6月に発売になった最新刊『不倫、それは峠の茶屋に似ている たるんだ心に一喝!!一条ゆかりの金言集』が、そこそこ売れているようで喜んでいる一条です。そして読んだ人から、「ときに辛口だけど、アグレッシブな先生のお言葉に背中を押されました!」という感想をよくもらうのですが、長年、看てもらっている私の整体の先生に言わせると「ずいぶんソフトな口調で書かれていますね」と。
そう、あれでだいぶやんわり書いているんですよ〰️〰️!傷つきやすい読者もいるからって結構気ぃ使ってるのに、あれで辛口だったのかぁ。ってことは、普段の私がどれだけ口が悪いかっていうことですね(笑)。
まあ、それはさておき、本の反響を見ていると、みんな、背中を押されたがっているんだなぁと思いました。それは、ひとりでは一歩踏み出す勇気がないから…というよりは、100%の責任を自分で取りたくないってことじゃないかしらねぇ。
「だって、一条先生がそうしろって言ったからやったのに、ダメだったんですよぉ」って人に責任転嫁したいだけのような気がしますが。導いてくれる人がほしいといえばかっこいいけれど、私を共犯者にして半分責任取らせようとしても、その考えは甘い!
私がこう言ったからといっても、それを聞いて決めたのはあなたなんだから、自分が決定した責任は自分で取るべきですよ。子供でも大人でも、そこは同じルールです。
そもそも現代の人たちって、たいていは先人が作ったレールに乗っかって生きてるようなものでしょ?昔はけもの道だったところに道が作られて、そのうちそこにアスファルトが敷かれて、やがて動く歩道になって、そこに乗っかって生きているのが今の人たちなのよね。
なのに「この動く歩道、遅いよね」とか文句を言いながら。だから背中でも蹴とばされない限り、新しい一歩が踏み出せないのではないでしょうか。
ということで、これまでの自分の殻を破りたいと思っている人、冒険やチャレンジがしたいと思っている人は、ぜひ『不倫、それは峠の茶屋に…』を購入して、売り上げに貢献していただければと思います(笑)。
「不倫、それは峠の茶屋に似ている たるんだ心に一喝!! 一条ゆかりの金言集」(P187)
取材・文/佐藤裕美
この連載が1冊の本になって発売されました!おかげさまで大好評、たちまち重版に!!
「不倫、それは峠の茶屋に似ている
たるんだ心に一喝‼ 一条ゆかりの金言集」(1,760円・税込)
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