明けましておめでとうございます。
年末年始でのコロナ感染者数の減少を期待しておりました。
皆さんもですよね〜。
でも現実は7日からの首都圏非常事態宣言!
日本は今でも欧米諸国と比較すると頑張っているようですが、東アジア各国の中では厳しい状況にあります。出来る事を粛々とやっていくしかない状況ですね。
実はこの2月で5年間飲み続けた乳がん再発の確率を下げるホルモン抑制薬「アリミデックス」を終えます。
嬉しくて嬉しくて本当にその日が待ち遠しいです。
5年前、当時在カタール日本大使だった義兄を訪ね、初めての中東旅行を計画していましたが、乳がんが発覚。幸いなことにステージが軽かったので担当医は旅行後の手術を快諾。
元々商社マンだった義兄は若い頃カタールと仕事をしていました。当時のカタールは天然ガスが出たばかりの小さな貧しい国、高いビルはアメリカのホテルが一軒だけだったそうです。
それが30年後世界一のお金持ち国になり、首都ドーハは世界中の有名建築家に自由に建てさせた個性的なビル群で溢れかえっていました。
義兄が一緒に働いた若いカタール人達は国の要職となり、その人脈をもつ義兄が外務省からスカウトを受けたのです。
大使公邸を訪ねるなんて又とないチャンスです。私も前向きな気持ちで旅立ちました。
その際医師が「ホルモン抑制薬を今から飲んでみては」という提言。「旅行中、大丈夫でしょうか」と尋ねると「薬はごくごく少量の女性ホルモンを抑えるだけですから、心配ないですよ」という答え。それを信じて、旅立つ2日くらい前から飲み始めました。ところが旅の途中から鬱症状が徐々に現れます。自分ではそれが薬による鬱とも解らず、帰国して手術を受けても苦しみが続きました。
その後MyAge誌上で対談をした当時聖路加の精神腫瘍科でいらした保坂隆先生と巡り会う事が出来、目の前の苦悩が嘘の様に晴れた経験を持ちます。
●【朝倉匠子さん-保坂隆医師対談】「がん 」と言われたとき、知っておくといいこと。「乳がん」うつ経験者と、「精神腫瘍科」医師のリアルな言葉。
昨年はコロナ禍となり薬が免疫を下げるかもしれないと不安になりました。
でも何とか続けてきました。
ホルモン抑制薬は閉経でほとんどなくなっている女性ホルモンを更に抑制します。
だから、個人差はあると思いますが、副作用がかなりあるのです。
今後はそれから解放され、脳や身体が活性化し、「記憶力最低で名前がパッと出てこない状態」が改善されるのではないかと期待しています。友人たちからは「ホルモン治療をしていなくても自分も名前は出てこない」と言われましたが。
さらに肌や髪も綺麗に戻る? ご報告します、楽しみにしていてくださいませ。
そして本年もよろしくお願い致します。
Stay Safe!