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人は丸くて、柔らかくて、ふわふわしたものに弱い

一条ゆかり

一条ゆかり

いちじょう・ゆかり 漫画家。「デザイナー」「有閑倶楽部」「プライド」など、OurAge世代なら誰もが夢中になったヒット作多数。大酒豪、愛煙家など破天荒な伝説数多くあれど、現在は家庭菜園でトマトを育てるなど、いたって健康的な日々。この連載ではOurAge世代への”愛とムチの金言”を、ビシビシといただいていきます!

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「人」というか、「日本人」はとくにそうよね。日本だけよ、食パンがあんなにフワフワしているのは(笑)。しかし、高級食パンブームもあっという間に過ぎたわねぇ。

 

だって、ハレの日のケーキならいいけど、ハレの日の食パンってなんか悲しくない? どう考えても食パンって、普段の食べ物だものどんなで高級でも食パンは食パンよ(笑)。

 

丸いっていうことでいうと、世界征服を成したピカチュウでしょ? トトロもそうよね。で、ついには、たれぱんだ。丸いだけじゃ足りなくなって、とうとうタレてるところまできた(笑)。

 

最近の「もふもふ」ブームにしてもそうだけど、日本人って、生真面目でメリハリをつけるのがヘタだから、癒しを求めて、ふわふわなものを求めるんじゃないかしら。

 

少女漫画のヒロインもかつては、丸くてふわふわした感じの子だったのよね。私も昔はあのタイプの主人公ちゃんと描いてましたわ。『デザイナー』で、主人公の亜美の友達だったモデルのアリサ。あの子は、当時の少女漫画の主人公になるキャラですね。顔は愛らしくて、性格的にも男性に従順で、服装もふわっとしてる感じ。

 

そういう既存の少女漫画にう〰️〰️んざりしていたので、アリサは脇役にして、本来なら絶対主人公にならない、口数の少ない、気の強い性格の亜美を主人公にしたという、ひねくれ者の一条です。

 

ちなみに日本では、「お肉が柔らか~い!」というのはホメ言葉だけど、フランスとかで肉を「柔らかい」とホメるのはちょっとNGでした。あちらはなんてたってジビエですから!肉の味を噛み締めて味わうのに固いのは当たり前!!肉本来の旨みを楽しむためにはとかなんとか言っていたのが、ふんわり柔らかくジューシーでエレガントでクソ高い松阪牛の出現によって、肉の価値観が大逆転!!

 

パンでも果物でも肉でも何でも甘くて柔らかくしてしまう日本人って、世界から見たら変わっているんでしょうね、きっと。
一条ゆかり りぼん1980年11月号付録イラスト

 

「一条ゆかりノート」りぼん1980年11月号付録イラスト

 

 

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