骨を丈夫に育てるには、栄養バランスのとれた食事が大事。これをなくして骨の健康を維持することはできません。今すぐ「骨活」をスタートさせましょう。
毎日の栄養素摂取はスープで手軽に!
そうは言っても、毎日完璧な栄養素を摂取するのは大変。そんなときに便利なのが、具だくさんの「骨活スープ」です。
身近な食材を鍋で煮込むだけ。1品で1日に必要な骨づくりに必要な栄養素の3分の1がとれる優れものです。ボリュームたっぷりなので、作りおきして冷凍しておけば時間のないときの朝食や昼食、もう一品欲しいときにも便利。骨活生活の大きなサポートになります。
●具だくさん豆乳スープ
材料(1人分)
鶏もも肉 100g
玉ねぎ 70g
しめじ 100g
豆乳 200㎖
ブロッコリー 60g
鮭フレーク 大さじ1
ゆで卵 1個
パルメザンチーズ 大さじ2
オリーブオイル 適量
固形コンソメ 1個
塩・こしょう 各少々
作り方
1.食べやすく切った鶏肉と玉ねぎ、しめじをオリーブオイルで炒める。
2.火が通ったら豆乳を加え、沸騰寸前で火を止める。コンソメを加え、塩、こしょうで味を調える。
3.器に盛り、ゆでたブロッコリー、鮭フレーク、ゆで卵を添え、パルメザンチーズをかける。
「具だくさん豆乳スープ」で得られる栄養素
タンパク質たっぷり、カルシウムの吸収を高めるビタミンD、骨を硬くするビタミンK・A、亜鉛もとれる洋風スープ。豆乳のマイルドな味わい
【グラフの見方】
外枠は1日に必要な栄養素量、内枠は1/3の栄養素の量、矢印はスープに含まれる栄養素の量
●豚汁風スープ
材料(1人分)
豚バラ肉 70g
水 2カップ
イワシの煮干し粉 5g
イワシ削り節 1g
大根 80g
にんじん 40g
ごぼう 30g
しめじ 70g
こんにゃく 40g
小松菜 30g
がんもどき 30g
信州味噌 25g
ごま油 適量
作り方
1.ごま油で豚肉を炒める。
2.水、煮干し粉、削り節、食べやすく切った根菜類、しめじ、こんにゃくを入れ煮込む。
3.火が通ったら、小松菜とがんもどきを加え、味噌を入れる。
豚汁風スープで得られる栄養素
特に骨密度を高めてくれるビタミンA(カロテノイド)が豊富で、ビタミンK補給のために小松菜をプラス。味噌が体にうれしい和風味
【グラフの見方】
外枠は1日に必要な栄養素量、内枠は1/3の栄養素の量、矢印はスープに含まれる栄養素の量
構成・原文/山村浩子