こんにちは、ミーナです。今回から、いよいよ本格的なウォーキング開始ですよ〜 徐々にスピードを上げる方法や、継続できる時間の見つけ方をご紹介します。何といっても、継続することが大切ですよね。
筋力・骨力をアップして脂肪は燃やす!
一生太らない歩き方とは?
「歩く」という動作は、実は格好の全身運動。漫然と足を運ぶことをやめ、「運動」として見直すことで、日常のすべてが健康とダイエットに最適な動きに変わります!
そこで、いい姿勢で歩くことでカッコよく痩せるための、正しいウォーキングの仕方について、Step1~7に分けてご紹介します。
今回は、継続するためにも大切な、ウォーキングの時間の見つけ方などについてです。
特別な時間を設けて
本格的に「ウォーキング」をスタート
まとまった時間を歩いてスピードを上げる練習を
本気でウォーキングに取り組むなら、まとまった時間を集中して歩きたいもの。運動習慣のなかった人は、ウォーキングを始めてもなかなか続けられず、逆に挫折感を味わうことも。そうならないよう最初は短時間、徐々に時間を長くしていくのが理想です。いつのまにか長時間歩くことにも慣れ、スピードを上げて歩けるようになります。
「ある程度スピードを上げて歩けるようになれば、脂肪燃焼効果は絶大です。体にもはっきり変化が現れ、さらに歩くのが楽しくなります。
初めは〝インターバルウォーキング〞がおすすめ。1分速歩して3分普通に歩く、など、速歩を間に挟むと、スピードアップのコツがつかめてきます」(池田さん)
ウォーキングの時間の見つけ方
■早起きして歩く。朝のウォーキングは体を目覚めさせ、活性化させるためにGood。
■通勤路の電車やバスを徒歩に替える。最初は1駅から、2駅、3駅と増やしてみる。
■買い物や銀行・郵便局の用事など、車や自転車は使わず、とにかく歩いて出かける。
■休みの日は、散歩の代わりにウォーキング。好きな道を選んでやや長めに歩いてみる。
■夜、一日の用事が終わってから外に出て歩く。ぐっすり眠れるなどのよい効果も。
●スピードを上げても歩くフォームはきれいにキープ!
速く歩くことは、さらに運動効果を高めますが、大切なのは基本の姿勢を保ったまま歩くこと。速歩に限って腕は肘を折り、ややコンパクトに速く振ったほうがスムーズです。
最初は1分速歩→3分普通に歩く、2分速歩→2分普通に歩く、3分速歩→1分普通に歩く…と慣らしていくのが賢明。そのうちに筋肉が鍛えられ、より脂肪が燃えやすい体になります!
●シューズの履き方を間違えていない?
シューズは正しく履かないと上手に足が運べず、疲れやすいもの。毎回ひもを緩め、腰掛けて履きます。つま先には余裕があっても「かかとが動かないように」締めるのがコツです。
監修:サルティス池田さん Salutis Ikeda
profile
アシックス ウォーキングトレーナー、日本ウォーキング協会公認指導員、公認シューフィッター。ウォーキング講習会やセミナーはこれまでに1000 回以上、約3万人以上を指導。日本初ウォーキングミュージックCD「Walking melodies」(東芝EMI)をプロデュース。
http://www.asics.co.jp/walking/
次回のStep6では、ウォーキングの運動効果をアップさせる方法をご紹介します。
撮影/板野賢治 イラスト/かくたりかこ 取材協力/アシックス
構成・原文/蓮見則子