OurAge世代にうれしい、森永乳業のミルク「プレミル カラダしっかり」。
OurAgeグッドエイジングセミナーのお土産として何度かご用意させていただいている「プレミル カラダしっかり」は、タンパク質とカルシウムが牛乳の1.7倍含まれているミルク。
乳脂肪分は60%カット!なのにコクがあるので、欲しい栄養が少ない量でも効率よく、美味しくとれます。
この「プレミル カラダしっかり」を販売している森永乳業さんとのコラボセミナー「40代からの食生活改善セミナー」が今月開催されました。
「プレミル カラダしっかり」に多く含まれているタンパク質をはじめ、とくに40代以降の健康づくりに欠かせない栄養素について、専門家の先生からしっかり学び、いつまでも若々しくいましょう!というテーマのセミナーです♪
セミナーは2部構成。
第1部は、骨密度測定や血管年齢測定、血中酸素飽和度測定、血圧測定を体験していただき、現在の自分の体の状態について知ってもらうことからスタート。
第2部は、人間総合科学大学教授の熊谷修先生を講師にお迎えして「40代からの食生活改善法」についてお話を伺いますよ。
会場は、新宿駅南口から徒歩5分ほどの場所にあるTDY東京コラボレーションルーム内のセミナールーム。
このTDY東京コラボレーションルームはTOTO、DAIKEN、YKK APの3企業がコラボレーションしたショールーム。
ビルの7階にはシステムキッチンやリビング、玄関まわりの内装など、素敵なモデルルームとインテリアが展示されていて、ぶらりと見てまわるだけでも楽しい場所です。
キッチンスタジオやイベントスペースもあり、さまざまな内容の催しが開催されているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
さて、そんなショールームの一角で行われた「からだの検査体験」。
まずは骨密度から測定スタートです。
初めて測定する方から、測定は十年ぶり!という方もいて、みなさんちょっとドキドキの様子です。
今回は埼玉県からご参加くださったIさんとTさんに密着取材(?)させていただきました。
骨密度測定は、骨の中にあるカルシウムやマグネシウムなどミネラル成分が、どのくらい詰まっているかを調べる検査です。
いわば骨の強さのチェック。
実は、更年期に入って女性ホルモンが急激に減ると、骨密度も同様に低くなりやすいといいます。
自分ではどうしたって気付かないものですから、定期的にチェックしておくとよさそうです!
測定器に足を入れ、かかとで測ります。
ものの1分ほどで終了。
こんな簡単にできちゃうなんて、すごいですよね〜。
測定後、数値結果と自分の年齢の平均値とを照らし合わせながら、スタッフからアドバイスをもらいます。
Iさん、Tさんには
「適度な運動は骨の強化に役立ちますのでぜひ取り入れて。バランスのとれた食生活も心がけましょう」。
次に、血圧測定と血中酸素飽和度測定を行いました。
血圧は、上が140未満、下が90未満に収まっていれば、正常域。
血中酸素飽和度測定は、血液中にどのくらい酸素が含まれているかを調べるものです。
正常値は96%以上、95%未満は呼吸不全が疑われるそうです。
最後に、血管年齢測定を行いました。
ベッドに横になり、手足に血圧計などを装着します。
写真ではなんだか大掛かりな検査に見えますが、実はそんなことはないんです。
横になって検査機器をつけたら、おおよそ5分程で終了。
血圧を測るのと同じような感覚です。
検査結果とともに、今後の生活や病気についてのアドバイスを受けるIさん。
結果が記されたプリントはイラストも豊富でとても見やすかったですよ。
血管の老化は心臓と脳の健康に影響するといわれますから、まだ検査を受けたことがないという方は一度トライしてみてはいかがでしょうか。
Iさん、Tさんはじめ検査を終えた参加者の感想です。
「普段はあまりできない検査だと思うので、いい機会になったと思います」
「こうした検査が気軽にできるのはいいですね」
「生活習慣などを振り返るキッカケになりました」
自分の体の状態について客観的にとらえるいい機会になったみたいです!
「プレミル」の試飲コーナーもありました♪
こうして、みなさん無事に検査を終え、
いよいよ第2部のスタートです!
楽しい雰囲気で過ごしていただきたいと編集部がおひとり一箱用意したのが、このクッキーの詰め合わせ。
大好評でした!
第2部のレポートは、次ページへ。
さて第2部のテーマは、「40代からの食生活改善法」。
講師の熊谷修先生は「老化を遅らせる食生活指針」を確立・提唱した高齢者の栄養と健康に関する第一人者です。
その熊谷先生いわく
「歳を取るに従い恐いのは、病気ではなく老化です」
歳を取れば誰でも病気になるのは当たり前。
これからの超高齢化社会は、病気と共生していく時代なんだというお話しへ。
先生が長年の研究で分かってきたことは、高齢者の健康問題の本質が、病気ではなく「老化そのもの」にあるということだったそう。
ちなみに、ここでいう「老化」とは何だと思いますか。
答えは、身体が乾いて、縮んで、歪んでいく変化のこと。
「20分歩き続けることがしんどい、前を歩く人を追い越せない、階段の上り下りがきつい、そんなふうに、歩くための筋力がどんどん衰えてくる。
これが老化です。
では、老化はなぜ起こるのか?
それは、骨と筋肉を作るタンパク質が体内からどんどん減っていってしまうからです。
それをいかに抑え込むか、これが高齢期の食生活のポイントとなります。
つまり病気の予防ではなく、老化を遅らせ身体能力を維持できる食生活を目指すべきといえます」
なんと、歳を取るとタンパク質が身体から抜けていってしまうんですね。
驚きです!
冒頭から続く興味深いお話に、みなさん真剣な表情!
では、実際にどのような食生活を実践すればよいのでしょうか。
鍵となるのは、血清アルブミンの値。
血清アルブミンとは、血液中の主なタンパク質のこと。
この値が高いほど栄養状態がよいとされています。
熊谷先生の研究では、血清アルブミンの値が高いほど、老化の進み具合も少ないことが分かってきたそう。
そうです。
40代から目指すべきは、血清アルブミンの値を高める食生活ということ!
熊谷先生による「老化を遅らせるための食生活指針」では、
動物性タンパク質を十分に摂取する。
魚と肉の摂取は1:1程度の割合にする。
牛乳を毎日200ml程度飲む。
など、10項目が挙げられました。
つまり歳を取るほど、良質なタンパク質を積極的に取り入れたほうがいいということ。
たしかに、骨や筋力が衰えしまっては、病気以前に暮らし自体を楽しむことが難しくなってしまいます。
成人病予防ためにお肉を控えていた、、、なんて方はあらためて日ごろの食生活を見直してみるのもいいかもしれません。
ほかにも食事に和洋中さまざまな種類を取り入れたり、いろいろな調味料を使ったりして食事を美味しく楽しむことの大切さについても教えていただきました。
簡潔にいうと、バラエティ豊かな食生活=40代からの健康づくりへの近道
ということですね。
なお、アルブミンの値は血液検査によって分かるので、人間ドッグなどの機会に調べてみるのがおすすめですよ。
ときおりユーモアを交えた熊谷先生のお話はとても分かりやすく、みなさん熱心にメモをとられていました。
またこの一週間で摂取した食品群記入シート、老化のはじまりがわかるチェックシートがテキストとして用意され、熱心に回答を書き込む姿も。
最後には質問タイムもありました。疑問に感じたことをすぐに解決できるのは、少人数セミナーのいいところですよね!
セミナー終了後の参加者の感想は
「タンパク質が老化に関連するとは知らなかった!」
「人間力を高めて素敵に歳を重ねる。身体の内側からだけでなく心も健やかにというお話が印象に残りました」
「日本食がベストなわけでもなく、適度に欧米化した食生活が大切ということを覚えておきたいと思います」
「すぐエネルギーにかわるのは肉の脂だということ。油を抜くことばかり考えていましたが、これからは大事だということ。勉強になりました」
「今後の食生活の指針にしたい!」という方もいて、充実した時間を過ごしていただいた様子です。
さっそく、「プレミル カラダしっかり」をチェックしている方も。
森永乳業さんから本日のお土産として「リプトン紅茶」のティーバッグ、「プレミル カラダしっかり」、メモ帳などの詰め合わせが配られました。
さらに、さらに、最後の最後、編集部からサプライズが!
じゃじゃ〜ん!
実はセミナー2部開始時にみなさまにお渡ししたクッキーの箱の裏に、こっそり3つだけ当たりくじを仕込んでおいたのです!
当たりくじを引かれた3名の方には、ペダルを踏んでエクササイズを行うフィットネスマシーンをプレゼント。
セミナーでしっかり学んで食生活もバッチリ改善、フィットネスマシーンで運動もバッチリ実行ですね!
がんばってくださ〜い!
2部構成という充実した内容の今回のセミナー。
先生のお話を聞いているときのみなさんの真剣な表情と、セミナー終了後の明るい笑顔、どちらもとても素敵でしたよ。
OurAgeではたくさんの方に興味を持っていただけるようなセミナーを今後も開催していきます。
気になるものがあったらぜひご参加くださいね!
撮影/冨樫実和 取材・文/石川明加