横森理香の更年期チャレンジ! 「コーネンキなんてこわくない」第4回「ショーシャ式ってなに?」

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横森理香

作家・エッセイスト。1963年生まれ。多摩美術大学卒。 現代女性をリアルに描いた小説と、女性を応援するエッセイに定評があり、近著『40代 大人女子のためのお年頃読本』がベストセラーとなる。代表作『ぼぎちんバブル純愛物語』は文化庁の主宰する日本文学輸出プロジェクトに選出され、アメリカ、イギリス、ドイツ、アラブ諸国で翻訳出版されている。最新刊は『コーネンキなんてこわくない』。 また、「ベリーダンス健康法」の講師としても活躍。主催するコミュニティサロン「シークレットロータス」でレッスンを行う。 横森理香公式ホームページwww.yokomori-rika.com.

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52歳になり、子宮筋腫をもつ作家・横森理香についに更年期症状が!?

スッキリ爽やかでハッピーな毎日になるために、よいといわれることに

次々チャレンジをしていく更年期克服ルポエッセイ。

今回は世界の セレブ御用達のショーシャ式アンチエイジング検査へ――。第4回

 

 

④「ショーシャ式ってなに?」

 

フランスのショーシャ式アンチエイジング法が日本で受けられるクリニック「和田秀樹 こころと体のクリニック」は、なんと本郷にあった。それも、なんとも分かりづらいところである。

 

新お茶の水駅からタクシーを走らせ、降りたところで迷いに迷い、編集者Kとスマホで連絡を取りつつ、やっとお互いの顔が見えるまでに五分かかった。その距離の近さたるや、糸電話級だった。それも地下。なんで地下? しかも雑然としている。

 

過去、物見遊山でアンチエイジングクリニック数軒に行ったことのある私だが、こんな商売っ気のないクリニックは初めてだった。アンチエイジングクリニックといえば、高級サロンのように待合室も整っていて、オーシャンアーツなんかが飾ってあり、綺麗な女性スタッフが恭しく対応するのが常なのだが。   現れた和田先生もまた、隣のオタクおじさん、のような気さくさだった。近所の世話焼きばあさんに、

 

「あの先生ああ見えてね、東大卒の精神科医。海外留学経験もあって、老年精神医療の専門家。国際医療福祉大学の大学院教授でもあるんだよ」

 

と耳打ちされそうなキャラだった(すべてホントのことです)。

 

「だらしなく見えるけどね、何冊も本書いてる作家なの。それだけじゃなく映画監督でもあり、受験指導の仕事もしてる、マルチな先生なのさ」

 

「へー、人は見かけによらないものねぇ・・・・・・」

 

と感心するほど突っ込みどころ満載で、近寄りがたい感じはまるでない。

 

 

和田秀樹先生

今回、診ていただいたのは和田秀樹先生。「和田秀樹こころと体クリニック」院長

 

Profile   1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒、国際医療福祉大学教授・精神科医。老年精神医学、精神分析学(特に自己心理学)、集団精神療法学を専門とす る。とくに自己心理学では、日本人で初めてその国際年鑑であるProgress in Self Psychologyに論文が採用されたり、日本在住の精神科医としては初めて、Annual International Conference on The Psychology of The Selfで発表を行うなど、国際的に評価が高い。テレビ、ラジオに出演、雑誌連載や数多くの単行本を執筆し、著書多数。映画監督、受験指導のプロフェッショナルとしても活躍。初監督作品『受験のシンデレラ』(2007年公開)はモナコ国際映画祭グランプリ受 賞。 『学力向上!の会』主宰。

国際的なショーシャ式検査

 

ところでショーシャ式ってなに? という話なのだが、世界のセレブが実践する、フランス人クロード・ショーシャ先生の若返り法なのである。アンチエイジングの世界的名医として知られ、故ダイアナ妃からゴクミ&アレジまでを指導。日本でも『カラダの中から美しく痩せる<ショーシャ式>体内リズムダイエット   ~食べても太らない魔法の食ルール~』が出版されている。

 

そのショーシャ先生から直接指導を受けた和田先生が、被験者の尿をフランスに送り、血液は台湾に送り、「体の酸化防止のための百二十種類にも及ぶ食品アレルギー検査」を行うのだ。尿検査は代謝機能などの測定とそれに基づく老化度の判定。血液検査による「若返り」に関するホルモン測定、微量元素などの測定と、それに基づくホルモン補充療法や食事指導を行う。

 

 

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フランスにアレルギー検査のために尿を送るキット。朝からお小水を採る気持ちも明るくなる!? ビビッドなイエロー

血液を5本分採りました。こちらは台湾へ。

血液を5本分採りました。こちらは台湾へ。

 

 

当日朝の尿サンプルを二本持参し、血液のサンプルを五本採られた私たちに、先生は説明を始めた。

 

「みなさんアレルギーというと、花粉や食品、薬品などによる突発性のものだけと思いがちですが、実は慢性的に、ゆるやかにおなかの中で炎症を起こしている食品があるんです。それを調べて、避けて行く」

 

先生は表を見せ、

 

「たとえば、高危険度域まで達している食品があるとしたら、それを今後六カ月は禁止し、その後は四日に一度などに頻度を減らして摂取する」

 

と説明した。

 

中程度のアレルギー反応食品に関しては、三カ月お休みして、その後は四日に一度などに減らして行く。すると、内臓がアレルギー反応で炎症を起こし酸化することなく、若返りを促進できるというわけだ。   確かに、何かを食べて体中に発疹が出たりした経験のあるものは人間二度と食べないが、水面下で炎症を起こしているものなど、知る由もない。体の老化は「酸化」だと言うことは知っていたが、ここまで具体的な検査と対処法があるとは!

 

私はもともとアレルギー体質で、小さい頃アレルギー検査もしたことがあるが、当時大学病院でもせいぜい二十種類ぐらいの検査だった。百二十種類にも及ぶアレルギー検査と尿検査、先生による結果についての解説、説明、指導つき、となれば、この180,000円(税、検体の送料実費別)という値段もうなずける。冒頭にも書いたが、和田先生は決して商売根性のある人ではない。

 

「ホルモン補充療法もね、日本はネガティブな意識が強くて限られた人しかしてないんだけど、欧米では一般的なの。骨粗鬆症予防やアルツハイマー予防にもなるし、年をとっても元気な生活を送れるんです」

 

ショーシャ式は女性だけでなく男性にもホルモン療法を施すという。

 

「というのは、女性は閉経後、女性ホルモンが減って男性ホルモン優位になるから活動的になるんだけど、男性は男性ホルモンが減ると活動的じゃなくなっちゃうんですよ」

 

「あー、だから休日のお父さんたち、家から出ないで一日中テレビの前で横になってるんですね!」

第4回
横森理香の更年期チャレンジ! 「コーネンキなんてこわくない」第4回「ショーシャ式ってなに?」

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