長旅の疲れか、年齢のせいか・・・いや、やってしまいました。生まれて初めての骨折!お風呂場(外国式で洗い場がないのですが・・・)でチョット滑って、強く左の手の平を突きました。ズキンという痛みはありましたが、すぐに冷やすと、腫れはほとんどありません。
でもネットで検索すると「舟状骨骨折」というのが超怪しい!レントゲンにもCTにも写りにくい骨折で、発見が非常に難しく、しかも身体中で最もくっつきにくい骨だというではありませんか。3ヶ月もギブスをして苦しんだ結果、骨は付いていなかったということも多々あるため、最近は骨をスクリューで留める手術を第一選択肢にすると書いてあります。しかも骨折してから10日以内に手術しないと骨が微妙にずれて、複雑な手術になってしまうともありました。
早速次の日某有名病院の整形外科で診てもらいましたが、時節柄大病院はインターン先生が一杯。私の担当医も若いイケメンで嬉しい反面、案の定レントゲンでもCTでも分からず「来週までに痛みが取れなかったら、MRIやりましょう」というパキッとしない見立てです。
一 応簡易ギブスで手首を固定して、次の予約をとって帰宅しましたが、「舟状骨骨折だったら早く手術しないとまじヤバそう」と思い、セカンドオピニオンをとる ことにしました。しかも前述の病院には「手」の専門医がいません。調べれば調べるほど「手」は動きが複雑な分、専門が細かく割られていて、スペシャリスト に手術してもらいたいという思いが強くなりました。
今回は本当にラッキーでした。自分の強運を信じたくなりました。たまたまネットで見つけた元赤坂クリニックの仲尾保志先生は腱鞘炎手術の世界的名医!国内外で活躍する素晴らしい音楽演奏家も患者さんです。
何 気にホームページからメールを送ったところ、すぐにお返事を下さり、「あなたの場合は舟状骨骨折の可能性が非常に高いので、すぐに診断を確定するが必要あ ります。全てアレンジするので連絡をください」とのこと。それからは全てがトントン拍子。その日のうちに先生が骨折を確定し、スペシャリストの手術をアレンジ していただきました。術後は、1週間でギブスがとれ、ほんの数ミリの傷跡でOKでした。たまたまのメールに誠実に対応してくださった先生に心から感謝で す。
それにしても骨折とは情けない・・・おかげでゴールデンウィークも大人しく、ゴルフも当分禁止です。