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恐ろしいことに、人は誰でも自分が一番キレイに写っている写真を自分だと思いがちですが、それは誤解です。/一条ゆかり

一条ゆかり

一条ゆかり

いちじょう・ゆかり 漫画家。「デザイナー」「有閑倶楽部」「プライド」など、OurAge世代なら誰もが夢中になったヒット作多数。大酒豪、愛煙家など破天荒な伝説あまたあれど、現在は家庭菜園でトマトを育てるなど、いたって健康的な日々。この連載では先生の数多くの名言から、特にOurAge世代向けの言葉をピックアップ。込められた”愛とムチ”の意味を、解説いただきます!

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女友達で、よくいますよね。集合写真を見て、「ヤダー! 私、すごいブサイクに撮れてる~!!」「私、本当に写真うつりが悪くってぇ」と騒ぐ人。しかも本気でそう思い込んでいる節がある。

 

そんな人を見ると、私は心の中で、いつもこう思います。「いや、写真うつりは悪くないよ。写真は残酷なだけだよ」と(笑)。

 

そもそもたいていの人は、お化粧をしたりするときに鏡に映る顔が自分の顔のデフォルトだと思っているようです。でも、鏡に映っているときって、じつは相当意識して表情を作っているんですよ。自分なりにかわいい顔を作っているの。

 

一方、夜、電車に乗っているとき、ふとガラスに映った自分の顔を見て驚愕したことはありませんか。あの亡霊のような醜い女は誰?…と私も思ったことがあります。自分だと信じたくなくて、ちょっと笑ってみたら亡霊も笑ったんですね(笑)。

 

いや、電車の中はライトのせいで顔に濃い影ができるから年老いて見える……などと言い訳したくなる気持ちもわかりますが、あれも紛れもなく自分。だから、いつも鏡で見ている顔と、電車のガラスに写る顔の中間くらいが、人が認識している自分の顔だと思ってください。そうすれば記念撮影でがっかりすることもないでしょう。

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「うそつきな唇」ぶ~け1993年12月号扉

 

取材・文/佐藤裕美

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