鹹豆漿(シェンドウシャン)は台湾の朝の定番スープです。油條(ヨウテャオ)と呼ばれる揚げパンと一緒に食べるのがスタンダード。
日本にある材料で簡単に作れます。アツアツの豆乳に酢を加えて、ほろっとさせるだけ。1人分を作るときは、スープボウルに酢を入れて熱い豆乳を注ぐだけでもOK。
鹹豆漿(シェンドウジャン)と豆乳担々麺
鹹豆漿(シェンドウシャン)はイソフラボンたっぷりで、身体も温まるオーバー50‘Sに嬉しいスープ。
元々は中国大陸の北の方の料理で、戦後台湾にやってきたと聞きました。
台湾の豆乳は日本の無調整豆乳を少し薄めた感じで優しい味わいです。そちらがお好みの場合は、8(豆乳):2(水)で割って作ってください。
鍋一つで、洗い物も少なく、カンタンなのもうれしいところ。ご飯を入れたり、カリッと焼いた油揚げをオンするのもおすすめです。
材料 (2、3杯分 )
無調整豆乳 500 ml
だし昆布 5センチ角1枚
酢 小さじ2(米酢や穀物酢)
塩 小さじ1
辣油 小さじ1/2(好みで)
パクチー 3本(好みで)
作り方
1.鍋に豆乳と塩、だし昆布を入れて中火にかけ、ふつふつと沸いてきたら、酢を入れ、グラッとしたら火を止めて、少しそのまま冷ます。 (上写真)
2.器に盛り、パクチーをトッピングし、ラー油をかける。
※食べる辣油や、XO醤をのせるのがおすすめ。鰹節や炒ったピーナッツ、桜エビなどをトッピングしても。
そしてこれを使って、もう1品。
鹹豆漿に麺と肉みそを足して、優しい味わいの担々麺に。
この担々麺に使う、レンチン1回の超簡単ごま肉みそご紹介します。
ごま肉みそ 材料(2、3人分)
豚ひき肉 100g
豚コマ切れ 100g ※2種の肉で食感がよくなります。ひき肉200gでもOK
青ネギ 10本 (お好みでニラでも。)
*すりごま 大さじ2
*ごま油 大さじ1
*醤油 大さじ1
*キビ砂糖 大さじ1
*片栗粉 大さじ1
*豆板醤 小さじ2(辛さは好みで加減してください)
1.豚コマ切れは、2センチくらいに切る。青ネギは小口に切る。
2.*と豚肉(ひき肉と1)を耐熱ボウルに入れて混ぜ合わせる。
3.ボウルの側面全体に貼り付ける。これは、均一に火を入れるため。
4.真ん中に青ネギを入れて、ふわっとラップをかけて、600Wの電子レンジで5分加熱する。(上写真)
5.アツアツのうちに全体をよく混ぜる(上写真)。
※レンジによって様子をみてください。
器に、ゆでて水けを切った中華麺(またはそうめんやビーフンでも)を入れ、温めた鹹豆漿をそそぎ、ごま肉みそをのせる。好みで、パクチーやミントの葉などを。
麺は「ばりカタ」くらいの硬めがおすすめです。
簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!