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北欧の夏の味、爽やかなベリーのコーディアル

新谷麻佐子

新谷麻佐子

あらたに・あさこ●イラストレーター&編集者。2014年にムーミンの作者トーベ・ヤンソンが暮らした島「クルーヴハル」に、友人でライターの内山さつきと1週間滞在したのをきっかけに、kukkameri(クッカメリ=フィンランド語で「花の海」の意) を結成。以後、フィンランドの小さな町や四季、暮らしと文化をテーマに取材を続けている。著書に『とっておきのフィンランド』(ダイヤモンド社)がある。http://kukkameri.com

手づくりは格別! 旬のブルーベリーでジャムづくり

 

今年は梅雨が長く、7月は夏らしい天気が少なかったですが、8月に入れば間違いなく夏本番。そうすると恋しくなるのが、コーディアルです。

 

コーディアルとは、もともとイギリスで古くから親しまれていたハーブドリンク。ハーブを水で煮出し、砂糖を加え、濃厚なシロップにして、炭酸水やお酒で割ったり、紅茶にたらしたりしていただきます。中でも初夏に咲くエルダーフラワーのコーディアルは、イギリスや北欧でよく飲まれていて、ベリーなどフルーツでもつくられます。

 

普段はあまりジュース類を飲まない私も、温度や湿度が上がると「コーヒーではなく、ベリーのコーディアルが飲みたいなあ」と思ってしまいます。

 

コーディアルは私たちkukkameriにとって、おふくろの味のひとつ。フィンランドの友人宅に行くと、冷蔵庫いっぱいに手づくりのコーディアルやジャムの瓶が詰まっていて、滞在中、私たちはその貴重な手づくりのコーディアルをほぼ毎食いただいているのです。

友人がつくったコーディアル。いつもかわいいペーパーナプキンを添えてくれます。

この時は、レッドカラントのコーディアルをいただきました! ちなみに、グラスの横に添えてあるのは、海岸沿いを散歩しながら拾った石。フィンランドは森を歩いても、海岸沿いや湖畔を歩いても、素敵なものがたくさん見つかります。

 

友人はコーディアル専用の鍋を持っていて、私たちが滞在していた時は、そこにカゴいっぱいのレッドカラントを投入。たっぷりの砂糖を加えて煮詰めていました。

 

フィンランドでは、ベリーはとっても身近な食材。

「さあ、ベリー摘みに行くぞ!」なんて気構えなくても、すぐそばに森があって、あちらこちらにベリーの実がなっているので、散歩の途中、出かけるついでとかに、おしゃべりをしながら摘んで、口にポンポンと入れています。

 

こちらのイラストはフィンランドの森で見かけるベリーいろいろ。

北欧の人たちにとって、ベリー類は貴重なビタミン源なので、1年中食すために、自家製ジャムやコーディアルをたっぷりつくっておきます。そのためには、気合を入れて大量に摘んだり、農家の直売所やマーケットでたっぷり購入したりします。

 

ちなみに、ベリーの中でもいちごだけは自生しないそうで、マーケットやスーパーで買うものだそう。

こちらは昨年、取材先に向かう途中に立ち寄った、いちご農園&カフェの様子。手書きで書かれた看板など、素朴な佇まいにグッときます! いちごのアイスクリームもあって、おいしかったです。

そして、北欧だけでなく、日本も7〜8月はブルーベリーの収穫期。ぜひこの時期にフレッシュなブルーベリーをつまんで北欧気分を楽しみたいところ。生のままポイポイと口に入れてもおいしいですが、ジャムやコーディアルをつくるのも楽しいですね!

 

私は、地元農家さんのブルーベリーでジャムをつくりました。蒸し暑いし、仕事も煮詰まったしで、疲れたなあという夏の午後、アイスにかけていただきます! 生のブルーベリーもトッピング。

コーディアルは、イケアでリンゴンベリーのシロップを購入。北欧の夏気分に浸るために、イッタラの「ウルティマツーレ」のグラスに注ぎました。ラップランドの氷が溶ける様子から着想を得たというこちらのグラスは、見た目にも涼しげ。

 

つくったジャムの保存はこちらの瓶に。フィンランドの友人はよく手づくりジャムをプレゼントしてくれるのですが、いつも彼女が保存容器として使っているのが食材の空き瓶。その空き瓶をさらに再利用しました。彼女の手書き文字も恋しくてまだ貼ったまま(笑)。

こちらの瓶、フィンランド好きな方は一目でわかると思いますが、北欧の食卓に欠かせないニシンの酢漬けが入っていたもの。スーパーに行くと、いろいろな味のものがずらりと並んでいます。外国の言葉で書かれた容器やパッケージって、なんだか惹かれますよね。

 

さあ、北欧のベリーライフを取り入れて、暑い夏を乗りきりましょう!

 

新谷麻佐子さんの北欧旅連載

『今人気の田園ツーリズム。フィンランド、ラトビア、エストニアに行ってきました!』

 

 

 

 

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