OurAge

全力応援! 40〜50代の美とからだ

OurAge

全力応援! 40〜50代の美とからだ

https://ourage.jp/column/kounenki_no_chie/170601/

更年期の不調3:「手の不調」③手外科の専門医が語る原因と、編集部員の実体験は?

これまで、更年期世代に多くみられる「手の不調」の種類についてご紹介してきました。今回は、手外科の前田利雄先生にそれらの手のトラブルの原因について、お話を伺います。

 

 

 

3.女性ホルモンの減少も原因に「手の不調」

 

更年期の手のトラブルは、
女性ホルモンの激減によるもの?

 

前田利雄さん
Toshio Maeda

1995年、昭和大学医学部卒業。2016年、まえだ整形外科・手のクリニックを開業。昭和大学病院整形外科学講座講師。日本整形外科学会整形外科専門医、日本手外科学会専門医、日本医師会認定産業医

 

 

「更年期世代の女性の手のこわばりや痛みについて、なぜ起こるのか、実ははっきりわかっていません。個人差も大きく、年齢を重ねても症状が出ない人もいますし、長年手指を使う仕事をしていてもなんともない人もいます」

 

と語るのは、まえだ整形外科・手のクリニック院長の前田利雄先生です。

 

「ヘバーデン結節、ブシャール結節、母指CM関節症は変形性関節症と呼ばれる疾患ですが、これらに関して女性ホルモンとの関係が指摘されています。ひとつの説ですが、腱や関節には受容体があり、炎症が起きた際、その部位の受容体に女性ホルモンがくっつくことで炎症が鎮まり、痛みや腫れが引くといわれています。ところがホルモンの分泌量が減るとそのメカニズムが成立しなくなり、不調が解消しないままになってしまう。手のトラブルに悩む患者さんは、女性の割合が圧倒的に大きく、世代的にも女性ホルモンの分泌量が激減する40~50代が多いことから、女性ホルモンの減少が原因のひとつなのではと考えられているのです」

 

原因がわからないため、治療は基本的に対症療法になると前田先生は言います。次回、詳しく紹介します。

 

 

 

こんな経験ありませんか? 次ページで、編集部員Uが実際に体験した「手のトラブル」についてご紹介します。

体験談

ペットボトルが開けられない!
編集Uの手の痛み治療記

1年前、突然右手親指の付け根が痛くなりました。最初は突き指かと思っていましたが、数日後には両手の親指がカクンとなり、痛みでペットボトルが開けられない、トイレで下着を引き上げるのもひと苦労という状態に。困って手外科を訪ねたところ、腱鞘炎と診断されました。局部に痛み止めの注射を打ってもらったら3日で痛みが消えたのですが、先月から症状がぶり返してしまって…。今は痛みが強いときだけ、病院でもらった痛み止めのクリームを塗っています。温めると楽になるので、お風呂でマッサージしたり、エクエルを飲むなどして、これ以上悪化しないよう気をつけています。

 

 

次回は、クリニックでの「手のトラブル」の治療法についてご紹介していきます。

 

 

まえだ整形外科・手のクリニック

整形外科・リハビリテーション科

東京都杉並区下井草1-6-2

☎03-5382-5577

受付時間/9:00~12:00、14:30~17:45

㊡日曜、祝日
※木曜日午後は、昭和大学病院整形外科 手の外科診で診療

 

 

イラスト/内藤しなこ 構成・原文/上田恵子

MyAge購入バナー(正)

<前の記事

<前の記事
第10回/更年期の不調3:「手の不調」②更年期世代に多い手の不調、その症状は?…

次の記事>

次の記事>
第12回/更年期の不調3:「手の不調」④クリニックで受けられる治療法とふだんのケア法は?…

この連載の最新記事

更年期の不調 5:下半身の筋肉不足②ずっと歩ける体をつくる下半身メインのストレッチ(後編)整える、鍛える

第20回/更年期の不調 5:下半身の筋肉不足②ずっと歩ける体をつくる下半身メインのストレッチ(後編)整える、鍛える

更年期の不調 5 :下半身の筋肉不足①筋肉貯金のための下半身メインのストレッチ(前編)緩める

第19回/更年期の不調 5 :下半身の筋肉不足①筋肉貯金のための下半身メインのストレッチ(前編)緩める

更年期の不調 4:「足のトラブル」⑤トラブル足にさよならするための5つの習慣

第18回/更年期の不調 4:「足のトラブル」⑤トラブル足にさよならするための5つの習慣

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

OurAgeスペシャル