しじみの旨味と梅の爽やかな酸味がしみ込んだ絶品卵。口の中で広がる黄身と薬味のハーモニーを堪能して。
薬味たっぷり味付き卵
●材料(作りやすい分量)
- 卵(室温においておく)……6個
- しじみ(砂抜きする)……100g
<A>
- しょうゆ……大さじ4
- 砂糖……大さじ1
- 梅酒……大さじ2
- 水……100㎖
<B>
- 万能ねぎ……4本
- にんにく……1片
- しょうが……1片
- いり金ごま……大さじ1
- 粉唐辛子……小さじ1/2
●作り方
-
- 1. 卵は沸騰した湯に入れて5分ゆで、取り出したら氷水にとって、殻をむく。
- 2. Bの万能ねぎは小口切り、にんにくとしょうがはみじん切りにする。
- 3. Aを小鍋に入れてひと煮立ちさせ、しじみを加えて口が開いたら火を止め、そのまま冷ます。
- 4. 保存容器に③とBを入れ、水気を拭いた①の卵を加える。冷蔵庫で1時間以上おく。
※冷蔵庫で約3日保存可能。
メンタル応援POINT
卵はビタミンCと食物繊維以外の栄養素を含む、ほぼ完全栄養食。しじみを加えてさらに鉄を強化!
幸せホルモンを出す!
〜メンタル応援3つのカギ〜
1. タンパク質をしっかり。朝食での摂取を特に意識
1日の推奨摂取量は体重1㎏あたり1g(体重50㎏の人は50g)。最も効率よく利用される朝食は体重1㎏あたり0.4gを目標に。
2. ビタミンとミネラルで代謝・吸収をサポート
おもなビタミン・ミネラルはタンパク質食材に含まれていますが、ビタミンCは含まれていないので野菜などから摂取を。
3. 糖質控えめと食物繊維で血糖値の乱高下を抑える
糖質を多く含む主食(ご飯、パン、麺類)の量は控えめに。また、腸での糖の吸収を緩やかにする食物繊維を積極的に。
監修/姫野友美(心療内科医)
ひめのともみクリニック院長。豊富な心療内科の経験をもとに、オーソモレキュラー医学に基づいた栄養療法を指導。『心療内科に行く前に食事を変えなさい』(青春出版社)、『ストレス脱出レシピ』(主婦の友社)ほか著書多数
レシピを教えていただいたのは
家族の健康を考えた、おいしくてヘルシーで簡単なレシピが大人気。近年は更年期世代にフォーカスしたメニュー提案も多い。『藤井恵さんの更年期ごはん 心と体がラクになる食べ方の工夫』(世界文化社)など著書多数
撮影/神林 環 スタイリスト/洲脇佑美 料理/藤井 恵 監修/姫野友美 構成・原文/瀬戸由美子