梅雨もそろそろ終盤?ミーナが好きな夏がやってきます。レインシューズからサンダルへ!おしゃれも楽しくなりそう。それには、ちゃんと「出せる」足&脚になっているかどうかが大人のたしなみ。連載「サンダルの履ける脚&足になる!」では、大人の足&脚のトラブルに徹底的に向き合います。第1回目は、まずはみんなの足&脚事情のアンケート調査から。
大人のO脚・外反母趾・巻き爪etc.
トラブル対策はこれで完璧。
サンダルの履ける脚&足になる!
OurAge世代になると、若いときには真っすぐだった脚もなぜかO脚ぎみになってきたり、すべすべだった足先やかかともガサガサしてきたり、変形して痛みが出たり…。
「素足でサンダルを履く」のが楽しみな夏だったはずなのに、いつの頃からか、それが悩みに変わっていたりしませんか?
そんな悲劇的状況から脱するために、全方向から対策を考えました!
今回は、そんな大人の脚&足のお悩みをアンケートチェック! あなたは大丈夫ですか?
サンダルは履きたいのに…。
あなたの脚&足は大丈夫?
今年の夏はサンダルのバリエーションが豊富で、おしゃれ心が募ります。
でも、そんなトレンドのサンダルを眺めながら、ため息をついている、残念な脚&足の人、いませんか?
OurAge世代1500人アンケートより
集英社の女性誌情報サイト「ハッピープラス」の会員で、45~60歳の1,532人を対象にアンケートを実施。脚&足やサンダルについて伺いました。
Q1
春・夏にサンダルを履きますか?
ほとんどの人が、夏にサンダルを履く機会がある!
履く人の割合は、年齢別に見ても、ほぼ同率。「履かない」と答えた人の理由は、「冷えるから」がダントツ1位。あとは、「皮膚が汚いから」「爪が汚いから」と続きます。この割合も、年齢に関係なくほぼ同率なので、サンダルを履きたい人は、年齢が上がっても、それなりの努力をしているのかもしれません。
Q2
サンダルを素足に履くことはありますか?
いつも素足で履く人の割合が多いのはおしゃれだから?
素足で履くと答えた人は、「いつも」と「場合によって」を合わせると、90%以上。その理由を、「おしゃれの観点から」と答えた人が約96%。脚&足の「冷え」に関しての質問で、半数近くの人が「冷えることが悩み」と答えているので、多くの人は、冷えてもおしゃれに見えることを選ぶと推察できます。
Q3
ペディキュアはしますか?
ペデイキュアを楽しんでいる人は、「時々」も含めると6割以上
OurAge世代でペディキュアを楽しんでいる人の割合は、6割以上。ペディキュアをしない人の理由は、1位が「面倒だから」、続いて「興味がないから」。このふたつの理由に比べると、「爪が汚いから」「皮膚が汚いから」は、半数以下。おしゃれをしたい人にとって、それはあきらめる理由にはならないのかも。
Q4
脚&足にどんな悩みがありますか?
見た目の悩みが多いけれど、心配な痛みなども…
更年期世代ならではの皮膚の悩みが3位まで続き、外反母趾などの骨の変形や痛みを伴う症状を訴える人もいます。割合としては、多くはありませんが、トラブルの芽を摘んでおかないと、一気にロコモティブシンドローム予備軍となりそうな膝痛や股関節痛なども。
※ロコモティブシンドロームとは、運動器症候群のこと。変形性関節症、骨粗しょう症などが原因の「運動器の衰え・障害」により、要介護リスクの高い状態になることです。
痛い! 人に見せられない! 歩けない! に決別を。
いつまでもサンダルをカッコよく履くためにできること、
この夏から始めましょう!
おしゃれをしたい人がいつまでもおしゃれを楽しめること、それがまさにOurAgeの願いです。
人に見せられないだけならまだしも、痛みが高じて歩けなくなっては大変! おしゃれどころではありません。膝痛や股関節痛はもちろん、足指のトラブルも、放っておくと一気に深刻化する場合もあります。
手遅れにならないよう、知識と知恵の力で、自分自身の脚&足を上手にコントロールしたいもの。そのために、ぜひ、この連載を役立ててください。
撮影/板野賢治 ヘア&メイク/木村三喜 モデル/くしまゆうこ
スタイリスト/田内玲子
次回は、O脚の進行や変形性膝関節症の予防のための簡単ストレッチ&エクササイズをご紹介します。