こんにちは、ミーナです。「私は絶対『冷え』ません!」シリーズの最後は、8賢人による「冷え」対策をご紹介。あの手この手のみなさんの工夫、きっと参考になるはず。初回は、OurAgeのコラム「ハッピー女神ピロジェクト」が人気の、吉川千明さんです。
ファッション、エクササイズ、毎日の養生…
10人の「冷えとり」、パーフェクトリスト
女性の大敵、万病のもとといわれる「冷え」ですが、その場しのぎの対策で終わっている人も多いのでは!?
ここでは、冷えの改善に真剣に立ち向かう10人のアプローチをご紹介していきます。
それぞれのみなさんの「冷えとり」の方法を参考に、冷え知らずの健康ライフをぜひ手に入れてください!
賢人8人の本気の「冷えとり」!
冷えを克服すべく、試行錯誤の末、自分に合った冷えとりの方法を発見した女性たち。
どれも効果的なアプローチですが、大切なのは続けること。今回からご紹介していく8人の賢人の取り組みをヒントに、あなたに心地よい冷えとりを見つけ、快適健康ライフへGO!
今回は、10人のうちの3人め、オーガニックスペシャリストの吉川千明さんの冷えとりアプローチをご紹介します。
吉川千明さん Chiaki Yoshikawa
profile
1959年生まれ。オーガニックスペシャリスト。オーガニックビューティの第一人者として、化粧品やスパ、漢方、女性医療、食など多方面から女性のための美しい生き方を提案
漢方や鍼、お灸を取り入れ
冷えとむくみの悪循環を解消
もともとの寒がりに加え、更年期を迎えてからは特に冷えやすくなったという吉川さん。冷たいものを食べない、マクロビオティック、薬膳、入浴、運動などさまざまな解消法を試みながら、そのときどきの心身の状態に合った冷えとりを実践中です。
「冷えとむくみの悪循環を改善するためには漢方が効果的。茯苓飲合半夏厚朴湯(ブクリョウインゴウハンゲコウボクトウ)は冷えとストレスの緩和に、冷えて冷えてお腹がさし込んできたときには麻黄附子細辛湯(マオウブシサイシントウ)など数種類の漢方薬を症状に合わせて飲み分けています。
鍼やお灸も欠かせません。漢方と鍼の利点は、気血水の巡りがよくなるところ。体調を整えるだけでなく、メンタルも丈夫になるので、ストレスによる冷えも解消できます」。
体を芯から温める入浴剤も多種類愛用。湯船の中で正座し、ふくらはぎを圧迫した後、足を伸ばして足首を動かすことでリンパの流れを促進しているとか。
「女性は貧血からくる冷えも見逃せません。サプリメントによる鉄分補給がおすすめです」
次回は、雑誌やCMで活躍中の雅子さんの、日頃から気をつけている冷えとりへの取り組みをご紹介します。
撮影/鈴木康久(千代田スタジオ) 取材・原文/蕨 康子