「やせる食べグセ45の法則!」最終回。今からでもできる「デブ味覚」のリセット方法は?
今までご紹介してきた「食べグセ」の法則は、下のリンクから飛ぶことができます。
お話を伺ったのは
工藤孝文さん
Takafumi Kudo
福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。現在、福岡県みやま市の工藤内科で、糖尿病内科、ダイエット外来、漢方治療を専門とし、地域医療にあたる。『ズボラな人でも コレステロールがラクラク下がる!』(永岡書店)など著書多数
ぽっこりお腹が引っ込む!
やせる食べグセ45の法則!
リセット編
44 「やせるだし」で味覚をリセット!
濃い味が好きな“デブ味覚”の人は、1日1杯「やせるだし」を飲むと、深い旨味により、薄味でおいしく感じる“やせ味覚”に変わります。
「作り方は、煮干し10gをフライパンでからいりし、パチパチと音がしてきたらかつお節30gを入れ、空気を含ませるように混ぜてさらにからいり。かつお節が手で握るだけで崩れるようになったら火を止め、ミキサーに入れ、刻み昆布10g、緑茶(茶葉)5gを加え、粉状になるまで攪拌。これを大さじ1杯、お湯に溶かして飲みましょう」
からいりした煮干しとかつお節、刻み昆布、緑茶をミキサーで粉状にすれば完成。出来上がったやせるだしは密閉容器に入れて冷暗所で2週間ほど保存可能。
45 飲みすぎは、枝豆でリカバー
糖質や脂質の代謝、エネルギー転換を促す効果のあるビタミンB1やB2が多いのが枝豆。
「枝豆には必須アミノ酸のメチオニンも多く、この成分はビタミンB1、ビタミンCとともにアルコールの分解を促し、肝臓の働きを助けます。枝豆には疲労回復効果のあるオルニチンも豊富。飲みすぎた翌日に食べれば、二日酔いも疲れも解消しやすくなります」
イラスト/本田佳世 構成・原文/和田美穂