こんにちは。眠りの力があなたを変えるネムリノチカラ代表、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです
夏も折り返しを過ぎると、空気の中にも少しずつ秋のパーセンテージが増えてきた感じがしますね。
秋になるにつれ夜の時間が少しずつ増えてきて、そうなるとなんとなく、外より家で過ごす時間も、徐々に増えたりしませんか?
あなたにとって、家の中で一番落ち着く場所はどこでしょう?
自分が長くいるキッチン? それとも人生の3分の1の時間を過ごす寝室? 「世界で一番美しいのは誰?」と、問いかけるドレッサーの前でしょうか。落ち着くという意味ではトイレという方もいるかもしれませんね。
さまざまな場所の中でも一日の疲れを癒す、「お風呂」という方は多いのではないでしようか? 良い眠りのためには、入浴は不可欠! 絶対外せないと言ってもいいくらいの相思相愛の関係性です。
このところ、さすがに暑くて湯船はちょっと……と、避けてしまっていた方も、9月になったら、夏のカラダの疲れや肌のリカバリーのためにも、しっかりお風呂でケアする時間を大切にしてみてはどうでしょうか?
そのお風呂の入り方ですが、皆さん電気どうしていますか。「当然、点けています。その他の選択があるなんて考えたこともない!」という方、
今夜からお風呂に入る時に電気を消して入ってください。
ハイ、「闇風呂」です!
「ええー、『闇風呂』? そんなの聞いたことない!」
と驚くかもしれませんが、実はお風呂の電灯、盲点なんです!
眠る前の時間帯に強い光をあびることで、睡眠は後退、つまり遅くなることを、以前よりお伝えしてきました。なのに、せっかく室内を暗くしたり、スマホを控えたりしても、寝る寸前にお風呂場で煌々とした電灯の下にいると、しっかりまた覚醒状態に戻ってしまいますよね。
特にお風呂場は狭いわりに意外と電灯の数も多く、非常に明るくなっていますから、要注意。。
でも、お風呂場が真っ暗だと、安全面として問題があります。何より、滑ったり転んだりすると怖いですよね。
そこで、おススメなのは、お風呂場自体の電灯は消して、脱衣所の電灯をつける。お風呂場に接しているドアの外側の光を利用して、ほんのり明るい感じで入浴します。
ほんわりとした薄明かりの「闇風呂」です。
湯船に入ってぼんやり天井を見上げても、電灯がついていませんから、よりリラックスできますし、薄明かりが気持ちを落ち着かせてくれます。
また、闇風呂の中に、キャンドルをいくつか持ち込んでみるのもアリではないでしょうか。炎の揺らぎを見ているだけでも今日一日の疲れがとれる感じがしますし、何より癒し感満点です。
(その場合は、換気や火事に十分ご注意くださいね)
お風呂を出た際は逆にお風呂場の電灯を点け、脱衣所の電灯を消します。
光の影響を極力抑えて、快眠のために最後まで気を抜かないように!
虫たちの声もそろそろ賑やかになってくる、秋の夜長にも、快眠街道まっしぐらな、新しい「夜の御作法」、ご紹介しました。
では、今宵も良い眠りを。
ヨシダヨウコ
ネムリノチカラ