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バストの下垂を遅らせるために必要なのは「大胸筋を鍛える」「姿勢を意識」「タンパク質をとる」!

私たちの胸が垂れるのは、胸を引き上げているクーパー靭帯が緩むからです。少しでもクーパー靭帯が緩むのを遅らせる方法を、乳腺専門医の島田菜穂子さんに取材しました。

大胸筋を鍛えれば、垂れた胸もよみがえる!?

胸が垂れる原因となるクーパー靱帯は、胸の土台である大胸筋に付随。そのため、大胸筋を鍛えるとクーパー靱帯の弾力も回復。吊り上げる力が強くなります。デコルテにボリュームも戻り、バストのリフトアップが実現。年齢とともに回復スピードは遅くなりますが、エイジングを遅らせる効果は抜群!

イラスト/大胸筋を鍛えれば、垂れた胸もよみがえる!?

 

胸にハリがなくなるのは乳腺が脂肪になるから

胸はおもに乳腺と脂肪で構成されています。若い頃は女性ホルモンの分泌によって乳腺が発達し、胸にハリが出ます。しかし更年期を迎え、女性ホルモンの分泌が減ってくると、乳腺がしぼみ脂肪に置き換わります。脂肪が多くなった胸は柔らかくなりハリを失うのです。

 

姿勢を意識して美しいバストをメイク

年齢を重ねると、筋力の低下や硬化によって猫背ぎみに。これが胸が下垂して見える原因のひとつ。また、姿勢が悪いと大胸筋をうまく使えず、筋力が低下。さらなる胸の下垂を引き起こします。正しい姿勢を支える大胸筋や背筋を鍛えたり、柔軟性を取り戻しましょう。

 

バストのエイジングケアにはタンパク質が大事

基本的にはバランスのよい食事をすることが大事ですが、意識してとってほしいのが、コラーゲンやアミノ酸を作るタンパク質。コラーゲンでできているクーパー靱帯を補強し、体の組織を作るタンパク質を増やすことは、バストのアンチエイジングにもつながります。

 

 

島田菜穂子
島田菜穂子さん
乳線専門医
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ピンクリボンブレストケアクリニック表参道院長。筑波大学を卒業後、放射線科勤務や、米国での留学を経て2008年に開院。ピンクリボン運動やイベント、出版活動などを通じて、乳がん啓発活動にも精力的に取り組む。日本医師会認定健康スポーツ医、日本体育協会認定スポーツドクターの資格も持つ

 

 

イラスト/内藤しなこ 構成/山村浩子 取材・原文/高田あさこ

 

 

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