雨がふったからウォーキングができなくても仕方ない・・・と言い訳の多いミーナです。実践がおぼつかないのですが、正しい歩き方のフォームなど、知識だけは着々と。
筋力・骨力をアップして脂肪は燃やす!
一生太らない歩き方とは?
「歩く」という動作は、実は格好の全身運動。漫然と足を運ぶことをやめ、「運動」として見直すことで、日常のすべてが健康とダイエットに最適な動きに変わります!
そこで、いい姿勢で歩くことでカッコよく痩せるための、正しいウォーキングの仕方について、Step1~7に分けてご紹介します。
今回は、前回に続いて運動効果の高い基本のウォーキングフォームのCheckポイントです。
Check 1
肩甲骨が寄って動いているかをチェック!
両腕を後ろで深く組み、そのまま歩いてみます。スムーズに歩けない人は肩がかたい証拠。浅く手を当て直し、肘をチョウの羽のように前後にパタパタ10回以上動かしましょう。
Check 2
つま先を真っすぐ前に出しているかをチェック!
両足は肩幅程度に開いていてOKです。線の上を歩き、つま先が真っすぐ前に出ているか確認を。外側や内側を向いていると、体のどこかに歪みが出る可能性があるので注意してください。
Check 3
腕を体より前方へ振っていないかをチェック!
知らず知らず、前にも大きく振っていないかを確認する方法は簡単です。真っすぐ前を見て歩いているとき、視界に腕が入っていないかを気にしてみてください。もちろん入らないのが正解!
チェックポイントは全部で6つ。残りの3つは、次ページへ!
Check 4
かかとから着地しているかをチェック!
膝を伸ばして歩くためには、かかとから着地する必要があります。まず、かかと、足の裏全体、指のつけ根、ときちんと順番に体重移動できているかを確認してみましょう。
Check 5
一歩一歩お尻に力が入っているかをチェック!
大きな筋肉、お尻や太ももの裏側をよく使って歩いているか、時々手で実際に触りながら歩いてみてください。お尻は、一歩ごとにかたく盛り上がるのが正しい筋肉の使い方です。
Check 6
呼吸をチェック!
酸素をきちんと取り込むには呼吸を止めないこと。口から大きく息を吐き、吐ききったら口を閉じるだけにしてください。鼻から空気が自然に入るので、とても自然な呼吸になります。
監修:サルティス池田さん Salutis Ikeda
profile
アシックス ウォーキングトレーナー、日本ウォーキング協会公認指導員、公認シューフィッター。ウォーキング講習会やセミナーはこれまでに1000 回以上、約3万人以上を指導。日本初ウォーキングミュージックCD「Walking melodies」(東芝EMI)をプロデュース。
http://www.asics.co.jp/walking/
次回のStep4は、日常の歩くシーンをすべて脂肪燃焼のチャンスにするためのアドバイスです。
撮影/板野賢治 イラスト/かくたりかこ 取材協力/アシックス
構成・原文/蓮見則子