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「丸ごと玉ねぎのコンソメスープ」腸のぜん動運動を促す朝スープレシピ

毎朝の快適なお通じに役立つのが、腸のぜん動運動を促すパントテン酸です。パントテン酸が豊富な鶏ひき肉をスープ仕立てにしました。水溶性のパントテン酸はスープに溶け出すので、残さずしっかり飲み干して。

とろとろ食感と優しい甘味が絶妙! 玉ねぎのオリゴ糖が善玉菌を活性化
丸ごと玉ねぎのコンソメスープ

丸ごと玉ねぎのコンソメスープ

●材料(2人分)

  • 玉ねぎ……1個
  • バター……少々
  • 鶏ひき肉……50g
  • チキンブイヨン……300㎖
  • 塩・粗びき黒こしょう……各少々
  • あればハーブ(タイムやローリエ)……適量

 

●作り方

  • 1. 皮をむいてヘタを取った玉ねぎの頭に8等分に浅く切り込みを入れ、耐熱ボウルに入れてバターをのせる。ラップをして電子レンジ(600W)で4~5分加熱する。
  • 2. ①に鶏ひき肉、ブイヨン、塩、こしょう、ハーブを加え、さらに電子レンジで2~3分、ひき肉に火が通るまで加熱する。器によそい、粗びき黒こしょうをふる。

 

※鶏ひき肉はパントテン酸が豊富です。肉の中でも消化がよく、よい旨味が出るので、スープの味出し食材としておすすめです。

 

パントテン酸の朝スープで腸の目覚めをサポート

●腸のぜん動運動を促すパントテン酸を意識!

パントテン酸はビタミンB群のひとつ。腸のぜん動運動を促して排泄をスムーズにする働きがあります。いろいろな食品に含まれており、腸内でも合成されるので、通常の食生活であれば欠乏することはあまりありません。ただし、カフェインやアルコールを多くとる人、加工食品に偏った食事が続くような人は不足しがち。注意が必要です。水溶性なので、スープにすると、水に溶け出たものもしっかり摂取できます。

 

パントテン酸が多い食品を上手に利用

パントテン酸は肉、魚、野菜ほか、いろいろな食品に含まれます。肉の場合は肝臓(レバー)に特に多く、穀物の場合は未精製のものに多く含まれます。

100g中に含まれるパントテン酸量

上の数値は100g中に含まれるパントテン酸量
参考:日本食品標準成分表2020年版(八訂)

 

レシピを教えていただいたのは

大島菊枝
大島菊枝さん
フードコーディネーター
公式サイトを見る

東京農業大学卒業。管理栄養士専攻。研究職(大豆イソフラボン研究)に就いた後、飲食店勤務を経て独立。ヘルシーかつおしゃれなレシピが人気。著書に『朝ごはんはすごい 一生太らない食べ方習慣』(ワニブックス)ほか

 

 

撮影/神林 環 スタイリスト/洲脇佑美 料理/大島菊枝 監修/川本 徹 構成・原文/瀬戸由美子

 

 

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