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「性交渉でオーガズムに達せられなくなってしまった。腟が緩んでいるのか?」(48歳)、「階段を昇っているときに腟から空気が漏れ、音がするように」(54歳)、「更年期になって受診した婦人科から〝腟活〟のパンフレットをもらいましたが…」(51歳)『データでPON!』 SP「膣がゆるい、潤いが足りないと自覚したことはある?」

〈毎回テーマを決めてOurAge読者にアンケートを実施し、その結果をご紹介する「データでPON! 」。SEXとフェムゾーンをテーマにしたスペシャル企画、今回はフェムゾーンの悩みとして多い「腟のゆるみ」と「潤い不足」についてきいてみました。今回も率直な声が寄せられましたよ〉

「OurAge」では、これまでもたびたびセックスやフェムゾーンについて読者アンケートを実施。

その結果、回答者の42%がコンスタントにセックスをしていることや(第7回)、フェムゾーンの悩みについて(第11回)紹介してきました。

 

なかでも日頃セックスをしている人たちからよく寄せられる悩みが「のゆるみと潤い不足」。

そこで今回はずばり、そこに焦点を絞り、あらためて調査!

 

まず「のゆるみ」「潤い不足」をどれだけの方が自覚しているかどうか、聞いてみました。

 

Q1 最近「腟がゆるんできた」「以前より潤いがなくなった/潤わなくなった」と自覚することはありましたか?〈回答者数1000名〉

★合わせて48.4%が「あり」。43.2%が「自分で自覚することがあった」、「夫やパートナーに指摘された」という人が5.2%でした。

「生理の時に経血が流れる感じがあります。が緩んだことで流れ出る感じが強くなったのか、更年期の症状なのかが分かりません」(49歳・会社員)、「くしゃみをしたとき尿漏れしてしまったり、夫との性交渉でオーガズムに達せられなくなってしまった。が緩んでいるのか?」(48歳・会社員)、「濡れにくくなってきているので、挿入しても気持ちよさが感じられない」(58歳・公務員)、「とにかく潤いが足りないので、痛くて辛い。でもなかなか使い心地のよい潤滑ゼリーが見つからない」(62歳・専業主婦)、「湯舟につかると知らないうちに内にお湯が入っていて、お風呂から上がるとそれが少しずつ出てきたりする」(55歳・専業主婦)、「階段を昇っているときにから空気が漏れ、音がするようになりました。これってがゆるんできているの?」(54歳・会社員)

 

Q2 「のゆるみや潤い不足について、何か対策をとっていますか〈回答者数547名〉

★潤い不足の対策として、ジェルやローションを使っているという方が多く、中には「アメリカで暮らしている友人と話していたら〝ジェルを使うとピリピリするので、オーガニックオイルにしている〟と言っていた。ふだん身近にこういう話をできる人がいない。もっといたらいいのにと思う」(53歳・専業主婦)、「ドラッグストアで売られているジェルは自分にはイマイチ。もっと粘度のあるものなど、自分に適した製品があれば知りたい」(58歳・会社員)という声が。また「更年期になって受診した婦人科から〝活〟のパンフレットをもらいました。セルフプレジャーについても紹介されていましたが、罪悪感を感じてしまいできません。みなさんはどうされているのか知りたいです」(51歳・専業主婦)、「化粧品だって買うときは必要に応じて店員さんに使用感や効能をきいたりしてから選べるのに、フェムゾーンのアイテムはそうはいかない。かといって婦人科検診のときに医師にきいていいことなのかもわからない。相談できるところがなく、困っている」(52歳・会社員)、「トレに興味があるが、どれを選べばいいのか、また安全なのか、デメリットはないのかなど知りたいことがいろいろあります。実際に使ってみた方の感想も知りたい」(51歳・会社員)といったように、信頼できる相談先やもっと詳しい情報を求めているというコメントも寄せられました。

 

 

Q3  「Q2で〝とくに対策をとるつもりはない〟を選んだ方におたずねします。その理由は何ですか?」〈回答者数298名〉

1位 日常生活でとくに不便を感じないから 43.6%

         加齢による自然現象のひとつだと思い、気にしないようにしているから  43.6%

2位 夫・パートナーから不満を言われたわけではないから 10.7%

3位    そのほか 2.1%

 

★「不便を感じないから」「老化という自然現象だから気にしない」が同率1位でした。

 

最後にこんなコメントをご紹介します。

「日本ではセックスについて話題にしづらい雰囲気があります。親しい友達とさえ、話すには勇気が必要です。最近はSNSで発信していたり、女性誌でも取り上げられていますが、それでも他の人に相談するのは、まだまだハードルが高い。日本は結婚して子どもができるとお互いがパパとママになってしまいます。子どもが巣立って夫婦ふたりだけの時間ができたときには、時すでに遅しで熟年離婚や家庭内別居、卒婚状態になっていたり(もちろんそうではないカップルもいますが)。それにセックスという問題は、男女で温度差があるとも思います。同年代の女性の話はこういった女性誌のコラム、SNSで見聞きできるけれど、男性たちの事情や本音はどうなのか。聞いてみたい」(54歳・会社員)

 

「データでPON!」セックススペシャル今回はここまで。

次回もよろしくお願いいたします!

 

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