・・・
つぼみち 中医学の理念に基づいたウェルネスリゾートが、チェンマイの「タオ・ガーデン」。ここは、まだ行ってないのですが、ぜひゆっくりと滞在してみたいです。特にデトックスメニューが充実しているらしくて、世界中でここだけでしか受けられないオリジナル流のチ・ネイ・サンや太極拳などに惹かれます!
ミーナ 北部の古都チェンマイは、寺院が多く、緑豊かな山も近いので、落ち着ける土地柄ですよね。高地は涼しいので、新鮮な野菜も豊富。この地方独自のイサーン料理はハーブの使い方が絶妙で、ヘルシーなのもうれしいです。
■タオ・ガーデン
空港から車で約30分。緑に抱かれた田園地帯にあるウェルネスリゾート。3食ともブッフェ形式で、自家栽培している有機野菜を中心としたヘルシーフード。腸内洗浄、オゾン療法、内蔵マッサージ、アーユルヴェーダなども受けられる。
ミーナ チェンマイでは「ダラデヴィ・チェンマイ」のスパ『ザ・デヴァ・スパ・アンド・ウェルネスセンター』も秀逸ですね。「ダラデヴィ・チェンマイ」自体もとても広いですが、スパも3100平方メートルと広大。ランナー様式(古代ミャンマーの王朝)のお寺を模していたり、とドラマティックな建築美が圧巻。
つぼみち 「ダラデヴィ・チェンマイ」は、エントランスからスパまで、他では体験できないエキゾティック感満載の迫力ぶりですよね。今年の秋にプライベートで宿泊する予定ですが、スパもたっぷり堪能したい!
■ダラデヴィ・チェンマイ
チェンマイ郊外、24万平方メートル余りの広大な敷地をもつ。戸建てのヴィラからホテル棟まで、北タイのランナー風、コロニアル様式など、4つの異なる建築様式で建てられていて、水田もあり、まるで敷地全体が一つの町のよう。スパは、18室のスイートがあり、トリートメントメニューやプログラムも多彩で、アーユルヴェーダが特に充実。プールの浮力を応用した、ワツ・トリートメントも。
つぼみち 他には、「フォーシーズンズ リゾート チェンマイ」のスパも大好きです。スパパヴィリオンは、アジアンリゾート建築で著名なビル・ベンスリーの美しい秀作で、タイ式のハーバルスチームサウナがとっても気持ちがいい!
ミーナ あそこのスチームサウナは、伝統様式だけれど、施設そのものは現代的なので、とっても快適ですよね。香りもとても心地いい。施設もすてきで、ラグジュアリーなんだけど、そこら中にお花が飾られていて、居心地の良い時間が過ごせますね。
つぼみち タイの伝統療法を取り入れたトリートメントは、よく考案されていてとっても贅沢な気分で時間を過ごせます。フォーシーズンズのセラピストは、世界中どこでも技術とホスピタリティのレベルが高いです。
■フォーシーズンズ リゾート チェンマイ
水田を模した敷地を囲んで、ゆったりとした広さの贅沢な宿泊パヴィリオンが立ち並ぶ、のんびりとした雰囲気にファンが多い。クッキングスクールも人気が高い。スパは、ランナー様式の寺院を思わせる美しい異空間。整った施設のトリートメントルームが7室あり、プライバシーが守られた環境。ヨガのクラスの他、3〜5日間のパッケージもあり、しっかりチャージできる。
http://www.fourseasons.com/jp/chiangmai/
ミーナ 「フォーシーズンズ」といえば、話は戻りますが、サムイ島のプロパティも素晴らしいですよね。椰子林の斜面に立つヴィラは、全戸プール付きでオーシャンビュー!部屋のテラスでぼーっと景色を眺めているだけでリフレッシュできますが、スパがまたよいの。ビーチリゾートなんだけど、豊かな自然をいかしたスパは、熱帯雨林の趣き。最新ニュースは、ミニサイズのムエタイ(タイ式ボクシング)のリングでのエクササイズ!
■フォーシーズンズ リゾート コサムイ
熱帯雨林に囲まれた5棟のトリートメント・サラは、それぞれがカップルでも使用可能。チャクラにクリスタルストーンを使ったり、満月、新月を意識したものなど、ユニークなメニューが豊富。心地よい潮風に身を任せられる、ビーチサイドでのマッサージも人気。3日間のリトリート・パッケージも。
http://www.fourseasons.com/kohsamui/
つぼみち そろそろ、首都バンコクのスパ情報も・・・
ミーナ バンコクでは、やっぱり「マンダリン・オリエンタル・バンコク」の『オリエンタル・スパ』が、歴史的にも格としても筆頭でしょうか。あの、本館の方からボートでチャオプラヤ河を渡ってスパに行く、という設定が、なんとも優雅。
つぼみち ですよね〜、あの船に乗っている段階でワクワク度が募り、すでに癒されます(笑)。
ミーナ 100年前のチーク材の家屋を復元したスパの建築も素敵だし、タイに来たな〜、という実感がするスパですよね。もちろんトリートメントも最高峰レベル。間違いはない!ですね。ちょっと昔の話にはなってしまうのですが、スパ・ランチ付きの半日パッケージ・トリートメントを受けたことがあって、食事の美味しさもすごく印象に残ってます。本格的で辛いんだけど、ヘルシーで上品。さすがって感じでした。
つぼみち 確かカップル専用のスイートも4室くらいあるし、モロッコ式のラスールも受けられるし、プールでのアクアトリートメントなどもある。設備も整っていますよね。
■マンダリン・オリエンタル・バンコク
バンコクのチャオプラヤ河沿いに立つ、歴史ある五つ星ホテルは、バンコクのランドマークの一つ。『オリエンタル・スパ』は、瞑想、マッサージ、ナチュラルハーブ療法などタイ伝統の健康法に加えて、世界的にも最新の設備とメソッドを誇る。
http://www.mandarinoriental.co.jp/bangkok/
ミーナ バンコクには、ホテル内スパや一軒家の独立系スパなどいろいろありますが、ホテルでは、「デシュタニ・バンコク」の『テワランスパ』もとってもよかったですよ。スパの雰囲気もいいし、セラピストも熟練の人が多いようで満足できました。
つぼみち 私も、『デラワンスパ』でのトリートメンとは、とってもよかった! インテリアにも洗練された優雅さが感じられますよね。
■デシュタニ・バンコク
デシュタニは、タイの王室御用達の五つ星ホテル グループ。デシュタニ・バンコクは歴史あるフラッグシップ。『デラワンスパ』は、コンテンポラリーで洗練されたデザインが魅力。バンコクの富裕層にも支持されている。
ミーナ そして、バンコクの私の行きつけのマッサージ店を、特別に紹介しちゃいます!タイマッサージの総本山ワットポーのマッサージスクールの直営「ワットポー・マッサージスクール スクムビット校・直営店39」です。BTSプロンポン駅から3分、スクムビットで買い物をしたときや、観光のついでに寄れるのがよくて、基本的に誰にやってもらっても外れがないの。料金の安さも感動もの! 39とは、ソイ(路地)39に位置しているから。
■ワットポー・マッサージスクール スクムビット校・直営店39
タイ古式マッサージが1時間で250バーツ、古式マッサージ75分+ハーバルボールマッサージ45分の2時間で800バーツ。マッサージ師は選りすぐりの達人が多い。日本人スタッフもいる。
つぼみち 新しめのホテルで、スパもとってもいいな、と思ったのが「ザ・サイアム」。オーストラリア製の自然派プロダクトの「ソダシ」を使ったスパで、その名も『オピウム(阿片)・スパ』と誘惑的。いろいろな意味でレベルが高いです。タイ風というよりは、モダンテイストの大人っぽいスパですが、施設もゆったりして、今、注目されています。ムエタイからインスパイアされたムエタイマッサージと取り入れたプログラムなどもありますよ。
■ザ・サイアム
チャオプラヤ河に面した、隠れ家的な高級ブティックリゾート。タイの富豪によるファミリー経営で、プライベート感の高い滞在が楽しめる。『オピウム・スパ』は、黒を貴重にしたシックな雰囲気。5室あるトリートメントルームは、ゆったりと贅沢なつくり。
ミーナ 先日の出張で宿伯先だった、サイアム・ケンピンスキーホテルの『ザ・スパ』もとっても良さそうでしたよ。2015 World Spa & Wellness Awardsで、 “Hotel Spa of the Year – Asia & Australasia” の栄冠に輝いていますね。都会のリゾートがコンセプトなだけに、中庭は大きなガーデンプールと緑の芝生や立派な木立の癒しの空間。本当にリゾートしてるんです。お部屋も、バルコニーもゆったりしたつくりで、ずっとホテルにいたい気にもなるのですが・・・なんと、サイアム・パラゴンというおしゃれショッピングモールと直結。
つぼみち スパを受ける時間を、ちゃんと確保しなくてはダメですよ。スパで使用の製品も、タイの人気ブランド「ハーン」のものというのも、レベルの高さがわかりますね。
ミーナ スパのフロアに降り立っただけで、アロマテラピーのよい香りが漂ってきて、うっとり~。ラグジュアリーなホテルなので、トリートメントルームやトリートメントの前後に自由に使えるリラクゼーションルームも、広々としていてよかったですよ。次にバンコクに行く時は、スパを受けてみたいな。
■サイアム ケンピンスキー ホテル
王族の住まいの蓮池の跡地に建てられたホテルは、バンコク最大の繁華街に位置するとは思えない、緑あふれる中庭が印象的。ホテル同様、ゆったりラグジュアリーな『ザ・スパ』では、タイ式~フェイシャルまで、多彩なトリートメントが受けられる。セラピストと相談して、その人の春夏秋冬の四季のタイプを見極めて、施術を組み立てるオーダー形式のものも。2015年のHotel Spa of the Year アワードを記念した2つのスペシャルなパッケージも実施中。
http://www.kempinski.com/en/bangkok/siam-hotel/welcome/
ミーナ 話していると、どこも、また行きたくなってしまいます。タイのスパには、誘惑がいっぱい!ですね(笑)。
坪田三千代
profile
タイ渡航歴30回超。仕事でもプライベートでも、タイ旅好きなトラベルライター。スパはもちろん大好きで、アジアスパ歴は20年余り
文/坪田三千代 イラスト/かくたりかこ