HAPPY PLUS
https://ourage.jp/karada_genki/more/235096/

認知症の病院って、どう選べばいいの?/「もしや認知症?」と思ったときのQ&A①

あなた自身や家族が急に物忘れがひどくなったりと変化が起きたとき…。「認知症なのかも」と思ったら何をするべきなのか。医師で群馬大学名誉教授の山口晴保先生がお答えします。

 

教えてくれた人

山口晴保さん 医師、群馬大学名誉教授、認知症介護研究・研修東京センター長、日本認知症学会名誉会員

山口晴保さん
Haruyasu Yamaguchi

医師、群馬大学名誉教授、認知症介護研究・研修東京センター長、日本認知症学会名誉会員。脳βアミロイド沈着機序をテーマに30年にわたり病理研究を続け、その後、臨床研究に転向。より実践的な認知症医療・ケアに取り組んでいる。著書多数

 

 

Q 認知症の疑いを持ったら…まず何をするべき? A かかりつけ医や、地域包括支援センターに相談を!

どんな病気も同じですが、認知症も早期発見・早期治療が重要です。したがって、早いタイミングで専門医に相談するのが一番。とはいえ、いきなり病院に行く勇気がない、専門医を知らない…という人も多いはず。

 

「そんなときは、まずはかかりつけ医に、いない場合は各自治体にある地域包括支援センターや認知症コールセンターに相談するといいでしょう。地域の専門医を紹介してもらうなど、さまざまな相談に乗ってもらえます」(山口晴保先生)

 

 

Q 病院はどのように選べばいいのですか? A 最新の知識を持った専門医がベスト!

より専門的なのは「もの忘れ外来」や「認知症外来」です。また都道府県や指定都市から「認知症疾患医療センター」として指定されているところもあり、そういった病院には日本認知症学会や日本老年精神医学会などの専門医がいるので安心です。

 

「地域包括支援センターなどから紹介してもらうほか、日本認知症学会などのホームページからも調べることができます。また、認知症対応力向上研修を受講した医師の名簿をホームページに載せている県医師会もあります」

 

 

写真/高橋ヨーコ 取材・原文/山村浩子

 

 

MyAge

大人のからだバイブル vol.2 「痛み知らずの体になる!」

OurAgeの人気記事が1テーマムックに!
何度も読み返せる保存版OurAgeです。

MyAge
試し読み Amazon Kobo 7net

この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
ツボ・指圧で不調を改善
40代からでも「絶対痩せる」
広瀬あつこさんの「若返りメイク」
閉経の不安を解消

今すぐチェック!

トラブルが出やすい肌におすすめのデリケート肌向けスキンケア! 期間限定でマイルドなモイスチャークリーム3本が付いたお得なセットが販売中なのでお見逃しなく!

トラブルが出やすい肌におすすめのデリケート肌向けスキンケア! 期間限定でマイルドなモイスチャークリーム3本が付いたお得なセットが販売中なのでお見逃しなく!

PR
<前の記事

<前の記事
第8回/認知症の進行を遅らせる薬、主な2種類とは?/もしものときにも慌てないために(後編…

次の記事>

次の記事>
第10回/認知症になったら薬は飲まないといけないの?/「もしや認知症?」と思ったときのQ&…

この連載の最新記事

認知症の相談窓口や働く後押しも!宮城「おれんじドア」・町田市「DAYS BLG!」・町田市 × スターバックスの「Dカフェ」/認知症とともに生きる取り組み④

第18回/認知症の相談窓口や働く後押しも!宮城「おれんじドア」・町田市「DAYS BLG!」・町田市 × スターバックスの「Dカフェ」/認知症とともに生きる取り組み④

専門家も参加する認知症カフェ「SHIGETAハウスプロジェクト」/認知症とともに生きる取り組み③

第17回/専門家も参加する認知症カフェ「SHIGETAハウスプロジェクト」/認知症とともに生きる取り組み③

安心して認知症になれる社会を目指す「認知症未来共創ハブ」/認知症とともに生きる取り組み②

第16回/安心して認知症になれる社会を目指す「認知症未来共創ハブ」/認知症とともに生きる取り組み②

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル