OurAge

全力応援! 40〜50代の美とからだ

OurAge

全力応援! 40〜50代の美とからだ

https://ourage.jp/column/life/travel/228044/

アメリカでも日本でも、 オーガニックな暮らしをもっと身近に

小野アムスデン道子

小野アムスデン道子

世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、旅の楽しみ方を中心としたフリーランス・ライターへ。

旅と食や文化、アートなどライフスタイルについての執筆や編集、翻訳多数。

日本旅行作家協会会員。

OurAgeインタビュー/人生がちょっと変わるような「気づきの旅」を届けたいはこちら

記事一覧を見る

新型コロナウイルスの拡大で「免疫力のある健康な状態の維持」を誰しも意識しているのではないでしょうか? 自宅で過ごす時間が増えて、食事も自分たちで作ってという人が増えたと思います。私も同じく、なるべく体にいいものをと意識することが前より増えたのですが、家族が住むアメリカのポートランドと比較して、意外に日本では見つけにくいのが“オーガニック”なものなのではないでしょうか。

 

 

アメリカ北西部オレゴン州の都市ポートランドは、市内をバスや軌道交通といった公共交通を使って移動できる街。緑も多くて住みやすく、サステイナブルでヘルシーな暮らし方への意識も高いです。スーパ―マーケットに行けば、その規模の大小を問わず、オーガニックのセクションが必ずといっていいほどあります。

生鮮食品はもちろん加工品や、スキンケア・化粧品、サプリなどもオーガニックのコーナーがあって選択肢が広いのです。日本では、生鮮食品のオーガニックコーナーを設けるスーパ―マーケットは見かけるようになってきましたが、やはりまだ専門店や直販で購入というケースが多いように思います。

 

オーガニックは国ごとに認証機関があって、アメリカの有機認証は「USDA (United States Department of Agriculture)」というもので、たとえば農作物でいうと「栽培地で3年以上農薬を使用していないことやオーガニック栽培計画書などの証明資料とオーガニック製品を提出し、政府の承認を得た検査官による現地査察が必要」と厳しく、認証後も、査察は毎年行われます。

 

それだけにお値段も少し高めではありますが、果実や野菜の葉ものなど全体を食べるものは、オーガニックを選ぶなどしています。

 

また、加工品などいろいろなものが含まれる場合の認証については、オーガニック原料の含有率により①100%Organic、②Organic(95%以上オーガニック原料の製品)、③Made with Organic ingredients(70%以上オーガニック原料の製品)の3種類に区分されています。

 

 

食品でUSDAのオーガニックのマークを使用できるのは、①と②の95%以上オーガニック素材を使用した食品のみ。シリアルのLOVE CRUNCH(ラブ クランチ)は、穀物類にドライフルーツやナッツや甘過ぎないダークチョコレートも入っている大好物なのですが、これにもUSDAマークがしっかり入っていて安心です。このラブ クランチは、日本の近所のスーパ―マーケットで輸入品を売っています。

日本の有機認証はJASマークがついていますが、アメリカと日本は2014年に国同士オーガニックについての同等性相互認証をしていて、どちらの国でもオーガニックであるという表示をして販売が可能になっています。

 

 

ワインは日本でも “有機ワイン”や“ビオ”などオーガニックなワインに比較的親しみがあると思います。日本でも売られているカリフォルニアの「Frey Vineyardsフレイヴィンヤード」のワインは有機ぶどうだけを原料にしていて、亜硫酸塩ほかの酸化防止剤を使用せず、熱処理もかけていません。身体にもよいし、ぶどうの果実味をストレートに味わえるのも気に入ってます。USDAのほかにCCOF(カリフォルニア オーガニック認定団体)の検査と認定も受けています。

 

 

Photo by Kengo Watanabe

 

アパレルもオーガニックコットンの優しい肌触りは、やはりいいなと思うのです。オレゴン州で家族経営企業の「ORGANIC THREADSオーガニックスレッズ」というオーガニックコットンソックスのブランドがあって、ちょうどよいしまり具合と柔らかな履き心地とのバランスや、生成りの自然な色がとてもいい感じです。

 

アメリカで身近な感じのオーガニックな暮らし。やはり手がかかっている分、お値段はやはり少し高めですが。日本でももっと選択肢が広がればいいなと思います。

 

今すぐチェック!

衣類の「ワンランク上の清潔衛生」を目指すなら! 漂白剤を使わない手はありません

衣類の「ワンランク上の清潔衛生」を目指すなら! 漂白剤を使わない手はありません

supported by 花王
<前の記事

<前の記事
第120回/近場で大人の親子旅、 庭園自慢の温泉旅館…

次の記事>

次の記事>
第122回/味噌、醤と手づくりに回帰 オーガニックと発酵にこだわって…

この連載の最新記事

ダ・ヴィンチの名画の世界に思いを馳せて楽しむアヌタヌーン・ティー

第127回/ダ・ヴィンチの名画の世界に思いを馳せて楽しむアヌタヌーン・ティー

昨今の日米往復事情とポートランドでワクチンを打って

第126回/昨今の日米往復事情とポートランドでワクチンを打って

家飲みで海外気分♪ポートランドクラフトビールの楽しみ方

第125回/家飲みで海外気分♪ポートランドクラフトビールの楽しみ方

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル