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我が家の果樹を食べにくるヒヨドリが、2羽のちびドリを連れてきた!

マドレーヌ

マドレーヌ

定年女子。主に雑誌「LEE」、サイト「OurAge」などで38年間、会社員編集者を続け2021年春に定年。現在はサイト「OurAge」とムック「MyAge」で週3ワーク中。冷え性で365日ソックス着用。アイスクリームは25年以上食べていません。趣味はガーデニング、サッカー観戦、筋膜リリース、コロナ禍にはじめたジョギング。若い頃はパリかぶれで、ペンネームはフランスの絵本の主人公から。

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ガーデニングが趣味の定年女子、私のマンションテラスには毎夏ヒヨドリがやってきます。今年やってきた3羽のうち2羽は初の幼鳥かも!? そう感じた理由は、首のポワポワ産毛などの見た目に加え、あまりの警戒心のなさ。そして、しょっちゅう口を開けている姿は、エサをねだっているとしか思えません!?

毎夏、テラスのスモモやブラックベリーを食べにくるヒヨドリ。撮影を狙うけれど…激ムズ!?

ガーデニングが趣味で、マンションのテラスで花や果樹を育てています。初夏のスモモを皮切りにブラックベリー、ブドウなどの果樹が熟しはじめると、やってくるのがヒヨドリ。

ブラックベリーは赤い実が黒く熟してくるとおいしくなります。

 

2021年
ガーデニング定年女子、「ヒヨドリ」とシャルドネの実を奪い合う

2022年
定年女子、ヒヨドリ警察になる。張り込みの成果は…

子供の頃、社宅の庭にヒヨドリがやってきて興味津々だったのですが、それ以来半世紀ぶりのヒヨドリとの邂逅です。(きっとヒヨドリはずっといたのだけれど、私が仕事で忙しく気にしていなかっただけかと。定年後に週3ワークになって、突然気になる気になる…)

 

去年もおととしも、テラスにやってくる1羽(たま~につがいと思われるもう1羽が短時間来訪)のヒヨドリを観察して、果樹を食べる瞬間の撮影を試みますが、これがむずかしい。窓を開けようものなら音で即飛び立つし、リビング側からガラス越しにブラインドの隙間に静か~に望遠レンズを突っ込んで狙っても、やはり人陰やレンズに気付いて逃げてしまいます。ヒヨドリはかなり警戒心が強いと思われます。

まだ青いカベルネ・ソーヴィニヨンを食べに来たヒヨドリ

その上、リビング窓に近い位置で育てているミモザがどんどん育ち、その1~2メートル先のウッドフェンスにつたわせたシャルドネとカベルネ・ソーヴィニヨンが見えにくくなってきたことも撮影には悪影響。撮影技術もなくて自動ピントにしているから、手前の枝にピントが合ってしまってヒヨドリがボケボケになることもしばしば…とほほ。

すごい執念(!)で撮影を試みてきましたが、なかなかいい写真を撮らせてくれません。

 

こちらは、6月に、今年たった1つしかならなかったスモモを食べられた跡。
ヒヨドリに食べられたスモモ油断していたら、あっという間に熟してしまい、ネットをかける前に食べられました…。とほほ。
食べられるわ、犯行現場は押さえらないわ、でがっくりです。

今年のヒヨドリは撮られ放題。逃げないってどういうこと!?

その後もシャルドネやカベルネ・ソーヴィニヨンの実が減っているので、ヒヨドリが来ている様子ではあるのだけれど、姿は見かけず…。

カベルネ・ソーヴィニヨンがヒヨドリに食べられた

ところが7月初旬の朝、キッチンに行こうとリビングの窓際を通ったら、小さく開けたブラインドの隙間から見えた光景にびっくり! 窓のすぐ向こうのミモザの枝に、ヒヨドリが2羽とまっていたんです! まさかと思って二度見してしまいましたよ。こんなに部屋の近くにとまっていることすら初めてなのに、しかも2羽!

ミモザの枝にとまる2羽のヒヨドリ電光石火、かつ、そ~っとカメラを構えて撮影。

あれ? 逃げない?
ミモザにヒヨドリが2羽とまっていた

逃げないから何十枚も撮れてしまう~。
でも気持ちはつい焦ってしまうので、カメラの調整をする余裕などなく、結局青暗くて、ミモザとバーベナ リギタの枝や葉に邪魔されて見えづらい、いつも通りのいまいちな写真。残念~。

それは置いておくとして、しばらくすると、1羽がフェンスのカべルネ・ソーヴィニョンを食べに行きました。

ちゃんと赤く熟した粒を選んでいるようです。真夏の強い光でコントラストが強すぎますが、なんとか口にくわえたところが撮れましたよ。

 

その後、あちこちで実を食べて、フェンスの上にちょこんと乗って休憩中。
もう1羽もそちらに合流します。

 

え? そこで見た光景は…ヒヨドリが3羽いる!

ヒヨドリの親子(中央が親鳥)

またもや、手前のジャスミンの枝が邪魔になって見にくくてすみません。よく観察しますと、中央の1羽が大きく、両側の2羽が小さめ。これ、親鳥と幼鳥2羽かも!?

ヒヨドリ親子がやってきた!

ヒヨドリの成長を調べましたら、5月中旬から8月が繁殖時期で、母鳥が2週間ほど卵を抱き、卵からかえったひなは10日ほどで巣立ち。ただしその段階ではまだ尾羽も短くて飛べないそう。徐々に尾羽が伸びで親鳥に似てくるそうです。父母鳥が飛び方やえさの取り方などを教えながら、冬頃までいっしょにいるそうですよ。
これ、その教育期間ではないでしょうか。尾羽はかなり伸びていますね。

我が家にやって来たヒヨドリが親子だと思った理由

① 小さい2羽は、毛の色が薄めで、頭や首の毛はポワポワして産毛っぽい。
② 毎年見慣れたサイズの鳥が近くについて来ている。

ヒヨドリのオスメスの区別はぱっと見ではむずかしいそうで、残念ながら一緒にいるのが母鳥か父鳥かはわかりませんでした。

③ ガラス越し30cmの距離で撮影しても気にしない。

昨年までのヒヨドリに比べて警戒心がなさ過ぎです。

④ 直射日光で熱せられたエアコン室外機の上を歩いたり、しまいには座って休んでいた。

熱い室外機の上を歩くヒヨドリ室外機が汚れていてお恥ずかしいのですが、猛暑日が続くある朝のことです。室外機はすでに熱いはずなのに、その上を平気で歩いたり座り込んだり。火傷しないか本気で心配しましたが、なんともなさそうでしたよ。まだ温度の感覚が未発達なのか、ちょっとぼんやりさんかも?

⑤ ミモザの堅い葉っぱを何度もついばんでいた。

いや、もっとおいしそうな葉はいくらでもあるし、そもそもカベルネ・ソーヴィニョンもシャルドネもブラックベリーも実がなっているよ~。子供ながら固いものが好みなのだったら仕方ないけれどね。

⑥ そして決定打。くちばしを開けていがち。

口を開けるヒヨドリのひな(両側)

これ、親鳥にエサをもらいたがっていますよね。まだ親にエサをもらう期間なのか、もう自分でエサを取れるのにクセが抜けないのか、甘えているのか。

そして親鳥が近くにいなくても口を開けていましたよ。

口を開けるヒヨドリのひな去年まで、ぶどう粒を飲み込もうとしている瞬間以外にヒヨドリが口を開けているのを見たことがないのに、今年は撮影してみると、ちょいちょい口が開いているんですよ。

 

ということで、今年ついにやってきたヒヨドリファミリー。

 

いやあ、親鳥が、わが家を安心なエサ場としてちびヒヨドリ達に教えてくれたことがうれしいです。ちょっと誇らしくさえ感じました。笑

 

これからも毎年我が家でたくさん食べて、ゆっくりしていってね~。そしていつまでも警戒心をゆる~くして、たくさん写真を撮らせてね。

 

では、失礼して「定年女子あるある(かもしれない)川柳」を。

大歓迎 幼なじみが 子供連れ

 

カベルネ・ソーヴィニヨン 熟すと暗赤色に

カベルネ・ソーヴィニヨンは最初は緑で、熟すと暗赤色に。いかにもワインになりそうな深みのある甘さになります。

◆ガーデニング定年女子、「ヒヨドリ」とシャルドネの実を奪い合う

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◆【定年女子のDIY】植木鉢を水性ペンキで好みの色に塗り替えてみた

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