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アーユルヴェーダ施設に籠って 、美&元気をリセット

小野アムスデン道子

小野アムスデン道子

世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、旅の楽しみ方を中心としたフリーランス・ライターへ。

旅と食や文化、アートなどライフスタイルについての執筆や編集、翻訳多数。

日本旅行作家協会会員。

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アーユルヴェーダ施設で、美&元気のためにリセットを

 

 

こんにちは小野アムスデン道子です。昨年、アメリカの自宅に戻る前に行っておきたかったのが、スリランカでアーユルヴェーダ施設を訪ねる旅です。

スリランカの伝統医療であるアーユルヴェーダは、食事とトリートメントが体質に合わせて組まれて、旅を終えた時にはすっかり身も心もリセットされた気分なれるんです。

 

 

飛行機手配と施設予約、合わせてお世話になったのがアーユルヴェーダツアーをよく催行する旅行会社「PINK」。もともと「2020 年1月30日まで日本人は、スリランカへの観光ビザが無料になっていますよ」と教えてもらったのが、アメリカ帰国前に行こうと思い立ったきっかけだったのです。行き先は、コロンボ空港から車で約30 分と近いこと、日本人と日本語の話せるスタッフがいて気楽に過ごせること、午前と午後の2回トリートメントを受けることができること、という3つのポイントでニゴンボにある「カルナカララ・アーユルヴェーダ・リゾート」にしました。ヴィラが17棟、レストラン、診療所、薬局、ヨガスタジオ、寺院、プールもあるヒーリングリゾートで、日本にも代官山にサロンがあるアーユルヴェーダ施設です。

 

 

 

スリランカの観光ビザは2020 年1月30日まで無料ですが、申請は必要とのこと。「PINK」にうかがうと「オンライン申請の最後の決済ページがなく、事項通りに入力していくとそのまま終了する」とのことで「パスポートの有効残存期間は滞在日数プラス6か月以上必要です」と注意点も。渡航の1週間前には取得をおすすめしているそう。これを読んで、駆け込みでスリランカへアーユルヴェーダの旅に行きたくなった人は、注意してくださいね。

 

 

「カルナカララ・アーユルヴェーダ・リゾート」は、アーユルヴェーダのトリートメントに加えて、多彩なアクティビティがあるのも特徴。クッキングデモンストレーション、アーユルヴェーダワークショップ(ハーブボールなど)、ニゴンボショッピングが「PINK」を通して予約をすると無料なので、3泊4日の中にこの3つを組み込んでもらいました。また、たとえばスリランカ航空では自分で正規割引航空券を購入すると、予約後すぐに発券になり、その後は変更料や取消料がかかりますが、パッケージツアーなら何カ月前に予約をしても出発日の1か月前発券(ピーク時は40日前)でOKなのもうれしいポイント。

 

 

 

日本(成田)からスリランカへの直行便は、一時期、往路がモルジブ経由でしたが、今は直行便が復活して往路は約9時間半。到着は夜になりますが、広いヴィラの部屋(ウォシュレットがついているのにびっくり)でゆっくり就寝、翌朝早朝のヨガからプログラムがスタートします。

アーユルヴェーダのトリートメントや食事の内容は、まず、ドクターの問診と脈診を受けます。心身の不調に結びつくのは、ヴァータ、ピッタ、カパという3つのドーシャ(体質)の偏り。それらのバランスを取るのは、現状の改善と共に、予防医学的な面もあります。

私の場合は、ヴァータ&ピッタ体質で、ちょっと最近気になる便秘や下痢など消化系トラブルに抜け毛や髪のうねりなどヘアトラブルの対策に加え、ストレス解消のためのトリートメントが加えられました。10数種類ほどあるオイルもトリートメントに合わせてドクターが選択。

まずは、いすに腰かけてヘッドマッサージから。抜け毛や目の疲れにもよいニールヤーディというオイルを使って、力強く円を描いたり、ツボを押したり。目の前を流れる川を眺めて、自然の中でトリートメントを受けている感じがとても心地よいものでした。

その後に皮膚のトラブルによいターメリックやコリアンダーのハーブが入ったシートーダカというオイルで全身マッサージ。温めたハーブボールも当ててくれて、終った後は身体がしっとり。

お昼の食事は、ヴァータ・ピッタ体質の人向けの食事で、アスパラガスのスープ、ダール豆のカレー、小さいナスとココナツの炒めもの、ジャガイモのカレー、ゴトゥコラ(ツボクサ)のサンボル(辛味調味料炒め)に2種類の米。それに、水ではなくお白湯が出されます。

カレーはまったくというほど辛くなく、ほどよいスパイシーさとココナツミルクが効いていて、ご飯と合います。私が大好きなケールのような風味のゴトゥコラはいかにも身体によさそうな味。利尿、神経に作用して凝りや痛みを和らげるなどの働きあるそう。

 

 

午後のトリートメントの前に、ハーブボールづくりのデモンステーションを見学。セサミやミーシードなど全部で5種類の種とニンニクを丁寧に杵でついてつぶし、ガーゼに包んでつくるハンドメイドのもの。

もう一つのアクティビティは、キャンディアン・サリーというスリランカの民族衣装の試着(無料)。きれいな布と短いTシャツのような上着は、インドのサリーに比べて着付けが簡単。

午前のトリートメントでお腹周りもちょっとすっきりして、素敵な民族衣装を着てさらに気分が上がります。

 

 

午後のトリートメントは、乾燥が気になる足のケア。フットバスとオイルマッサージ、肩凝りを和らげる首と肩のマッサージもプラスされて終了。

夕方には、朝のヨガの先生が瞑想を教えに来てくれます。坐禅を組んで、呼吸もゆっくり、心を落ち着かせる時間。

 

 

翌日もまた早朝のヨガからスタート。辛味がなく優しい味付けでしかしコクがあるというカレーなどとにかく食事がおいしいて、タピオカのスープに、ストリングホッパー(見た目そうめんのよう)、チキンとダール豆のカレー2種、ココナッツサンボルを朝から完食。

パパイヤジュースや食後の果物もとてもフレッシュ。

 

 

2日目の施術は、午前に額に香油を垂らすシロダーラ。少しずつ垂らす位置をずらすのがセラピストのテクニック。うっとりと時間を過ごせます。午後には、またフルボティトリートメントと一人用の箱から首だけ出して入る薬草のスティームバスで、じっくりオイルが身体に浸透する感じがします。

 

 

オイルを使ったトリートメントの後はその効果を浸透させるためすぐシャワーは浴びれないので、最後の日にはボディドライピーリングとハーバルバスを。身体はピーリングですべすべ。その後、ハーブがたっぷり入ったお湯にゆっくりつかって心はゆったり。

 

毎朝ドクターの診察がありますが、最終日には今後の生活へのアドバイスや頭と身体、それぞれに合うトリートメントオイルなどをまとめてくれます。ヴァータ型の人は乾燥している人が多いので水をたくさん飲むように、またピッタ型はトマトやパイナップルなど酸味のあるものは避けてとのアドバイス。

生活習慣のアドバイスは、食事の前後にお白湯を飲む、同じポーズで長時間過ごさない、適度な運動と8時間の睡眠、過度な塩味やスパイスにインスタント食品は避けて、なるべくオーガニックフードを適量とどれも納得のいく心がけ。

最後に「自分自身を愛しなさい(大事にしなさい)」とひと言。

 

今までの毎日にちょっと一区切りつけて、今後の美と元気のためにあらためて暮らし方を考えるのに、アーユルヴェーダ施設籠もりはいい機会となりました。

 

 

カルナカララ・アーユルヴェーダ・リゾート
https://karunakarala.com/

取材協力/株式会社 PINK https://www.loveandtravel.co.jp/

 

 

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