先日、東京ビッグサイトで開催された「健康博覧会」を取材してきました。
↑様々な健康法を紹介するセミナーや、サプリメント・健康食品やグッズなどが全国から集結する「健康博覧会」
セミナーにも参加しましたが、印象的だったのが、酵素健康法。
これは、酵素栄養学の第一人者で、多くの慢性病や難病患者を診てきた
鶴見隆史先生(鶴見クリニック院長)が長年、提唱してきたことです。
酵素とは、あらゆる生命活動を支えるたんぱく質の一種で、生の野菜や、果物に多く含まれます。
こうした酵素を体に摂り入れる食生活を患者さんに指導し、時には無理のないファスティング(断食)も実践。
「食事のすべてを生食にする必要はありません。それは無理ですから、たとえば60%を生食で、40%を加熱した食事にするとか、自分で決めればいいと思います。酵素を摂りいれれば入れるほど、いいのです。酵素が寿命を支配しているといってもいいでしょう」と鶴見先生。
酵素を摂り入れられるメニューは、野菜サラダや、野菜やフルーツのジュース、生魚のお刺身やカルパッチョ。ピクルスやキムチ、ぬか漬け、納豆など。一方、あまり食べ過ぎないほうがいいものは、トランス型油脂が含まれるケーキやパン、クッキーやチップスなどの甘いものやスナック菓子。そしてステーキや焼き肉、チーズなど乳製品。はじめは馴染めずに戸惑う方もいるそうですが、それでも多くの患者さんは酵素食を実行していき、アトピー性皮膚炎や、乾癬・偏頭痛、他の病院で見放された難病が快方に向かっていくそうです。
鶴見クリニックでは、1日に5人までしか診察せず、ひとり1時間半、診察して、食生活指導をします。全国から診察を希望する方で2~3ヶ月先まで予約がとれないほど。
近著『食事を変えれば病気は治る』(三和書籍)でも多くのメニュー提案が紹介され、興味ある方はご覧ください。
酵素健康法を提唱し難病や慢性病患者を救ってきた、鶴見隆史先生
鶴見クリニックホームページはこちらです。
(かよちゃん)