子供の頃、近所の女のコが通っていたバレエ、「私もやりたーい」と母にせがんで行ってみたものの、元々根気がない上に、体が超硬いミーナは案の定すぐ挫折・・・続かなかったピアノの二の舞でした。なので、バレエやピアノは、とりわけ憧れの存在です。岩崎宏美さんのように、大人になって始めるのも、またいいのかしら?でも、その前にせめて体を柔軟にしておかなくては、バレエも筋トレもできませんね。
筋トレができない、続かない、痩せられないあなたへ
40代後半になったら、いやでも落ちてしまう筋肉は、「大人の筋活」でキープまたはアップさせることが何より大事です。
筋トレって頑張りすぎても、結局挫折しがち。どうしたら続けられるの?
OurAge世代は、体が衰えていくか、キープできるかの分かれ目世代。気づきのある人は何に気をつけて、何を実践しているのでしょうか。ここでは、自分なり筋活の方法を見つけて実践している方をご紹介していきます。
今回は、凛とした背中に憧れ、最近になってクラシックバレエを始めたという岩崎宏美さんの筋活についてです。
岩崎宏美さん Hiromi Iwasaki
profile
1958年生まれ。’75年に「二重唱(デュエット)」でデビュー。
その後も「ロマンス」「思秋期」「シンデレラ・ハネムーン」
「すみれ色の涙」など、多くのヒット曲を輩出する。
現在、デビュー40周年を記念した
セルフカバー・ベストアルバム『My Songs』が発売中。
また、40周年ツアー「岩崎宏美 40周年感謝祭 光の軌跡」も開催中
柔らかな動きと美しい背中に憧れて、
クラシックバレエを習いはじめました
ロングドレスで歌っているせいか、おしとやかな印象がある岩崎さん。実は大のスポーツ好きで、これまでに乗馬、剣道、テニスなどを経験。2015年の5月からは、新たにクラシックバレエを習いはじめたといいます。
「柔らかい動きをするバレエは私にとって新鮮で、とても勉強になります。最初は56歳からの手習いなんてと気後れしていたけれど、教室には年上の生徒さんも多数。しかも皆さん凛として、大胆に露出した背中と脚が美しいの。そのカッコイイ姿を見て、『今からでも遅くはない。やろう!』と思ったんです」
その一方でコンサートに向けたメンテナンスとして、パーソナルトレーナーの指導を受けながらストレッチなどもしているそう。
「腰痛対策のバランスボール、背筋を緩めるストレッチポール、首のリンパマッサージなど自宅であれこれ、あと夫とウォーキングをやっています。いつまでステージで9㎝のヒールが履けるか、これからが勝負ですから」
次回は、ながらエクササイズと食にもこだわりを持っている、女優のとよた真帆さんの筋活をご紹介します。
撮影/森山竜男 ヘア&メイク/田代ゆかり(HAPP’S) スタイリスト/鈴木由里香 取材・原文/上田恵子