骨を丈夫に育てるには、栄養バランスのとれた食事が大事。これをなくして骨の健康を維持することはできません。いつか…ではなく今すぐ「骨活」をスタートさせましょう。
丈夫な骨作りには、
カルシウム、ビタミンD、タンパク質は必須!
骨の健康を保つには、骨の主成分であるカルシウムに加え、その吸収率を高め、骨代謝を促すビタミンDが必要。
これに、骨の土台をつくるタンパク質(コラーゲン)を加えた3つが「骨のための3大栄養素」です。
さらに、カルシウムが骨から溶け出すのを抑え骨密度を高めるビタミンK、骨に弾力を与えるマグネシウムなど、栄養素同士が互いに補い合って、それぞれの働きを高めています。
健康な骨づくりのためには、「3大栄養素」を中心に、下図の食材をバランスよく摂取することが大切です。
●丈夫な骨をつくる栄養素群
【骨をつくる3大栄養素】
タンパク質は肉や卵、ビタミンDは鮭やしいたけ、カルシウムはエビやチーズなど。
【骨を硬くする栄養素】
ビタミンKは納豆や小松菜、亜鉛は貝類、カロテノイド(ビタミンA)は緑黄色野菜。
【骨の弾力を保つ栄養素】
マグネシウムはほうれん草や菜の花などの葉野菜、ビタミンCは果物やブロッコリー、葉酸、ビタミンB6、B12は鶏肉やシジミ、キャベツに豊富です。
イラスト/Jessie Hartland(CWC TOKYO) 構成・原文/山村浩子