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55歳、「夕方になると文字が見えない…」の原因は“隠れ遠視”だった!?

あさこ

あさこ

わが家の猫2匹はいずれも飼い主に似てよく食べよく肥えてます(^_^;)。特にオスのごま4歳は体重8㎏。おデブだけどなかなか機敏で、高いところにもドスドス飛び乗り飛び降り。無理やりだっこすると、太~い後ろ肢でゲシッ!とみぞおちのあたりを強烈にキック。元気なのはなによりだけど、いつか肋骨折られそうです…。

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田舎育ちのせいか遺伝なのか、小さい頃から目だけはよく、メガネとはずっと無縁の人生。視力検査では一番下の2.0まではっきり見える~♪と友だちに自慢したりしていました。

 

ただ、そのぶん老眼になるのも早く、45歳くらいからは仕事や読書の際にリーディンググラスが必要に。

 

数年前から使っている老眼鏡

 

この老眼鏡のおかげでスマホの文字も原稿もぐっと読みやすくなり、「メガネってなんて便利なの!」と日々愛用してきました。

 

ところが、昨年春からのコロナ禍で在宅勤務するようになって以降、これまでになかった目の疲れに悩まされるように。リモートワークの初期にMacBookの小さなディスプレイで日がな一日仕事をしていたので、思い立ってちょっと大きめディスプレイを購入してからは、視界良好、目の疲れもずいぶん緩和されました。

 

 

しかし。

昨秋くらいから、今度は夕方になるとオフィスにいても自宅にいても、だんだん視界が暗く感じるようになりました。どんなに目を凝らしても、午後4時を回るとパソコンやスマホの文字がよく見えないのです。

さらに、日中の強い日差しや夜間の車のライトなど、明るい光を見ると、目の奥がぎゅーっと痛むように…。

 

 

午後4時を回ると文字が読めない!?…私の眼、どうなっちゃったの?

 

 

当初はただの疲れ目かなぁと、市販の目薬をさしたりホットアイマスクを試してみたりしましたが、一向に改善しないどころか、やがて、夜になると、スマホの画面をMAX明るくしないと何も読めない見えない、という困った事態に…。

 

さすがにこれはまずい(・・;)と、15年くらい前にお世話になった眼科を久しぶりに受診。あれこれ検査してもらった末に、診察室で先生に言われたのは

 

「あなたの目は、裸眼で生活できるような目じゃありません」

というショッキングなひと言でした。

 

3カ月限定で「目の疲れを取る」ための遠近両用メガネ

 

ええええ(゚д゚lll)??

で、でも先生。私、とりあえず日常的には見えなくて困るようなことはないんです。ただ夕方になると文字が見えづらいってだけで…

 

 

と弁明(?)してみたのですが、先生いわく、

 

「若いときに目が良かった人ほどそう言うんですよ。遠視の人は、遠くがよく見えるもんだから『目がいい』と思っていがちですが、近くよりも遠くのほうが見えやすいというだけで、本当は遠くを見るのも近くを見るのも苦手な目なんです

 

「網膜に焦点が合っていないのに、無理にそれを調節しようとしてがんばっている。だから遠視の人はもともと目が疲れやすい。若いときはピントの調節機能が元気なのでなんとか合わせているけれど、年とともに調節機能が衰えてくると、目が異常に疲れていろんな不具合な生じてきます。あさこさんが夕方見えにくくなっているのもそのためです」

 

「とくに最近は職場でパソコンを見続け、朝も夜もスマホを見っぱなしでしょう。さらに遠視の目にとっては過酷な状況なんです」

 

 

がが~ん…(-_-;)

自分は「目がいい」と思い込んできたのに、逆に目に負担をかけて疲れやすい目だったなんて!

 

 

正直言って、これまで遠視と老眼の違いもよくわかっていなかった私。なんとなく遠視の延長に老眼がある…ようにイメージしていましたが、今回調べてみて、

「遠視」=遠い距離も近い距離もピントが合いにくく、近い距離のほうがより見えにくい目

「老眼」=老化によるピント調節機能の低下で、遠くも近くも見えにくくなる

だということを初めて知りました。私の目は遠視と老眼のダブルパンチってことですね。

 

眼科医で処方された遠近両用メガネ用の処方箋

 

↑こちらはメガネオーダー用の処方箋ですが、これを見ると、どうやら乱視も入っているよう…。どうも自分の目は思った以上にダメダメになってたみたいです。

 

 

さらに先生からは

「今はとにかく、あさこさんの目はものすご~く疲れているので、まずはその疲れ目を調整するための眼鏡を2、3カ月かけてください。その眼鏡に慣れたら、改めて正しい視力を測ってレンズを入れ替えましょう」というキビシ~イお言葉が。

 

ひょえ~(;・∀・)

ってことは、レンズ代が2倍かかるってことですよね? さらにがが~ん。

 

泣く泣く、いただいた処方箋に従い、遠近両用のレンズで眼鏡をオーダー(レンズはとりあえず一番安いものにしました)。今までは近い距離の文字を見るときだけ老眼鏡をかけていたのですが、「当面は老眼鏡禁止。朝起きてから夜寝るまでこの遠近両用メガネをかけて目を慣らしてください」ということに。

 

眼科医の処方箋でオーダーした「3カ月矯正用」の遠近両用メガネ

↑こちらがその「3カ月限定の遠近両用メガネ」。

 

でもこの“一日中メガネをかける生活”というのが私にとってはなかなかハードルが高いのです。かけ慣れないのでついついはずしてしまうし、遠くから近くに目を移すときにグラ~っと視界がゆがむ感覚もどうにも気持ちが悪い。

 

 

また、疲れ切ったダメ目を癒すため、しばらくは朝・昼・夜と1日3回の点眼薬(目の調節機能を高めるもの)と、夜寝る前の点眼薬(こちらは目の調節機能の疲れをとるもの)も処方されたので、朝から晩までせっせと目薬を差す日々。

 

朝昼晩の点眼薬と、夜寝る前の点眼薬

 

あ~、こんなことならもっと早く眼科医に行っとけばよかった~!……という後悔先に立たず、です。

 

 

つい先日、私と同じように、若いときから“目がよかった”という年上の知人にこの話をしたところ、「私は眼科医の先生から“隠れ遠視”って言われましたよ」とのことでした。目がいいという思い込みから、自分の遠視に無自覚でいる人は意外に多いのだとか。それが加齢にともない、眼精疲労からくる頭痛や嘔吐などの不調で初めて気づく…という人も少なくないのだそうです。

 

もしもあなたが40代後半以上で、若い時に「目がよかった」という自覚があったら、一度、眼科で眼の状態をチェックしてみては。思いがけず、“隠れ遠視”のリスクが潜んでいるかもしれませんよ。

 

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