「美容クリームに散財してはいけません。一番よいエステサロンは歯医者さんなのですから。素敵な笑顔ときれいな歯があれば、あとは大丈夫!」
これは、以前も紹介したイネス・ド・ラ・フレサンジュの本の一節です。確かに、欧米人のセレブってみんな歯がキレイですよね。イネスは本の中で何度も、白い清潔な歯が、いかに女性をひきたてるかを説いています。
私が歯のケアの大切さにやっと目覚めたのは、50代に入ってから。MyAge/OurAgeで歯のテーマを担当してから…って、遅すぎ!!と、思わず自分で突っ込みました。こちらも以前、記事に取り上げさせていただいた、歯科医のI先生にめぐり合うことができて、虫歯を治し、気になっていたアマルガム類を外し、3カ月に一度のクリーニング&ホワイトニングをし…時間をかけて少しづつ、自信の持てる口もとが作れてきたかなぁと思います。
歯のケアはやはり、信頼できるプロにお任せするのがいちばん。とはいえ、ホームケアも重要ですよね。だって毎日のことですもの!ということで今回は、私が頼りにしている「オーラルケアアイテム」について語らせていただきます。
【右から】クリニカアドバンテージ デンタルフロスY字タイプ・Schimac(シマック)・ジョンマスターズオーガニック トゥースペーストホワイトネス
それぞれフロス、歯膜剤、歯磨き粉ですが、それぞれ「お気にポイント」があります。
まず「クリニカアドバンテージ デンタルフロスY字タイプ」。昔、“No floss,No life”という標語を見たことがあります。アメリカでフロス使用を推進するために作られた言葉だと聞きましたが、オーラルケアにフロスは本当にマストですよね。商品パッケージにもあるように、ブラッシング+フロスで、歯垢除去率が1.5倍になるというデータが!虫歯って、歯と歯の隙間にできやすいことを、長年の治療でいやというほど知った私に、このフロスはもう必需品です。
なんといっても使いやすい!さまざまなタイプのフロスを使ってみましたが、やはりこのY字型は一番使いやすいと思います。奥歯にもラクに入るし、洗えば何度か使えるのもポイント。時々買えなくて別のフロスを使ってみますが、いつもこの商品に戻ります。ちなみに歯ブラシもクリニカブランドを愛用中です。
続いて「Schimac(シマック)」。聞きなれない「歯膜剤」というアイテムですが…
マニキュアというか、まつ毛美容液みたいな形状です。こちらは歯に塗ると、歯膜剤が歯に長時間被膜し、ステインや、歯磨きではなかなか落とせないバイオフィルム(粘着性の汚れ)を、付きにくくしてくれるそうです。
この「長時間」というのがポイント。歯磨きやマウスウォッシュって、実は効果が長くは続かないのだそう。せっかくケアしてるんだもの、効果は長持ちしてほしいですよね。100%食品成分使用、というところも安心。私は就寝前と、朝出かける前に「歯のお守り」感覚で塗っています。塗るとなんだか、歯にツヤが出てイキイキ見えるような気がして、そんなところも気に入っています。
そして歯磨き粉、「ジョンマスターズオーガニック トゥースペーストホワイトネス」。
ジョンマスターズオーガニックのオーラルケア製品は、2021年3月にデビューしたばかり。特にこのホワイトニングペーストは、私としては「待ってました!」。即、購入しました。多くのブランドからホワイトニング製品が出ていますが、オーガニック認証取得ブランドの製品というところが、まずポイントが高い。合成着色料、合成香料、人工甘味料など、5つの合成成分フリーです。
そしてやっぱり、パッケージデザインがスタイリッシュ!見た目って大切です。特に歯磨き粉とか、化粧台にあるものって、シンプルでおしゃれじゃないと、一気に生活感が漂ってしまいます。その意味でもこの製品は◎の合格点。
実際に使用しても、確かにホワイトニング効果を感じます。これは主観ですが、過去にもいろいろホワイトニングペーストを使った経験からしても、納得できる効果です。特に大切な人に会う予定があるときや気合を入れたいとき、朝はこちらを使って念入りに歯磨きするのが、私のルーティンに。
と、3つのアイテムをご紹介してきましたが、やっぱり一番大切なのは「定期的に歯科でプロのクリーニング&チェックを受けること」。かかりつけの歯科医がいれば、長期で経過観察をしてもらえて、治療を適切に受けられます。
マスク生活が長びき、口腔内の健康や、口もとの美容が、かつてないほど注目されている今。あなたの“口もと”は、イネスにチェックされても大丈夫ですか?