こんにちは!
7月に開催されたセミナー「夏でもくずれない! 魔法のベースメイク術」。
今回はそのレポートをお送りします。
会場はコートヤード・マリオット銀座東武ホテルのスイートルーム。
銀座や汐留エリアが一望できる素敵なお部屋です。
そして講師はア フィール代表の正木万美子さん。
人気ヘアメイクアップアーティストの嶋田ちあきさんのもとで経験を積まれた方でOurAgeグッドエイジングセミナーではすでに「基礎から学び直す大人のメイクアップ教室」、「シミよ、くすみよさようなら! コンシーラー徹底活用術」の講師をお願いしてきました。
分かりやすくて実践的な内容はもちろん、「気さくな人柄で質問しやすい」と正木さんのセミナーはリピーターも多数!
ひときわ暑いこの夏、メイクのお悩みと言えば、ズバリ、メイク崩れ。
汗や皮脂、強い紫外線、エアコンで乾燥した室内などこの時期は崩れの原因のオンパレードですよね。
そこで今回は、真夏でも崩れにくいベースメイク法がテーマ。
肌に軽いパウダリーファンデーションでささっと手軽につくれ、まるでリキッドファンデーションのようにピタッとフィットして崩れにくいといから驚きです。
ではいよいよレッスンの開始です!
開口一番、正木さんから大事なポイントが。
「メイク前の保湿、夏もしっかりしましょう」
湿気や汗で肌がべたつくので十分肌は潤っていると判断しがちな季節ですか、次の手順でまずはしっかり保湿を!
化粧水→美容液→乳液→オイルコントロールタイプの部分用化粧下地(Tゾーン・小鼻・頬の毛穴)
(※乳液に保湿成分が含まれていれば美容液は省いてもOK)
肌を潤わせてキメを整えておけば、メイクも崩れにくくなるそうですよ。
十分に保湿をしたら、いよいよベースメイクです。
① 下地をのせる
ポイントは顔の中心部分、目の周りに特に丁寧に下地をのせること。
薬指を使ってトントントン……と2ミリ単位で指を目尻から目頭に向けて動かします。
「目尻と目頭はくすみやすいので重ねづけを」
② パウダリーファンデーションをオン
「薄づきに仕上げるためにスポンジではなくパフを使いましょう。またパフにファンデをとりすぎないように注意して」。
<パフにとる量の目安>
パフでファンデを1、2回なでてとる=顔半分の分量。
パフにふんわりとファンデをとったら、大きくささーっとパフを肌の上で動かします。
「Tゾーンと小鼻周り、頬の毛穴はスポンジでパッティング。小鼻はスポンジのカドを利用して」
ベースメイクについては一旦ここで終了。
このあとはメイクアップです。
③ チークを入れる
「少しずつポンポンと。頬にのせた後、ブラシに残った粉はアゴ先にのせましょう。柔らかで優しい印象になります」
④ 眉を描く
「整えすぎない眉が今の流行りなので、まず下のラインをペンシルで描き、残りはパウダーを使うのがおすすめ。
眉に流行を取り入れるとメイクが古くさくなりません」
⑤ アイメイク
淡色でツヤ感のあるクリームタイプのアイシャドウをアイホール全体にのせます。
「特に乾燥しやすい目周りはパウダーより保湿効果のあるクリームタイプを。
肌なじみの良いツヤ感のある色の単色使いは、目元に張りとツヤをうみます。」
OurAge世代に苦手な人が多いアイライナーについては
「目元がくっきりするブラックがおすすめ。まつ毛とまつ毛の隙間を埋めましょう。
失敗したら綿棒に乳液をつけてオフすればスッと液剤がとれるので怖がらないで」
⑥ リップメイク
まず唇の縦ジワに保湿バームをしっかりとのせます。これでぷるんとした唇に変身!
「最近は落ちにくいタイプの色付きリップクリームや口紅とグロスのツヤ感を兼ねたタイプのものも増えてきています。
目元に色を使っていないので、唇のベースを整えた後は自然な赤みとツヤ感をプラスしましょう。」
さぁ、メイクアップが終わったらいよいよベースメイクの仕上げです。
正木さんが教えてくれた崩れないベースメイクの秘密兵器、それはシアバター。
⑦ シアバターでベースメイクをフィックス
とはいってもいきなりシアバターを顔にのせるのではなく、まず首のしわになりやすい部分や腕、ヒジに伸ばします。
そして手の平に残っている少量のシアバターを手の平全体を使って顔にプレス!
「これでパウダリーファンデーション特有の粉っぽさや乾燥感がなくなりしっとりします。さらに、顔にぴたっとファンデをフィットさせる効果がでるのです」
この「手の平に残った少量のシアバター」が重要なポイント。つけすぎはテカリの原因になるので要注意。
この斬新な“シアバター活用法”には参加者のみなさんも関心しきり。
セミナーでは他にもOurAge世代にためになるテクが紹介されました。
たとえばチークの入れ方。
「にこっと笑い、頬がぷくっと上がった箇所の斜め上あたりにのせます。
絶対にしてはいけないのは小鼻から下にチークを入れてしまうこと。
頬が垂れ下がって見えてしまいます。
もし小鼻より下にチークが入ってしまったときはパウダリーファンデをのせて消しましょう」
つまり、チークを上手に使えばリフトアップ効果が得られるんです。
これはすぐに実践あるのみですね!
大事なことはすかさずメモする参加者のみなさん。
メイクのコツやポイントなどを書いておけばおうちでも再現できますね。
このほか
「パウダリーファンデーションをスポンジでなくパフにのせて使う」
「アイシャドウは複数の色をつかわない。アイラインとマスカラの黒の縁取りがより鮮明になって、くっきりと涼しげな目元に」
またメイク直しについても「なるほど〜」と思わせるお話しがありました。
「肌のテカリ、あぶら浮きを抑えるのにあぶらとり紙でオフする方がいらっしゃるとおもいます。
けれどあぶらとり紙は皮脂をとりすぎてしまい、かえって余計に皮脂が出てしまうんですよ」。
そこで活用するのが、ティッシュ。
「1枚のティッシュを顔の上に乗せて、優しく押さえるだけ。適度に皮脂を吸収してくれるのでおすすめです」
メイク完成後、互いに撮影しあう参加者のみなさん。
感想をうかがってみると
「少人数でのメイクセミナーへの参加は今回が初めてだったのですが、とても勉強になりました」
「肌の作り方からビューラーの使い方までプロと自己流との違いに驚きました」
「ひとりひとりに実際にテクニックを指導していただきながらセミナーが進んでいくので、納得できて分かりやすかったです」
「肌の悩みは隠しつつも薄づきで崩れを防ぐというメイク法を学ばせていただきました。ありがとうございました。」
など存分にセミナーをエンジョイしていただけたようです。
最後に、今回は「猛暑の中お越しくださったみなさんにウエルカムドリンクを用意したい」とOurAge編集部のギリコ(セミナー担当の46歳)が今ハマっているというアイスミントミルクティーをご用意。
ミントリキュールの鮮やかなグリーンが涼しげ、しかもとても美味しかったのでつくり方を紹介しますね。
★用意するもの
アイスストレートティー、ミルク(今回は「森永プレミル カラダしっかり」を使用)、ミントリキュール
★作り方
1 氷を入れたグラスにミントリキュールを注ぎます。
2 アイスストレートティを注ぎます。
このとき紅茶を氷に当てながら注ぐのが重要。
(氷を伝わってグラスの中へ注がれることで紅茶の色がキレイなままなのと底に沈殿しているミントリキュールと混ざらないのです)
3 底に沈んでいるミントリキュールを濁らせないため、ここでも氷に当てながら静かにミルクを注ぎ完成!
飲むときはかきまぜてどうぞ。
口の中にミントの風味がパッと広がって清涼感たっぷり!
なお、今回使用したミルクは、低脂肪でもコクがあって美味しいと評判のプレミル。
牛乳の1.7倍のカルシウムとタンパク質が摂れるので、骨の健康や代謝の低下がが気になる世代におすすめの商品です。
実は脂肪分が少し気になって牛乳を飲む機会も減りがちだったのですが、この「プレミル カラダしっかり」は、乳脂肪分を60%カット。
それもうれしい。
OurAgeでは毎月さまざまなテーマでセミナーを開催しています。
「同年代の女性同士、和気あいあいと過ごしていただきたい!」とセミナー担当ギリコが、毎回張り切っています。
実際このセミナーでお友達が増えた方もいらっしゃいます。
ただいま参加者募集中のセミナーはコチラをごらんください。
みなさまのご参加をお待ちしています!
取材・文/石川明加 撮影/本多佳子