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「強剛母趾」「足底腱膜炎」足裏アーチの影響/更年期に急増する「足の悩み」⑦

桑原 靖

桑原 靖

「足のクリニック 表参道」院長。専門 は足病学、足病外科、形成外科。日本には足を専門的に診療する医療機関がほぼないことに疑問を持ち、 2013年、 足の痛みや変形に特化したクリニックをオープン。著書に『外反母趾もラク になる!「足アーチ」のつくり方』(セブン&アイ出版)など

足のアーチの崩れが原因となるさまざまな足のトラブル。いちばん多い悩みとして【外反母趾】をご紹介しましたが、ほかにも意外なアーチの崩れによるトラブルが。引き続き桑原先生におうかがいしていきます。

 

まだある! アーチの崩れ(扁平足)が招くトラブル

最近増えている下記のような疾病も、足の構造が崩れてしまったことが要因。疑いがある人は早めに専門家に相談して。

 

【足底腱膜炎(そくていけんまくえん)】

アーチが崩れ、足の裏で衝撃を吸収できずに炎症を起こすトラブル。ランニングをしている人にも多いよう。足の裏やかかとが痛い、朝起きて最初の一歩が痛い、などの症状。

足裏にある足底腱膜(連載第4回参照)に起きる炎症。痛みが強い場合は湿布やアキレス腱のストレッチを

 

足底腱膜炎には体外衝撃波治療もあります

足底腱膜炎に対して保険が適用されるのが体外衝撃波治療です。麻酔もいらず、1回30分程度、衝撃波を照射
写真提供/足のクリニック 表参道

 

【モートン神経腫(しんけいしゅ)】

中指と薬指の付け根に感じるしびれや痛み、ひりひり感が特徴です。神経の痛みの原因も足の構造の崩れ。インソールで炎症を緩和するのが基本。

足の構造上、中指と薬指の付け根の神経に炎症が起こりやすい

 

【強剛母趾(きょうごうぼし)】

親指の付け根が痛むため、外反母趾や痛風と間違えがち。原因は外反母趾と同じですが、親指を甲のほうに曲げられなくなり、進行すると関節の破壊にいたるのが強剛母趾です。

指の付け根の分岐点で、神経が炎症を起こす疾患です

 

 

親指を反らせることができず、踏み返すと痛い!

 

親指の付け根がかなり強く痛みます

 

 

痛みや変形の原因が、足にあってない靴の場合もあります。次ページに続きます。

靴による足指の変形

アーチの崩れに加え、合わない靴を履き続けていると、歩くときに指で踏ん張るため、関節が曲がった状態で固まり、変形してしまいます。指が動かせるうちに受診を。

 

指の先端からふたつ目の関節=第2関節が曲がって変形しているのがハンマー(金槌)型

マレット(木槌)型は、指の先端の関節=第1関節が曲がって変形した状態。指先が丸まってしまうのが特徴

指の付け根の関節が通常の状態より伸びていて、第2関節が変形している症状は、クロー(かぎ爪)型

 

 

 

 

足のクリニック 表参道

東京都港区南青山5-6-24 南青山ステラハウス3F ☎03-6434-1082

診療内容:足の一般外来(保険適用あり/足の検診メニューあり)

診療時間:月~土曜/10:00~13:30、15:00~19:00

日曜/一部診療 休診日:祝日

http://ashi-clinic.jp/

 

 

イラスト/かくたりかこ 構成・原文/蓮見則子

 

 

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