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自分をサポートしてくれる人や物をイメージして書き出す/「つらい私」の対処法⑤

つらいと感じることを書き出し、心の問題を“客観視”することで解決しようとする方法をご紹介した前回。今回は、自分をサポートしてくれる人や物を思い浮かべて、心を楽にする練習を実践してみましょう。

 

教えていただいたのは

公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士 伊藤絵美さん

伊藤絵美さん
Emi Ito

1967年生まれ。公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士。カウンセリングの専門機関「洗足ストレスコーピング・サポートオフィス」所長。クライアントへのカウンセリングのほか、企業研修やセミナー、ワークショップを積極的に開催。『セルフケアの道具箱 ストレスと上手につきあう100のワーク』(晶文社)など著書も多数。

 

 

自分をサポートしてくれる人や物を強くイメージする

 

人は、誰かとつながっていることがとても大事です。今、現実には頼れる人がいないとしても、イメージするだけで気持ちがホッとしたり勇気が出たりするもの。

 

例えば、亡くなった人や会ったことのない憧れの人でもいいし、実在しない人、ペットや好きな動物でもいいのです。生き物でなくても安らぐモノを思い浮かべるだけで、誰かに助けられていると感じられるかもしれません。

 

サポートネットワークのイメージ

趣味のテニス、友達、ペットの猫、恩師、何度も読む本、あの店のケーキ、お花、亡くなったおばあちゃん、好きな曲、好きなアイドルなどなど

 

そんな人や物を「サポートネットワーク」と名づけて書き出し、それらと自分がつながっているイメージを強く持ちましょう。

 

 

イラスト/雨月 衣 指導・監修/伊藤絵美(洗足ストレスコーピング・サポートオフィス) 構成・原文/蓮見則子

 

 

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