これまで「夫、パートナーとのセックスを拒否したことはありますか?」「腟がゆるい、潤いが足りないと自覚したことはありますか?」など、セックスやフェムゾーンについて読者にアンケートを行ってきた「データでPON!」。
おかげさまで「セックスに関して、よその夫婦はどうしているんだろうと思っていたのですが、この連載で知ることができた」「フェムゾーンの悩みって親しい友人とも話しづらいのですが、この連載で〝私と同じだ〟って思うコメントを見つけ、ちょっとホッしました」など好評をいただいているこの連載。
今回きいてみたのは「自分の女性器(フェムゾーン、デリケートゾーン)、見ていますか?」です。
Q1 自分の女性器(フェムゾーン、デリケートゾーン)を見ていますか?〈回答者数787名〉
★ 「しばらく前に見た」と「最近、見た」を合わせると48%。約半数の方が自分のフェムゾーンを目で見てチェックしたという結果に。その一方で「見たことがない」という人も4人に一人。歯や歯茎などと同様にフェムゾーンもセルフチェック、セルフケアは健康維持のうえで大切です。ぜひ見てほしいです。
Q2 1で「しばらく前に見た」「最近、見た」を選んだ方におたずねします。なぜ見ようと思ったのですか?〈回答者数405名〉
1位 VIO脱毛(陰毛の脱毛)に興味を持ち、自分の陰毛の状態を見ておこうと思ったから 35.9%
2位 下着が擦れる、性器がヒリヒリするなどしたから 31.6%
3位 臭いが気になるようになったから 16.3%
4位 おりものが多くなった、経血が減ってきたなど気になることがあったから 14.9%
5位 夫やパートナーからセックスのときに「最近、膣が緩くなった」など言われたから 1.1%
★「将来、介護される立場になったときに備えて」「ふだんのケアがしやすくなる」などで、何かと話題のVIO脱毛。それが「見た理由」の一位でした。
Q3 1で「しばらく前に見た」「最近、見た」を選んだ方におたずねします。見たときの印象はどうでしたか?〈回答者数407名〉
1位 ちゃんと陰毛の処理をした方がよいと思った 47.8%
2位 色が若い頃と違い、ショックだった 43.6%
3位 外陰部などの形状が若い頃と違い、ショックだった 42.3%
4位 とくに何も感じなかった40.2%
★見た方からはこんな声が。「陰唇がのびてしまっていました。どうしたらいいのでしょう」(49歳・パート・アルバイト)、「黒ずんでいたので何とかしたい。下着などで擦れて黒くなったと思うのですが、フェムゾーンも顔のように美白できるのでしょうか?」(不明)、「陰毛に白髪があるのを見つけ、年齢を感じました」(46歳・専業主婦)、「フェムゾーンが年齢のせいかずいふん痩せてしまっていた。若い頃のようにふかふかにするのは無理でも、少しでも改善できる方法があれば知りたい」(54歳・会社員)、「外陰部がしわしわになっていたが、他の人も同じなのだろうか?」(42歳・会社員)、「婦人科を受診する際に、初めて見てみました。けれどこの年になるまで見たことがなかったので、自分の性器が普通なのか、おかしいところがあるのかがわからない。自分の体の一部なのに、怖いものを見るような抵抗感があり、見てきませんでした。もっと若いときから見る習慣があればよかったと思いました」(54歳・自営業)
「データでPON!」、今回はここまでです。
OurAgeでは今後も「フェムゾーンのお手入れ方法」「尿もれ防止対策」など、フェムゾーンをテーマにした記事を配信していきます。
フェムゾーンについての記事以外にも、40代、50代の健康と美に役立つ情報が満載ですので、ぜひごらんください。