8月に入ったら、
氣温も下がり
なんだか、涼しい夏になりました
漢方薬剤師・漢方ライフクリエーターの
樫出恒代です
秋の氣配さえ感じられる
このごろですね
みなさんは
どんな夏を、お過ごしですか?
漢方カウンセリングで
「あぁ、そういえばー
最近、よく明け方に足がつるんです」
という方、
実はこの時期に増えるんです。
漢方的には
夏の疲れがたまっている
だるさがとれない
特に〈*夏の冷え*〉がたまっている時
夏から秋への季節の変わり目に
出やすい症状。
朝方にふっと
足を伸ばした時に
「痛いー、足がつったー」
この痛みで
目覚めてしまい
睡眠も遮断されてしまう
また、こんな痛みがおこるのではないか、
と不安になる
つらいんです
痛いんです
「足がつる」の「つる」という現象は、筋肉が自分の意図しないところで萎縮する現象。
筋肉に張りがなくなっているということ。
原因はさまざまあるのですが、、、
○加齢によるもの〈筋肉が減ってくる・硬くなる動きが鈍くなる〉
○水分不足または、水分がたまりすぎ〈水分とミネラルの不足で水と血のめぐりが悪くなり、全身に届かなくなる〉
○筋肉疲労〈運動のしすぎにより筋肉の疲れ〉
○病氣によるもの〈脳梗塞・心筋梗塞・糖尿病など血流障害が起きやすい場合〉
そして、
*特に明け方の足のつりの原因は*
○*_冷え_**_〈冷えによる血流障害・筋肉萎縮しやすくなる〉_*
夏から秋に移り変わる時期は
朝晩、すとんと
氣温が下がります。
特にいちばん氣温の下がる時間が
明け方の4〜5時頃。
この時間に「足のつり」が起こりやすいのです。
次のページでは、足のつりを防ぐいろいろな対策をご紹介。
身体はぐっと冷えて
かたくなりやすくなる
その上
夏の疲れがたまっていると
だるさ・食欲低下
アレルギー・不眠・息苦しさ
落ち込みやすい
氣力低下。。。
足が冷えるだけでなく
からだとこころも冷えてきます
お腹をさわってみてください
なんだか冷たい
なんだかぷよぷよ
足がつりやすい方は
冷えやすく、胃腸の力が弱くなり、
筋肉の柔軟性が落ちやすいため
お腹が冷えやすく、ぷよぷよにー
これから
明け方足がつらないために
すぐに効果が出て喜ばれるのは、 、、
①レッグウォーマー
わたしのお気に入りレッグウォーマー
締め付けがなくとても暖かい
〈イオンドクター〉
②寝る前の足湯
③漢方薬の「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)
この3つ☆☆☆です
①レッグウォーマーは
寝るときしてください。できれは、日中も。
締め付けないものを選んで。
レッグウォーマーでふくらはぎを温めることで、足のつる回数は減ってきます。
②寝る前の足湯も、あたためることでは、同じですが、身体の芯が温まるので足がつりにくくなり、眠りも深くなります。
③足がつった、その時すぐに服用しても
効き目があるくらい、即効性のある漢方薬。
芍薬の鎮痛・鎮痙作用、甘草の痙攣を治す作用と合わさって、つらい痛みを取る漢方薬です。
*ただし、芍薬甘草湯に含まれる
甘草という生薬は、取りすぎることで(1日量の目安は5グラム以内)血圧上昇やむくみなどの副作用がでることがあるので、むやみに飲み続けず、漢方に詳しい専門家に相談の上、服用してください
上にあげた3つは、
即効性のあるものですが、
「足のつりにくい体質」にするためには、
ご自分の今の体質〈漢方では証(しょう)〉に合ったじっくり漢方で
身体とこころの冷えをとり
整えていくことが
秋へ
その先の冬への
元氣のみなもとになります
おしゃれで粋な秋をむかえるために
さぁ、今からご準備を♡
注:漢方薬については
漢方専門の医師や漢方薬剤師
漢方アドバイザーなどにご相談・
カウンセリングの上お飲みください。
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