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更年期の不調3:「手の不調」③手外科の専門医が語る原因と、編集部員の実体験は?

これまで、更年期世代に多くみられる「手の不調」の種類についてご紹介してきました。今回は、手外科の前田利雄先生にそれらの手のトラブルの原因について、お話を伺います。

 

 

 

3.女性ホルモンの減少も原因に「手の不調」

 

更年期の手のトラブルは、
女性ホルモンの激減によるもの?

 

前田利雄さん
Toshio Maeda

1995年、昭和大学医学部卒業。2016年、まえだ整形外科・手のクリニックを開業。昭和大学病院整形外科学講座講師。日本整形外科学会整形外科専門医、日本手外科学会専門医、日本医師会認定産業医

 

 

「更年期世代の女性の手のこわばりや痛みについて、なぜ起こるのか、実ははっきりわかっていません。個人差も大きく、年齢を重ねても症状が出ない人もいますし、長年手指を使う仕事をしていてもなんともない人もいます」

 

と語るのは、まえだ整形外科・手のクリニック院長の前田利雄先生です。

 

「ヘバーデン結節、ブシャール結節、母指CM関節症は変形性関節症と呼ばれる疾患ですが、これらに関して女性ホルモンとの関係が指摘されています。ひとつの説ですが、腱や関節には受容体があり、炎症が起きた際、その部位の受容体に女性ホルモンがくっつくことで炎症が鎮まり、痛みや腫れが引くといわれています。ところがホルモンの分泌量が減るとそのメカニズムが成立しなくなり、不調が解消しないままになってしまう。手のトラブルに悩む患者さんは、女性の割合が圧倒的に大きく、世代的にも女性ホルモンの分泌量が激減する40~50代が多いことから、女性ホルモンの減少が原因のひとつなのではと考えられているのです」

 

原因がわからないため、治療は基本的に対症療法になると前田先生は言います。次回、詳しく紹介します。

 

 

 

こんな経験ありませんか? 次ページで、編集部員Uが実際に体験した「手のトラブル」についてご紹介します。

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