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奥能登国際芸術祭で人生初のホステス体験

吉田さらさ

吉田さらさ

寺と神社の旅研究家。

女性誌の編集者を経て、寺社専門の文筆業を始める。各種講座の講師、寺社旅の案内人なども務めている。著書に「京都仏像を巡る旅」、「お江戸寺町散歩」(いずれも集英社be文庫)、「奈良、寺あそび 仏像ばなし」(岳陽舎)、「近江若狭の仏像」(JTBパブリッシング)など。

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2005年に廃線になったのと鉄道の駅を利用した作品もあります。

こちらは、インドネシア人アーティスト、エコ・ヌグロホさんの作品です。

日本は、インドネシアに鉄道をもたらした鉄道大国のひとつですが、現在は人口減が激しい地域の鉄道が廃線になることも多いです。一方インドネシアでは、人口の増加に伴い、鉄道の駅や線路を飲み込むように街が発展していることが多く、アーティストさんは、打ち捨てられた駅舎に衝撃を受けたのだとか。

この駅は、廃線以来、寂しくここに佇み続け、こんなふうに利用されて陽の目を見る日が来るのを待っていたのでしょうか。

 

 

能登を代表する絶景を利用した作品もあります。

たとえばこちらは珠洲のランドマークのひとつ、「見附島」です。

その手前に、陶磁器の破片がぎっしりと並んでいますが、これは漂着物ではなく、中国の景徳鎮出身のアーティスト、リュウ・ジャンファさんの作品です。景徳鎮は言うまでもなく、中国有数の陶磁器の産地。珠洲にも、今はほとんど作られなくなったものの「珠洲焼」という焼き物がありました。

この作品は、その二つの地で作られた焼き物の破片でできているのですが、よく見ると、パソコンのキーボードなど、焼き物としては用途のわからない形状のものもあり、どうやらそれ自体も作品のようです。現代アートって、なんでもありで、本当に面白いですね。

 

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