炭酸×ミントの香り×レモンのクエン酸で腸のぜん動運動を刺激します
レモンのモヒート風(左)
●作り方
- ミントをたたいてグラスに入れ、適当な大きさに切ったレモン(またはライム)、氷を入れて、炭酸水適量を注ぐ。
朝の目覚めドリンクとしてもおすすめ。マイルドに腸を動かしてくれます
甘酒ヨーグルト(右)
●作り方
- プレーンヨーグルトと米麹甘酒を1:1で割る。
スイーツは砂糖オフで罪悪感なく楽しむ
●砂糖控えめで善玉菌を意識した美腸スイーツ
砂糖、特に精製された白砂糖のとりすぎには要注意。悪玉菌のエサとなって腸内腐敗の原因になります。甘いものが食べたいときは、砂糖の代わりになる甘酒やアガベシロップ、ラカンカ、オリゴ糖などを使用したものがおすすめです。さらに美腸を意識するなら、乳酸菌やビフィズス菌が直接とれるヨーグルト、食物繊維が豊富な果物など、腸の働きをよくする食材をとるといいでしょう。「スイーツでも腸活」を40歳からの新習慣に。
腸が喜ぶ成分たっぷりのスイーツ食材
乳酸菌やビフィズス菌を増やしてくれるヨーグルトや甘酒、食物繊維豊富なアガー、ビタミンやミネラルもとれる果物やナッツがおすすめ。炭酸の程よい刺激も腸を動かします。
●ヨーグルト
乳酸菌やビフィズス菌の宝庫。甘味は砂糖ではなく上記のような甘味料を。
●米麹甘酒
ノンアルコール。食物繊維やビタミンB群、アミノ酸を多く含む。
●アガー
海藻とマメ科の種子が原料で食物繊維豊富な凝固剤。プルンとした食感。
●果物
マンゴーやいちご、ラズベリー、りんご、キウイは特に食物繊維が豊富。
●ナッツ
アーモンド、ピスタチオ、くるみなどナッツ全般は食物繊維が豊富。
●炭酸
腸管を刺激して、便の排出を促す働きが。甘味料不使用のものを選んで。
乳酸菌とビフィズス菌、どちらも腸活に役立つ善玉菌ですが、乳酸菌の活動場所はおもに小腸。健康の要、大腸の調子を整えているのはビフィズス菌です。またビフィズス菌は乳酸だけでなく、高い腸活効果で注目の短鎖脂肪酸を産生します。ヨーグルトを選ぶ際はビフィズス菌入りがおすすめです。
レシピを教えていただいたのは
東京農業大学卒業。管理栄養士専攻。研究職(大豆イソフラボン研究)に就いた後、飲食店勤務を経て独立。ヘルシーかつおしゃれなレシピが人気。著書に『朝ごはんはすごい 一生太らない食べ方習慣』(ワニブックス)ほか
撮影/神林 環 スタイリスト/洲脇佑美 料理/大島菊枝 監修/川本 徹 構成・原文/瀬戸由美子