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〈漢方薬〉➕〈耳とお腹あたため〉で花粉症にさようなら~

樫出恒代

樫出恒代

漢方薬剤師・漢方ライフクリエーター。漢方カウンセリングルームKaon代表。Kaon漢方アカデミー代表。新潟薬科大学薬学部卒業後、一人ひとりのこころとからだにていねいに向き合う漢方カウンセリングを提唱。連載の味わいあるイラストは、本人によるもの。
美容家吉川千明氏との共著に「内側からキレイを引き出す 美肌漢方塾」(小学館)

OurAgeインタビュー「信じていなかった漢方の力に救われて、この道を究め続ける薬剤師」はこちら

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はーくしょん!!
そろそろ花粉症の人
増えていますね

 

漢方薬剤師・漢方ライフクリエーターの
樫出恒代です

 

 

こんなに科学技術が進化して、
たくさんの新薬が出きても
まだまだ
アレルギーは治りきらない。

 

そこで、漢方!
古くて新しくて
すぐに効かないイメージがあるかもしれないけど、実は即効性があるものもあるのです。

 

花粉症、鼻炎、目のかゆみには
とっても役立ちます

 

我が漢方Kaonでも
新しく入ったスタッフが
鼻ぐすぐすで、鼻をすすっている

 

「花粉症?」
「そうなんです、去年くらいから」
「それは良くないね。漢方薬のんで、早く治そう」

 

と、彼女に飲ませたのは、
〈麻黄附子細辛湯 まおうぶしさいしんとう〉
〈双参 そうじん〉
これをお湯に溶かして飲み、
お腹に〈温灸〉を当てました。

 

20分もたたないうちに、
「先生、止まりました( ◠‿◠ )」

 

まだ漢方の底知れぬパワーを
知らない彼女は、
こんなに早く効くなんて。。。

 

と、びっくり仰天!!

 

それも、アレルギー薬より
すっきり治った〜そして、
あたたまった、と。

 

そうなんです。
漢方薬は、すっきり
すぐ効くんです

 

早ければ、15〜20分で!

 

 

 

花粉症・鼻炎・目のかゆみ、オススメの漢方薬とは?

花粉症・鼻炎・目のかゆみに
オススメ
代表的な3つの即効漢方薬をご紹介。

樫出さん 漢方薬いろいろ

●葛根湯(かっこんとう)

みなさま、おなじみの漢方薬
風邪の引き始めでしょ?
だけではない。
首から上の炎症に
効果的です。
鼻炎、くしゃみ、鼻水
そして、特に、目のかゆみには、
ぜひお試しくださいませ。

樫出さん 漢方薬 生薬

葛根湯の構成生薬
上から時計回りで
葛根(くず)・麻黄・芍薬・甘草・生姜
大棗・桂枝

 

ただし、こんな方は飲まないでね

食欲不振・胃腸が弱い、体力がない、
微熱がある、吐き気がある方、汗がダラダラ出ている方など。
悩んだらご相談ください

 

 

●麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)

この漢方薬に配合されている
附子という漢方生薬は、トリカブトの根っこ。〈無毒化しているのでご安心を〉
この附子は散寒薬といわれ、身体をとても温めるのです。
ですから、冷え症の方。
寒がりの方。体力低下気味の方には、とてもよいです。

 

鼻水がつつーっと垂れてくる、
それをずるずると吸ってしまう、
そんな方は冷えているはず。
お試しください。

 

 

●小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

花粉症というとこの漢方薬は有名です。
五味子(ごみし)という生薬が入っていて、
ちょっと酸っぱい。
この漢方薬をお湯で溶かして飲んでみて
「レモンティーみたい」「おいしい」と
感じたら、身体がよろこんでいる、
すなわち身体に合っているんです。
だから、よく効くはず。
くしゃみ、水っぼい鼻水、
咳やぜんそくにも
つかえます。

 

 

●双参(そうじん)

身体を温め、
自律神経のバランスをとり、
自分本来の自然治癒力をつける

 

 

これらの漢方薬は
身体を温め、いらない水を
汗や尿や便などにして
外へ出してくれるものです。
必ずお湯に溶かして飲んでくださいね。

樫出さん 薬湯

今まで
漢方薬を飲んでも「効かなかった」方も
自分の症状や体質に合うものを
飲むことで効果が期待できますよ。

 

 

 

体の外から温める花粉症対策もご紹介。

中から温める漢方薬
そして、外から温めることも
忘れないで。

 

そうすることで、効果倍増です!!

 

温める場所は「耳」「お腹」

 

「耳」は漢方では「腎」とつながり
自律神経にもつながっているところととらえます。温めることで、リラックスでき、
血流がよくなり、免疫力の強化に!
不眠、冷え、疲れにも効果的です。

樫出さん 耳

直接温めることができる

手軽にできる〈温灸器〉で。
煙の出ない炭化したもぐさをセットして
使います。

樫出さん温灸器

もうひとつは、「お腹」
おへそから指4本下の〈丹田〉あたりを
温めてください。
お腹が温まり、じんわり全身が温まり
漢方薬との相乗効果で、
いやな鼻水、すっきりです

樫出さん お腹

 

花粉症、というと
花粉が原因、と思われますが

 

花粉がいくら飛んでも、なんともない人もたくさんいます。

 

ということは、
花粉に敏感に反応してしまう身体
それこそが、原因である、と
漢方では考えます。

 

今回ここにご紹介したのは、症状のある時に、すぐに飲んですぐ治す、そして治ったらやめる、即効漢方薬です。

 

花粉症体質を改善するためには一人一人の体質にあったじっくり漢方薬を、4ヵ月(目安です) 続けてみる。

 

そして冷たい飲み物や食べ物をとりすぎないように気をつける。
生活習慣もとても大事です。

 

漢方のちからと
あっため生活で、
花粉症とさようなら〜〜
してくださいね。

 

 

注:漢方薬については

漢方専門の医師や漢方薬剤師

漢方アドバイザーなどにご相談・

カウンセリングの上お飲みください。

 

 

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