こんにちは、ミーナです。よく耳にする「骨盤調整」。自分でもできるエクササイズを、理学療法士の外崎生才さん紹介してもらいました。どんなエクササイズでもそうですが、自分の体とよーく向き合って、動きを確認しながらやるといいですね。
格子先生の診察により仙腸関節の障害である「仙腸関節不安定症」とわかった荒井さん。
骨盤を正しい位置に調整するためのエクササイズを
理学療法士の外崎さんが教えてくれました。
理学療法士・外崎さんの
【おうち de エクササイズ】
荒井さんのように骨盤調整が必要な人は
骨盤底筋や内転筋をトレーニング
骨盤を正しい位置に調整するのは、
セルフトレーニングでもできること。
支えている筋肉をこまめに動かす癖をつけるだけでも、
成果が感じられます。
●バスタオルつぶし
内転筋を強化する運動です。
バスタオルをたたんで厚みを出し、
仰向けに寝て膝に挟みます。
タオルをつぶすように 内ももに力を入れて5秒キープ。
10回繰り返しましょう。
●オンザタオルで骨盤底筋体操
フェイスタオルをくるくるまるめ、その上に座ります。
お尻の穴や尿道、膣、すべてに力を込めてタオルを締めつけます。
10秒×5回程度。仙骨が動くのを感じられれば◎。
●手脚のびのび深呼吸!
仰向けで、右腕は上へ、右脚は下へ、
お互いに引っ張り合うように伸ばします。
このとき深呼吸しながら伸びていることを感じて。
左も同様に繰り返します。
つま先は伸ばさず、かかとで押す感じ。
中村格子さん Kakuko Nakamura
profile
1966年生まれ。整形外科医、医学博士。
Dr. KAKUKO スポーツクリニック院長。
横浜市立大学整形外科客員教授。
2014年4月、スタジオを備えた整形外科クリニックを代官山にオープン。
健康の大切さを伝え、多くの著書(『実はスゴイ!大人のラジオ体操』など)の出版や講演、メディア出演と幅広く活動。
外崎生才さん Futoshi Tonosaki
理学療法士、スポーツトレーナー。
撮影/小山志麻 矢部ひとみ
構成・原文/蓮見則子