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四十肩・五十肩による就寝時の痛みには抱き枕が有効<拘縮期の対処法>

四十肩・五十肩が痛くて夜も眠れなかったという経験談をしばしば耳にします。試してみたい寝方の工夫を、整形外科医で肩肘専門医の菅谷啓之先生に伺いました。

 

炎症期拘縮期

激しい痛みがある「炎症期」、痛みがやわらぐと、関節まわりが拘縮して可動域が狭くなる「拘縮期」が訪れます。

 

就寝時の痛みは寝方を工夫する

「四十肩・五十肩で悩まされるもののひとつに『夜間痛』があります。夜眠れないほどの激痛に襲われることも。特にあお向けで寝ると、重力で肩が沈むことで、関節に負担がかかり痛みが増します。

 

そんなときは、抱き枕を使い、患部を上にして横向きで寝るのが得策です」(菅谷啓之先生)。

 

あお向けの場合は、腕の下に折ったタオルなどを置き、高さを調整すると痛みをやわらげるのに役立ちます。

抱き枕や丸めた毛布などを使い、患部を上にした横向きで寝ます

抱き枕や丸めた毛布などを使い、患部を上にした横向きで寝ます。痛みを感じる姿勢を避ける工夫をすることが大切です

 

あお向けの場合、肩の下からひじにかけて、折ったタオルを下に敷きます

あお向けの場合、肩の下からひじにかけて、折ったタオルを下に敷きます。肩の位置が少し上に保たれることで、痛みが軽減します

 

体を冷やさない! お風呂は痛み緩和に有効

四十肩・五十肩の誘因のひとつに、肩まわりの血行不良があります。急性の痛みが治まったら、体を温めるようにしましょう。

 

「エアコンの冷気が肩に当たらないようにしたり、夏の時期でも湯船につかるのがおすすめです。筋肉の緊張を緩めることで、痛みを軽減し、治癒を早めるサポートになります」。

 

医療機関や治療院などでは、患部を温める温熱療法などを導入しているところもあります。

 

 

教えていただいたのは

菅谷啓之さん 東京スポーツ&整形外科クリニック院長

菅谷啓之さん
Hiroyuki Sugaya

東京スポーツ&整形外科クリニック院長。整形外科医、肩肘専門医。米国ハワイ大学医学部客員教授、東京女子医科大学整形外科客員教授

 

 

イラスト/内藤しなこ 構成・原文/山村浩子

 

 

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