春を楽しむアペリティーボ

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水ソムリエ&飲泉師

大学・短期大学の保健管理センターにて養護教諭として約7年間勤務。 結婚退職後は製薬会社にてアメリカFDA(厚生省)向けのGC分析を担当。 2000年ライターとして独立。温泉研究が高じてフィレンツェ在住に。

【所属】社)日本旅行作家協会・正会員、温泉学会・理事 イタリア:ミネラル水鑑定士協会・公認水ソムリエ(Idro-Sommelier®)&水鑑定士(n.2689)

ボン・ジョルノ!こんにちは、水ソムリエ&水鑑定士の竹村和花です。

イースターの休暇を過ぎると、イタリアでは日に日に陽射しが強まってきます。

今日は“春っぽさ”満開で楽しむ、自宅での気軽なアペリティーボ情報をお届けしていきます。

 

<春のうきうき感を楽しみましょう!>

イタリアではイースターを中心に、前後1週間を各自が自由にヴァカンスをとって楽しみます。

家族と一緒に過ごすことが基本のクリスマスと少し違って、イースターは家族だけでなく友人や恋人と一緒に過ごしたり旅に出かけたりします。

このイースター・ヴァカンスは子ども達だけでなく誰もが、幾つになっても楽しみにしている春の一大イベント。

イースター・ヴァカンスには宗教的な意味合いだけでなく、春の訪れを親しい人々共に祝うウキウキ感が込められています。

 

日本では本格的な紫外線対策が始まるこの季節、新芽や若葉の緑が太陽に輝き、まばゆい光を見ているだけで心が浮きたちます。

この春のウキウキ感は、私たちの脳内ホルモンを刺激し、前向きでクヨクヨしない幸せな気持ちを育んでくれるもの。

年齢を重ねればこそ、暮らしの中にこの季節感を取り入れ、心おきなく春のウキウキ感を楽しんで頂きたいと思います。

 

<テーブルを囲んで春を楽しみましょう>

陽射しがまばゆいこの季節、せっかくなので気のおけない友だちを招いて、軽いワインとアラカルトを楽しむアペリティーボを企画してみてはいかがでしょうか。

テーブルウェアに春らしいテイストを取り入れ、手持ちのお皿や箸置きなどを工夫するのも楽しい時間です。

 

またアペリティーボのお料理は、季節の野菜や肉などを茹でただけ、焼いただけ、のシンプルなものがおすすめです。

下ごしらえの要る凝ったものより、季節のものをシンプルに調理して華やかに盛り付ける方がイタリアっぽくて粋。

生野菜サラダはスライスして大皿に並べたり、皮を剥いてスティック状にしたグラス盛りを添えれば、立体的でフォトジェニックなテーブルに。

カッティングボードにキレイに洗った野菜や、ディップ用に刻んだ浅葱、チーズブロックをそのまま盛り付けてみるのも素敵です。

 

サラダを楽しむためのドレッシングは、市販のものだけでなくディップ系のものを何種類か手作りしておくとクラッカーでも楽しめます。

玉子や玉ねぎを加えたタルタル系のものやアボカド&チーズは、クラッカーに塗ったり、ブルスケッタを作るディップとしても使え便利です。

 

アペリティーボで用意する飲みものは、味の濃いお料理なら炭酸入りのミネラル水や発泡ワインを合わせると良いでしょう。

また野菜そのものの繊細な味わいを楽しむお料理には、無発泡タイプのすっきりしたミネラル水やさらりとした日本酒、白ワインが良く合います。

 

<春野菜でナチュラルな季節感を演出>

もう1つ。テーブルやキッチンのデコレーションに取り入れたいのが野菜。

春らしさを意識してキッチンを野菜でデコレーションして、テーブルにも。

キッチンのデコレーションには、春キャベツやミニ・トマトなど常温でも比較的いたみにくい野菜類を使うのがおすすめです。

 

日本は季節に関係なくキュウリやナスビが手に入る便利な国ですが、それでも季節を意識して野菜を見るようになると食事がもっと楽しくなります。

キッチン・スペースで常に野菜が目につくと、自然と消費期限を意識するようになり、食材にも気を配るよう進化するかも知れませんね。

 

 

次ページに続きます。

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第60回
春を楽しむアペリティーボ

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