手の反射区をもむ「手もみ」ケアなら、いつでもどこでも実践可能。不調によっては耳の反射区もおすすめです。ここでは基本的な手と耳の反射区の押し方をご紹介します。ぜひ今日から実践を!
今回の話を伺った先生
看護師、英国ITEC認定リフレクソロジスト・アロマセラピスト。「コンフィアンサせき鍼灸院」でボディケアを行う。著書に『不調と美容のからだ地図』(日経BP)など
手の反射区の押し方
反対側の手の親指の腹か、親指を曲げた第一関節を使って押します。心地よいと思う圧で、ひとつの施術を約30秒を目安に行いましょう。
親指の腹で押す
親指の腹を反射区に当て、四指で反対側を支えて押します。尺取り虫のように指を動かして、広範囲に刺激する方法も
親指の第一関節で押す
ポイント的に強い圧をかけたい場合は、親指を曲げ、第一関節のとがったところを反射区に当てて刺激します
耳の反射区の押し方
親指と人差し指でつまんだり、綿棒を使って耳を刺激します。反射区のポイントを多少はずしていても刺激は伝わるので、神経質にならなくてOK!
耳の反射区のマップは、母親のお腹の中にいる胎児の形で臓器や骨格を配置したイメージです。耳たぶが頭部、耳輪(じりん)が背骨になります
親指と人差し指を使って
耳たぶなどは、親指の腹と曲げた人差し指の側面でつまんで、引っ張ったり、もんだりします。耳の中の狭い場所は、親指と人差し指の腹で挟んで圧をかけます
細かい部分は綿棒の先で
ピンポイントで反射区を刺激したいときには綿棒を使います。場所によって綿棒の角度を変えて。綿の部分がつぶれたら、こまめに取り換えましょう
撮影/フルフォード海 ヘア&メイク/木下庸子(プラントオパール) モデル/佐藤 純 スタイリスト/程野祐子 イラスト/内藤しなこ 構成・原文/山村浩子