太っている、体力がない、運動が嫌いetc.
どんな人も救ってみせます!
悩み別「筋活」カウンセリングルーム
運動の大切さはもちろん知っているけれど、続かない、何をすべきかわからない…。
ここでは、そんな悩みを訴える6人のために、特別カウンセリングルームを開設!
その場で「体が変わった!」の声が続出していた清水忍さんのアドバイス、あなたもぜひ参考に。
ます最初の今回は、OurAge世代の「筋活」にいちばん大事なことについてうかがいました。
アドバイスしていただいたのは
清水 忍さん Shinobu Shimizu
profile
1967年生まれ。インストラクションズ代表。
2015年にオープンしたジム「IPF」ヘッドトレーナー。
プロ野球選手のトレーナー、大学のバレーボールチームの
コンディショニングコーチを務めるほか、
健保組合のセミナー講師や、
スポーツトレーナ養成学校非常勤講師としても活動中
「いちばん大事なのは、
〝不活動〞にならないこと」
「筋トレがもてはやされている今、何かやらなきゃ! と重い腰を上げるのはいいこと。でも、OurAge世代の女性がやみくもに運動を始めると、自分にがっかりしたり、ストレスになってしまったりすることもあるので気をつけて。そりゃ、何もしなければ筋肉も身体機能も衰えていく年代ですが、大切なのは〝不活動〞にならないこと。日常生活をいかに活発に動いて過ごせているか、が大事なんです」
意外に手堅いアドバイスをする清水さん。では、よく運動習慣を身につけろと言われますが、どれくらい運動すればいいですか?
「そういった目標設定が、ハードルを上げてしまうんです。週に何回、何時間とか。運動をほとんどしていなかった人が、腹筋や腕立て伏せなんて続くはずがないですもんね。本当に必要なのは、どれだけ軽快に椅子から立ち上がれる生活か、階段を躊躇なく上れるか、パッと網棚に荷物を載せて下ろせるか…そういうこと。若々しく見える人は、いつ見てもこまごまと動いているでしょう。みんなそれができるなら、身体的にも衰えないですみますよ」
とはいえ、指導は人それぞれのキャラクターによって違いますよね?
「そうです、体の使い方の癖、生活習慣、キャラまで含め、その人にとって最適なことを見つけ出して指導しますから。それが一般的に考えられているよりずっと簡単な運動だったり、ストレッチだけのこともある。意識改革から入ることもあります。間違った姿勢を美しいと思っている人には美意識の改善を、思いきり食べて太っているのに痩せないと言っている人には食生活の指導から(笑)。
また、腹筋するとお腹が凹むと思っている人が多いのも問題。鍛えた部分は筋肉が太くなりますから、脂肪を減らさない限り凹みません。そういった認識違いを正すところから始めることもあるんですよ」
さあ、次回からは6人への指導はどうなる? カウンセリングの始まり始まり〜♪
パーソナルトレーニングジム「IPF」
DATA
東京都世田谷区野沢4-21-15-1F
TEL:03-6753-6077 営業時間 10:00~22:00
不定休 完全予約制
http://www.s-s-instructions.com
次回は、【悩み1】ジムに通っているのに全然痩せない! という人へのアドバイスです。
撮影/藤沢由加 ヘア&メイク/渡辺みゆき モデル/中島裕美子〈エクササイズ〉 指導&監修/清水 忍(INSTRUCTIONS) 構成・原文/蓮見則子