「骨密度」や「筋肉量」には自信のあるミーナですが、姿勢などはダメダメなんです。このままでは、どちらも衰えてしまいそう。「骨美人」8名に、健康法を紹介していただくシリーズ、参考にします!
姿勢のきれいな8人に聞く美骨習慣。
私たち、理由あって骨美人!
年齢とともに丸くなりがちな背中とは無縁の、すっと伸びた立ち姿が印象的な8人の骨美人たち。
ここでは、美しい姿勢を支える運動や食生活、生活習慣などから、骨美人たちの「骨力アップ」の秘策を探ります!
今回は、モデルでもあり、マナースクール講師の中地高子さんの美しい姿勢キープのためのオリジナルメソッドを教えていただきます。
中地高子さん Takako Nakachi
profile
1963年生まれ。モデル、司会、マナースクールの講師。美しい自分を作るための「エクスプレッション・トレーニング」を考案し、個人向けレッスンや専門学校で指導
オリジナルメソッドで丈夫な骨や筋肉を育み、
美しい姿勢をキープ
国際線客室乗務員として40カ国90都市の航路に乗務後、モデルとしてCMや雑誌などで活躍。49歳で沖縄に移住し、現役モデルとして活動しながら、カメラマンの夫とともにレッスン&フォトスタジオを経営する中地さん。姿勢、歩き方、表情などトータルに自己表現力を磨く「エクスプレッション・トレーニング」を考案し、10~50代の女性にレッスンを行っています。
「エクスプレッション・トレーニングのなかには、美しい姿勢、美しい座り方、美しい歩き方のレッスンがあり、日々のレッスンそのものが強くてしなやかな骨格や筋肉を育み、キープする秘訣だと思っています」。
毎朝実践している美しい立ち方では、壁にかかと、お尻、肩、頭の4点をつけ(可能な場合はふくらはぎも含めた5点)、丹田に力を入れて、頭上から引っ張られるイメージで姿勢を確認。壁がない場所でも同様にすることで、背筋やインナーマッスルが鍛えられ、姿勢をよくすることができます。
「現在もモデルの仕事を続けておりますので、つねに良好な健康状態を保つよう心がけています。そのため一日に数回、深呼吸をするなど、意識的に腹式呼吸を実施。とてもリラックスでき、筋肉の緊張がほぐれるので、体にもいい影響があると感じています。疲れたときなどは、どうしても背中が丸くなったり、腰を落としてお腹を突き出したような姿勢になりますが、そんなときこそ、意識してよい姿勢をとるようにしています。
年齢とともに、体はどんどんラクをする方向へ行ってしまいがちで、いったん癖をつけると骨格も体型も変わってしまいます。悪い癖をつけないためにも、つねに美しい姿勢を意識することが大切だと思っています」
次回は、骨美人3人それぞれの「骨力アップ」の秘策をご紹介します。
取材・原文/蕨 康子