一条ゆかり先生、お元気&大人気です!
2月5日に『一条ゆかりポストカードBOOK 塗り絵俱楽部』と、待望のエッセイ第2弾『男で受けた傷を食で癒すとデブだけが残る たるんだ心に一喝!! 一条ゆかりの金言集2』(電子書籍限定)を2冊同時に発売した一条ゆかり先生。
OurAgeのインタビューでは、元気ハツラツ、大忙しな毎日を語ってくれました。
3月8日(土)に行われる有料のトークイベントも、あっという間に満員御礼、売り切れとなりました。さすが漫画界のレジェンド、人気のほどがうかがえますね。
このイベントの様子を一部編集したオンデマンド動画は3月下旬より販売予定。詳しくは「HAPPY PLUS ACADEMIA(ハッピープラス アカデミア)」でご確認ください。
フライング タイガー コペンハーゲンの画材も充実していました
『塗り絵俱楽部』の担当編集者である私、前回のつぶやきでは「ダイソーの100円画材で塗ってみた!」というブログを書きました。
実は、ダイソーとともに画材探しに出かけていたのが、こちら。
フライング タイガー コペンハーゲンの表参道ストアです。
あんなに物価の高い北欧生まれのお店なのに、安くておしゃれな雑貨がザクザクあって、本当に不思議でなりません。
季節イベントが多いので商品の回転も早く、ショップごとに品ぞろえもかなり違うようなので、ご紹介した商品が店頭にない場合はお許しください。
まずはこちら。
キャップ込みの長さが8.7センチというミニマーカーペンは12色セットで200円(税抜き・以下同)。
塗ってみたのは、『りぼん』1991年6月号『女ともだち』の扉絵です。
う、う~ん…。
しかもキャップをする時に雑に扱ったら、ペン先がこんなことに…。
あくまでも雑な私のせいですが、みなさまお気をつけください。
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はい、次!
「デュアル蛍光ペン」12色セットで800円。
各色、ライン用の細いフェルトペンと、ドットが簡単に打てる丸いペン先のドットマーカーでW使いができます。
パッケージの大小2種類のドットを見て、「点描画にしてみたらどうだろう?」と思ってトライしたのがこちら。
ぎゃ~、一条先生、ごめんなさい~(泣)。
『有閑俱楽部』の三人娘をミュシャ風にアレンジしたという先生の素敵な世界をぶち壊してしまいました…。しかも前回、「光と影を意識して、肌は全部塗らないほうがいい」なんて偉そうに書いたくせに、うっかり塗ってみたらこのザマです。
意を決して、ついに挑戦したのは…
気を取り直して、はい、次!
16色入りのマーカーペンは600円。
スタイリッシュでおしゃれなデザインが、とても気に入りました。
やや細めで、上から見ると三角形のペンは、握りやすくて転がりにくいというメリットがあります。
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このペンで大胆にも挑戦したのは、今回の表紙にもなった「これぞ『有閑俱楽部』!」という一枚。
それぞれのキャラに合った花を背負っています。
そして出来上がりがこちら。
先の2枚に比べれば、ややマシな気もしますが、大きな失敗ポイントは、やはり悠理の顔を塗ってしまったことと、可憐の髪に茶色を足してしまったことでしょうか。
ひまわりの真ん中は、原画のまねをしないで、茶色だけで粒々した感じにしてもよかったかもしれません。
トライしてわかった今回の結論は…
マーカーペンだけで塗り絵をするのは無理がある(笑)。
実は、フライング タイガー コペンハーゲンには、しっかりと硬い箱に入った色鉛筆10色セット400円という、こんなにかわいいものもあったのですが、
やだ、私、鉛筆削りを持ってないじゃん! ということで、未使用のままでございます。(かわいくて使えない~なんてことになりそうな予感も…)
まだまだ、こんな塗り絵もありますよ
さてここからは、「私も塗ったよ!」と、私の手元に届いた作品をご紹介。
編集はたこは、3月5日に発売される真木あかりさんの『「ツイてない」「もう無理」に効く占いと技術 ~不運の救急箱~』の編集で大忙しの中、ちょっとした息抜きに(?)こちらの絵にトライ。
『りぼん』1990年1月号のふろくカレンダー用に、一条先生が「日本の田舎の風景と、『有閑倶楽部』の子ども時代の雨の日ファッションを描いてみた」という作品。
はたこは、「あえてお手本を見ないで自由に塗ってみた」とのこと。画材は、前回、私も使ったダイソーの「1本で2色使える! ツイン色鉛筆(10本20色セット)」で、やっぱり考えることは同じですね(笑)。
こちらは、はたこの義理の妹さんの作品。
めっちゃ丁寧で綺麗ですね! 肌の質感といい、素晴らしいです。
そしてその娘さん(はたこの姪っ子・小学2年生)の作品がこちら。
上手~。
「一条ゆかり、はじめての大人の塗り絵」なんて宣伝文句を使ったりもしているのですが、全然、子どもでも楽しめたようです。っていうか、大人よりもうまい?
最後は、OurAgeのwebディレクターTさんの作品。
一条先生の「顔は、この子にメイクをするつもりで」というアドバイスから、実際にチークや、ラメのネイルを使ってみたという力作です。(肌をファンデーションで塗ろうとしたら、ダマになってしまって、うまくいかなかったそう)。
蛍光ペンと色鉛筆でグラデーションにしたり、何より額につけたラインストーンのシールが印象的でいいですね。
反省点は「あえて先生の逆をいこうと、最初に髪をピンクに塗ってしまったら、ほかを何色にしていいかわからなくなった」ことだそう。いやいや、素敵でございます。
みなさん「久しぶりの塗り絵、とても楽しかった!」とのこと。
私も、いろんな画材を駆使して、ますます精進したいと思います!!
※『一条ゆかりポストカードBOOK 塗り絵俱楽部』(1980円)について、販売書店など詳しくはコチラ。
※電子書籍限定『男で受けた傷を食で癒すとデブだけが残る たるんだ心に一喝!! 一条ゆかりの金言集2』(1760円)についてはコチラ。
イラストすべて ©Yukari Ichijo