HAPPY PLUS
https://ourage.jp/karada_genki/more/219014/

【チェックリスト付き】あなたは骨粗しょう症になりやすい?/どれだけ知ってる? 骨の常識(後編)

知っているようで、誤解していることも多い骨のこと。正しく知って、正しく対処! 骨の健康を守るために、今から知っておきたい骨の「新常識」の最終回です。

 

今回の話を伺った先生


中村光伸さん
Koushin Nakamura

光伸メディカルクリニック院長。整形外科医、医学博士。近年、注目の若返りホルモン「オステオカルシン」の研究を進め、骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき体操」を考案。近著に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』(アスコム)がある

 

太っている人より
痩せている人のほうが骨は強い?

→答えは×です

「一般的に、体重が重くなると骨密度も高くなるといわれています。その理由は、体重の増加とともに骨にかかる負荷が大きくなることで、骨形成が活性化するからと考えられています。ただし、脂肪過多な肥満で糖尿病や動脈硬化などがある場合は、骨密度は正常でも、骨質の劣化により、骨が弱くなる傾向があります」

骨はコツコツ
たたくだけで丈夫になる?

→答えはです

「骨形成を促すためには、“骨をつくれ!”という指令が必要です。そのひとつが骨への“縦方向”への刺激です。重力負荷がかかるランニングやウォーキングでもいいのですが、もっと簡単なのが、座ったまま膝や腕をたたいたり、その場で足踏みをする『コツコツ体操』です。テレビを見ながらでもいいので、ぜひ実践を」

 

生活習慣で骨粗しょう症は防げる?

→答えはです

「骨は毎日少しずつ生まれ変わっています。だから、放っておけば加齢とともにその新陳代謝が衰えて老化しますが、生活習慣次第で食い止めることは可能です」。下のチェックは、骨粗しょう症になるリスクの高い要因です。食事内容に気をつけて、適度な運動を習慣に。喫煙や過度な飲酒はNGです。

 

●あなたの骨粗しょう症のリスクは?


残念ながら今から気をつけようのない項目もありますが、栄養バランスのいい食事や適度な運動、日光に当たるなど、生活習慣の改善で、少しでも骨老化リスクを抑える努力を!

 

 

イラスト/Jessie Hartland(CWC TOKYO) 構成・原文/山村浩子

 

 

MyAge

大人のからだバイブル vol.2 「痛み知らずの体になる!」

OurAgeの人気記事が1テーマムックに!
何度も読み返せる保存版OurAgeです。

MyAge
試し読み Amazon Kobo 7net

この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
ツボ・指圧で不調を改善
40代からでも「絶対痩せる」
広瀬あつこさんの「若返りメイク」
閉経の不安を解消

今すぐチェック!

まさか本当に誕生するなんて! リライズ改め「ブローネ ナチュリラ」に、待望の「ダークブラウン」が登場

まさか本当に誕生するなんて! リライズ改め「ブローネ ナチュリラ」に、待望の「ダークブラウン」が登場

supported by 花王
<前の記事

<前の記事
第4回/骨が弱ると老けて見えるってホント?/どれだけ知ってる? 骨の常識(中編)

次の記事>

次の記事>
第6回/骨は刺激で丈夫になる!座ったまま1分 「膝コツコツ」体操とは?/「死ぬまで歩ける…

この連載の最新記事

骨を丈夫に保つスープ2選!「具だくさん豆乳スープ」「豚汁風スープ」

第9回/骨を丈夫に保つスープ2選!「具だくさん豆乳スープ」「豚汁風スープ」

「丈夫な骨作り」骨を作る、硬くする、弾力を保つ、それぞれの栄養素とは?

第8回/「丈夫な骨作り」骨を作る、硬くする、弾力を保つ、それぞれの栄養素とは?

骨を刺激で丈夫にする「骨コツコツ体操」足踏み&手と腕/「死ぬまで歩ける骨」づくり②

第7回/骨を刺激で丈夫にする「骨コツコツ体操」足踏み&手と腕/「死ぬまで歩ける骨」づくり②

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル