気持ち良さそうな「全身呼吸法」、ちゃんとマスターしたいと思っているミーナです。。骨盤の動きをしっかり意識することが、肝心だそう。
XOXOボディオロジーの「全身呼吸法」、
STEP3では、ボールを膝に挟んで実践します!
STEP3
ボールを膝に挟んで
ボールを膝に移動させ、全身呼吸法を実践。
これは胸郭と背骨全体を使って行う、
XOXOボディオロジーの理想的な呼吸法。
骨盤の動き、胸郭の開き、背骨のしなりなど、
体の各部位の動きと呼吸の関係をしっかり把握して行うことで、
本来の呼吸の機能を取り戻します。
深い呼吸ができると、気持ちが解放され、豊かな心身に導きます。
1.仰向けになり、ボールを左右の太ももの間に挟みます。
両手は軽く開き、体の横に置いてスタンバイ!
2.息を口からゆっくりと吐き、お腹を凹ませながら、
尾骨をはがすようにして少しずつ骨盤を後傾させていきます。
3.そのまま息を吐き続けならが、尾骨を引き上げて、
膝と肩が一直線になるように。
この状態まできたら、ゆっくり息を吸い込みます。
4.次にゆっくりと息を吐きながら、みぞおちを下ろし背中を丸めて、
腰→骨盤の順に床に下ろします。このとき骨盤は後傾しています。
5.こうして最初のポジションに。
これを数回繰り返すことで、腰まわりと背骨が柔軟になり、
背骨全体が動くようになってきます。
骨盤の動かし方をクローズアップ!
骨盤の可動域を広げる
全身呼吸のときの、骨盤の動きです。
息を吐くときには骨盤が後傾(恥骨が上がる)、
吸うときには骨盤が前傾(恥骨が下がる)する動きをマスターしましょう。
床に仰向けになった状態。
腰椎は緩やかに前に向かって湾曲しています。
これを最初のポジションとします。
息を吐くときには、背骨が丸くなり、それとともに、恥骨が上がり、
骨盤は後傾する形になります。
息を吸うときには、胸郭を広げるとともに、背骨を反らせます。
すると恥骨が下がり、骨盤は前傾する形に。
さあ、全身呼吸法はマスターできましたか?
次回は、股関節の調節にも役立つ足の動きを紹介してもらいます。
辻 茜さん Akane Tsuji
profile
「Body Making Studio Aulii」代表。
ピラティス マスタートレーナー、ボディオロジージャパン アンバサダー。
丁寧な指導で、2011年インストラクター オブ ザ イヤー受賞。
撮影/板野賢治 ヘア&メイク/三澤公幸(3rd)
取材・原文/山村浩子