あ、おばさん⁈
わたし、太った?
ふと、見たガラスに映った自分
体型が、
立ち方が
なんだか冴えないぞ
スマホのカメラに写る時は
ポーズを決めるけど、
だれもいない、素の時の自分は
あまりにも無防備。
40歳くらいから徐々に身体にまとわりついてきた脂肪。
年を重ねれば仕方ない、でも、
そう、でも。
あきらめたくないその気持ち
更年期の時期に体型を立て直しておかなければ、その後はなかなか難しい。
だから
やってみましょう!
漢方ダイエット
夏にむかうこの時期は、特に
「やせたいんです」というご相談が増えてきます。
漢方ダイエットは身体とこころのバランスをとって
元氣にかっこよくきれいにやせることを目指します。
ただやせればよい、のではなく
体調もお肌の調子もよくなって本当の元氣な自分を取り戻す
だから、全部をまるごとみる
漢方がいい。
これからの季節
夏は素食をしてたくさん汗をかき、いらないものを出す時期と漢方では考え、
栄養いっぱいのものは食べないほうがよい時期。
そのかわり冬は栄養をしっかりとる。
このバランスを大事にする
食べすぎないこと
燃やすこと
出すこと
排泄の医学ともいわれる漢方、
いらないものは速やかに体外に出すお手伝いが上手です
そして、もうひとつ大切なことは
自分のタイプを知ること。
同じ食べ物を食べていてもやせる人と太ってしまう人がいます。
ひとりひとり体質が違うから
それを考えてダイエットしていくのが
漢方ダイエット。
太りやすい
痩せにくい
それはなぜか
ご自分をチェックしてみてください
あなたはどのタイプですか?
①
□がっちりした体格でお腹ぽっこり
□便秘がちで、肩こり・腰痛持ち
□肌荒れしやすく目の下にクマができやすい
□足は冷え、顔・頭はのぼせやすい
⬇︎
血液ドロドロ太り
このタイプは
食べ過ぎないことと、ためない努力を。知らない間にたまるストレスにも注意して。
便秘もしないように。下半身はあたためて代謝をあげましょう。
おすすめの漢方薬
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)・大柴胡湯(だいさいことう)など
②
□ストレスに弱くついつい食べ過ぎてしまう
□寝付きが悪く夢をよくみる
□イライラしやすい
□ホルモンバランスが狂いやすい
⬇︎
ストレス太り
このタイプはストレスを感じ、食べ過ぎる傾向があるので、
そんな時は我慢せず砂糖無添加のドライフルーツなどを食べるように。
そば粉のクレープなどもOK。美味しいと感じる時間がこころをリラックスさせ、
過食をとめることにつながります。
おすすめの漢方薬
加味逍遥散(かみしょうようさん)・柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)など
③
□冷えやすく汗が出にくい
□めまい・立ちくらみしやすい
□疲れやすく集中力がない
□肌が乾燥し、髪がパサつく
⬇︎
冷え太り
このタイプは冷房に弱く寒がりで夏でも冷えやすい。
冷えは血行障害ですから全身によい血液が回らなくなり、
代謝も落ち、特に内臓を守ろうと脂肪がつきやすくなるので、
絶対に冷やさない努力を。
おすすめの漢方薬
双参(そうじん)・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)など
④
□色白でプヨプヨ・ぼっちゃり
□顔・手足がむくみやすい
□体力がなく面倒くさがり
□少し動いただけでダラダラと汗が出る
⬇︎
むくみ太り
このタイプは胃腸が弱く水分をためやすい、いわゆる水太りタイプ。
果物、ジュース、お茶、生野菜サラダなどの摂りすぎは避けて、
あずき・ハトムギ・ダイコン・冬瓜などで水分の排泄を。
おすすめの漢方薬
五苓散(ごれいさん)・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)など
あなたはどのタイプでしたか?
漢方ダイエット成功への道は
1、毎日、体重を計ること
2.、睡眠の質を上げること
(ぐっすり眠ることはデトックスすること.体重も減ります)
3、食事は3食、食べること
(ガマンをすると必ずリバウンドするので、
朝3昼2夜1の割合いで)
4、間食はしてもよい
(ナッツ・ドライフルーツにする)
5、3日でバランスをとる
(外食が2日続いたら、次の日は少食に
3日続けて外食しない)
ダイエットとはいえ,やせて、不健康になり「病気?」と心配されては元も子もありませんね。
無理をしないでいつのまにかやせてた
そんな素敵なことがきっとありますよ。
ご参考になさって
ぜひ、やってみてくださいね!
注:漢方薬については
漢方アドバイザーや漢方薬剤師などに
カウンセリングの上お飲みください。
漢方カウンセリングルームKaon